イオンカード(WAON一体型)|年会費やお得なポイント徹底解説
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イオンカード(WAON一体型)の特徴
イオンカード(WAON一体型)は、イオンクレジットサービスが発行するイオンをお得に利用できるクレジットカードで、もっともスタンダードなイオンカードです。
アプリと連携することで最短5分での利用が可能なほか、イオングループでいつでもポイント2倍などイオンユーザーならぜひチェックしておきたい便利な1枚です。
そんなイオンカード(WAON一体型)の特徴を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
年会費永年無料で持てる
イオンカード(WAON一体型)の年会費は、本会員、家族カード会員ともに『永年無料』です。そのため、カード維持費も一切かからないのが特徴です。
しかも、後述するようにイオングループ各店舗での優待や各種特典を利用できるほか、電子マネーWAONとの使い分けもできるコストパフォーマンスの高いクレジットカードです。
アプリとの連携で即時利用できる
イオンカード(WAON一体型)は、申し込み後最短5分で利用することができます。ただしそのためには、イオンカード公式アプリの「イオンウォレット」を利用する必要があります。
イオンカード(WAON一体型)の申し込みは、PCなどからでも可能ですが、イオンウォレットを紐づけた申し込みの方が即時利用できるので非常に便利です。
申し込みからの流れとしては次のようになります。
- ネットで申し込み
- アプリでカードを受け取り
- 全国のiD加盟店やネットショッピングで利用できる
PCもしくはスマホでインターネットで申し込みをすれば、最短5分でアプリでカードを受け取ることができます。
アプリで受け取った後は、イオンiDとしてiD加盟店で電子マネーを利用できますし、Apple Payに設定してもiDとして利用できるようになります。
また、アプリのカード情報を利用してネットショッピングを楽しむこともできるようになりますし、イオングループの各店舗でも利用できます。
※auまたはUQモバイルのAndroid端末ではiDを利用できません。
カード店頭受取りサービスでも当日発行可能
また、ネットからイオンカード(WAON一体型)へ申し込みを行い、「カード受取り方法について」という項目で「店舗で受取ります」を選択すれば、審査通過後に最寄りの店舗内にあるイオン銀行でカードの発行を受けることもできます。
ただし、受取り可能な時間は10時~18時となります。また、一部店舗では、イオン銀行ではなくイオンクレジットサービスカウンターでの受取りとなります。受取りの際は、運転免許証やパスポートなど本人確認書類も忘れずに持参しましょう。
【メモ】カード店頭受取りで発行されるのは仮カード
カード店頭受取りサービスで発行されるのは仮カードです。利用できるのはイオングループなどに限れており、VISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランドが付いていないので一般の加盟店では利用できません(後日、国際ブランドの付帯した本カードが郵送されてきます)。
WAON(ワオン)一体型でお買い物に便利
イオンカード(WAON一体型)には、全国75万ヵ所の加盟店で利用できるイオンの電子マネー「WAON」が搭載されています。白い犬のキャラクターでおなじみのWAONは、お買い物のたびポイントが貯まる電子マネーとして多くのイオンカードユーザーが利用している人気の電子マネーです。
WAONは最高50,000円までチャージできるプリペイド式の電子マネーです。同じプリペイド式の電子マネーであっても20,000円までしかチャージできない電子マネーもありますので、WAONは比較的高額なチャージを可能にしている点で秀逸です。WAONのマークがある店舗であれば小銭いらずで決済ができますので便利です。
WAONでスムーズな支払い+貯めたポイントでもチャージ
WAONのメリットは、他の電子マネーやスマホ決済などと同様に小銭を必要とせずスムーズにお会計できる点です。お買い物200円ごとに1WAONポイントが貯まり、貯まったポイントはWAONチャージとして利用できます。
また、イオンカード(WAON一体型)はオートチャージができるので、残高不足を気にすることなくスマートな決済が可能になります。
イオンカード(WAON一体型)で受けられる優待&お得な特典
イオンカード(WAON一体型)は、イオングループでのお買い物がオトクになるクレジットカードなので、イオンでのショッピングがお得になる特典が付帯してます。また、旅行やレジャーの際にも活用できる便利な特典も付帯します。
イオンのショッピングでお得に使える特典
イオンカード(WAON一体型)などイオンマークの付いたクレジットカードであれば、全国のイオングループでお得になる共通の特典を利用できます。
ときめきポイントいつでも2倍 | 対象のイオングループ各店では、ときめきポイントがいつでも2倍 |
---|---|
お客さま感謝デー | 毎月20日・30日は、全国のイオン、マックスバリュ、ビブレなどで5%OFF |
G.G感謝デー | 55歳以上のイオンカード会員は、毎月15日にレジにてお買い物金額5%OFF |
お客様わくわくデー | 5日・15日・25日の「5の付く日」はWAON POINT2倍 |
ときめきWポイントデー | 毎月10日はときめきポイントが2倍 |
イオンシネマ | イオンカード(WAON一体型)で、イオンシネマにて映画チケットを購入すると同伴者1名まで割引 |
ときめきポイントクラブ加盟店 | コスモ石油やタカキュー、ワタミグループなど、全国のときめきポイントクラブ加盟店でポイント2倍以上 |
イオンだけでなく、イオンの「ときめきポイントクラブ」に加盟している優待店でもお得にポイントが貯められるのも大いに魅力的です。
ときめきポイントクラブの優待の一覧は以下のとおりです。
日本航空 | ポイント2倍 |
---|---|
RHトラベラー | ポイント3倍 |
サンエックスネットショップ | ポイント2倍 |
コスモ石油 | ポイント2倍 ※一部対象外の店舗あり |
ツヴァイ | ポイント2倍 |
アート引越センター | ポイント2倍 |
ワタミグループ | ポイント2倍 ※一部対象外の店舗あり |
神戸・三宮センター街 | ポイント2倍 ※一部対象外の店舗あり |
タカキュー | ポイント2倍 ※一部対象外の店舗あり |
ルネサンス | ポイント2倍 ※一部対象外の店舗あり |
得タク(タクシー予約) | ポイント3倍 |
イオングループ以外でも、上記店舗を利用する際にはイオンカード(WAON一体型)を利用するようにすれば、効果的にときめきポイントを貯められます。
旅行やレジャーなどでお得に使える特典
イオンカード(WAON一体型)はいわゆる一般カードという位置付けですが、旅行やレジャー関連の優待が比較的充実しています。
HIS | 国内・海外のツアーが3,000円OFF |
---|---|
エクスペディア | ホテル8%OFF 航空券+ホテル2,500円OFF |
AEONトラベルモール | パッケージツアー最大8%OFF ときめきポイント2倍 |
Relux | 初回5,000円OFF 2回目以降7%OFF |
じゃらんnet | イオンカードポイントモール経由の申し込みでポイント最大10倍 |
楽天トラベル | イオンカードポイントモール経由の申し込みでポイント最大10倍 |
Yahoo!トラベル | イオンカードポイントモール経由の申し込みでポイント最大10倍 |
近畿日本ツーリスト | イオンカードポイントモール経由の申し込みでポイント最大10倍 |
海外Wi-Fiレンタル グローバルWiFi |
レンタル料金20%OFF 受取手数料無料 |
ロッテ免税店銀座 | カードおよびパスポート提示で「VIP SILVERカード」即時発行(商品購入時最大10%OFF) イオンカードで2万円以上利用で1,000円ギフト券プレゼント |
タイムズカーレンタル | レンタカー利用料金最大35%OFF |
ニッポンレンタカー | 基本料金最大15%OFF |
バジェット・レンタカー | 基本料金28%OFF |
Jネットレンタカー | ネット予約で基本料金最大55%OFF |
トヨタレンタカー | 基本料金5%OFF |
Aチケ(エーチケ) | スマホがそのままチケットになる電子チケットサービス。全国の遊園地、水族館、動物園、美術館、博物館などのレジャー施設のチケットを購入でき、施設によっては通常よりもお得に購入できる |
優待特典 | 全国の対象施設・店舗等でイオンカードでの支払いやカード提示などの条件を満たせば会員向けの優待特典を利用できる。対象施設は公式サイトから検索可能 |
イオンワールドデスク | イオンカード会員を日本語でサポートしてくれる海外デスク。世界16ヶ国24ヶ所に拠点がある |
年会費無料カードでありながら付帯特典は多彩です。
海外デスクも利便性が高い
このうち「イオンワールドデスク」とは、アメリカやカナダ、ハワイ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアに拠点を持つ「日本語サポートサービス」のことです。
北米・ハワイ | ニューヨーク/ホノルル/グアム/シカゴ/ロサンゼルス/サンフランシスコ/バンクーバー/トロント/サイパン |
---|---|
ヨーロッパ | パリ/ロンドン/ローマ/アムステルダム/フランクフルト/マドリッド |
オセアニア | シドニー/メルボルン/ケアンズ/オークランド |
アジア | 東京/台北/北京/シンガポール/ソウル |
イオンワールドデスクでは、現地を訪れるイオンカード会員に向けて観光案内や交通機関情報の提供、ホテルやレストランの予約、レンタル用品・手荷物宅配サービスの手配、緊急時(病気や怪我、荷物やパスポートの紛失など)のサポートを行います。もちろん、日本語で丁寧に対応してくれるので安心です。
最高50万円のショッピング保険にカード盗難補償が付帯
イオンカード(WAON一体型)には、最高50万円のショッピングセーフティ保険が付帯しています。カードで購入した商品の破損や盗難が、最高50万円まで補償されるので安心です。
さらに、カードの盗難に遭った場合や第三者によるカードの不正使用の被害に遭った場合でも、カード盗難補償によって損害の補償が受けられます。
イオンカード(WAON一体型)は、こんな人におすすめ
お伝えしていますように、イオンカード(WAON一体型)は電子マネーWAON(ワオン)が搭載されたイオンカードというだけでなく、ショッピングから旅行まで幅広い特典が付帯した便利なクレジットカードです。
ここからは、イオンカード(WAON一体型)がどんな人におすすめできるカードなのかについてみていきましょう。
イオンでのお買い物が好き、イオングループ対象店の利用が多い方に
イオンカード(WAON一体型)には、イオングループ各店で利用できるお得な割引や会員優待が満載です。
- イオングループ対象店でのお買い物はいつでもポイントが2倍
- 毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」にはレジにて5%OFF
- 毎月15日のG.G感謝デー(55歳以上の会員)は5%OFF
- 毎月10日は「ときめきWポイントデー」として通常の2倍ポイント
- 毎月10日は「ありが10デー」としてときめきポイント5倍
「イオングループ」でのお買い物が好きな方や、グループ対象店の利用が多い方には大変おすすめのクレジットカードです。
電子マネーWAON(ワオン)をお使いの方に!
イオンカード(WAON一体型)は、電子マネーWAON(ワオン)が搭載されているので、WAONをお使いの方におすすめのクレジットカードです。ポイントについても、イオンカード利用分には「ときめきポイント」が還元され、WAON利用分には「WAONポイント」が還元されます。
ちなみに、貯めた「ときめきポイント」は、1P=1円としてWAONに交換することもできます。WAONの利用で貯めた「WAONのポイント」も1P=1円のレートでWAONにチャージすることが可能です。
WAONにオートチャージできる
イオンカード(WAON一体型)には「オートチャージ機能」が付いています。オートチャージの設定をしておけば、WAON残高が少なくなった際に自動チャージが行われます。
もちろん、自動チャージ分にも200円=1P分の「ときめきポイント」が付与されます。WAON利用分には200円=1P分のWAONポイントが付与されますので、オートチャージ+WAON利用でポイントの二重取りも可能です。
【メモ】イオン銀行ユーザーならイオンカードセレクトもおすすめ
イオンカードセレクトは、イオンカードとイオン銀行キャッシュカードが一体になったクレジットカードです。イオンカードの特典も利用できるほか、イオン銀行の普通預金利息が優遇されるお得なカードです。イオン銀行をお使いの方は、イオンカードセレクトを選択してみるのもおすすめです。
即日発行可能なカードをお探しの方に
イオンカード(WAON一体型)は、ネット申し込みの場合のみ最短当日受け渡しが可能です(店頭受取り)。書類郵送等の手間も省けて便利です。また、イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」ならカード申し込み後最短5分でネットショッピングや電子マネーiDなどの利用が可能になります。
家族でときめきポイントを貯めたい方に
イオンカード(WAON一体型)は、家族カードで貯めた「ときめきポイント」も本会員分として自動的に合算されます。家族でカードを利用すれば、より効率的にときめきポイントを貯めることができます。
イオンカード(WAON一体型)のメリット
ここまでの内容を踏まえて、イオンカード(WAON一体型)のメリットについてまとめてみましょう。
イオングループや優待店舗でお得!コスパが高い
イオンカード(WAON一体型)のメリット
- WAON搭載でクレジット+電子マネーの使い分けが可能
- クレジット利用で「ときめきポイント」、電子マネー利用で「WAONポイント」が貯まる
- オンライン申し込みなら最短当日の店舗受け渡しが可能!
- イオンカード公式アプリ経由なら最短5分で利用できる
- 電子マネーWAONのオートチャージに対応!
- イオングループ対象店でポイントいつでも2倍
- 毎月20日・30日は5%OFF!
- 毎月10日はどこでもポイント2倍!イオンでポイント5倍!
- ときめきポイントクラブ加盟店でポイント2倍以上
- 本会員&家族カード会員ともに年会費は永年無料
- ETCカード無料!ETC開閉ゲートにぶつかった場合は最高5万円のお見舞い金を給付
- 最高50万円のショッピング保険が付帯&カード盗難補償も付帯
- 旅行やレジャー関連の優待特典も豊富
電子マネーWAONを搭載したイオンカード(WAON一体型)は、イオングループ各店でのお買い物優待を利用でき、ときめきポイントクラブ加盟の優待店舗でもお得にポイントを貯められます。また、旅行やレジャー関連の優待が比較的充実しているのも特徴です。年会費が永年無料なので、コスパの高いクレジットカードです。
イオンカード(WAON一体型)のデメリット
イオンカード(WAON一体型)のデメリットですが、イオンでお得に使えるカードという点においてはまずまずのスペックです。
そもそもが流通系のクレジットカードなのでステータスカードと比較しても意味がありませんし、流通系の一般カードとしてはメリットの多い満足度の高いカードと言えるでしょう。
ただし、強いてデメリットを挙げるのであれば、「WAONチャージでポイントが貯まらない」点です。
WAONへのチャージはポイントが貯まらない
イオンカードとWAONが一体となったカードですし、オートチャージにも対応しているということもあるので、WAONのチャージでもポイントを貯められるのでは? というイメージの強いイオンカード(WAON一体型)ですが、実はオートチャージでも都度チャージでもWAONへのチャージ分はポイントの付与がありません。これは期待を裏切る大きなデメリットとなってしまっています。
イオンカード(WAON一体型)の評判
では、実際にイオンカード(WAON一体型)を利用しているユーザーからの評判はどうなのでしょうか。評判の良し悪しを問わず、主な声を集めてみました。
日常のメインカードとして活用度が高い!ステータスはなし
ユーザーの評判としては、機能面に対しては上々です。逆に、悪い評判としてはカスタマーサポートの対応力の低さが目立ちます。
良い評判 | 不満点 |
---|---|
・イオンのユーザーなら必携だと思う ・イオンでたくさんポイントが貯まる ・年会費ゼロなので持っておいて損がない ・イオンのゴールドカードも狙える |
・カスタマーの対応が悪い ・イオン以外の還元率は平凡 ・ステータスはない ・ときめきポイント、WAONポイント、WAON POINTなどポイント制度が分かりにくい |
口コミではとにかくカスタマーの対応についての不満が多く見られました。
問い合わせた側の態度にもよるのかもしれませんが、入会を検討するのであればその点についても承知しておいた方が良さそうです。
また、ときめきポイント、WAONポイント、WAON POINTといったポイントの種類の多さに対しての不満も見られましたが、ポイントについては後ほど詳述します。
イオンカード(WAON一体型)の審査
イオンカード(WAON一体型)は、18歳以上で電話連絡可能な人であれば申し込むことができます。しかも、高校生では申し込めないものの、卒業年度の1月1日以降であれば申し込むことができます。
審査難易度は高くない
イオンカード(WAON一体型)は、「スーパーでお得な流通系のクレジットカード」ということもあり、発行のターゲット層は主層がメインとなります。配偶者に収入があれば専業主婦でも申し込むことのできるクレジットカードですので、審査難易度は高くありません。申し込み資格から考えても、審査通過のハードルは比較的低めです。
【メモ】審査難易度が低い=審査が甘いではない
「審査難易度が低い」とか、「審査通過率が高め」などと聞くと、審査が甘く誰でも入会できてしまうような印象を抱きがちですが、審査通過率が高めなのは「信用情報等に問題がない人の場合」に限ります。過去に債務整理等の経験があったりする人は論外ですが(概ね10年以内)、そうでない人でも現在カードローンなどの借入件数や借入額が多い場合は審査通過率が著しく下がります。近年のクレジットカード審査は昔に比べてかなりシビアになっていますので、一般的に審査通過率が高めだと言われているカードであってもなかなか審査にパスできない人が増えています。イオンカード(WAON一体型)の審査に不安を覚えるという人は、まず現在の借入状況などを改善してから申し込むようにしましょう。
イオンカード(WAON一体型)の還元率
イオンカード(WAON一体型)の基本還元率は0.5%です。カード利用200円ごとに1ポイントの「ときめきポイント」を貯められます。また、カードに搭載されている電子マネーWAONでショッピングした場合は、200円ごとに「WAON POINT」を獲得することもできます。
ときめきポイントはイオングループで還元率1.0%
「ときめきポイント」は、通常200円ごとに1ポイントが貯まりますが、イオングループの対象店舗であれば200円ごとに2ポイントが貯まりますので、還元率は1.0%です。
また、毎月10日は「ときめきWポイントデー」として、イオングループ以外で利用しても還元率が2倍(1.0%)になります。
その他、先にもご説明しましたように、「ときめきポイントクラブ」に加盟している優待店舗であれば、いつでも還元率2倍以上で利用できるのでお得です。
電子マネーWAONならイオングループで還元率1.0%
イオンカード(WAON一体型)には電子マネーWAONが搭載されていますので、1枚でクレジットカード機能との使い分けができて便利です。電子マネーWAONの加盟店であればクレジットカードよりも手軽な決済が可能で便利です。
電子マネーWAONの場合、通常は200円ごとに1ポイントの「電子マネーWAONポイント」が貯まりますので、還元率は0.5%です。ただし、電子マネーWAON会員(所有者情報登録)を済ませておけば、イオングループの対象店舗にて還元率が2倍(1.0%)になり非常にお得です。
※WAON POINT加盟店で利用した場合は電子マネーWAONポイントではなくWAON POINTが貯まります。
現金払いならWAON POINTが還元率0.5%
レジでイオンカード(WAON一体型)を提示して商品代金を現金で支払った場合は、「WAON POINT」が貯まります。WAON POINTは200円ごとに1ポイントが貯まり、還元率は0.5%です。
WAON POINTの場合、ボーナスポイント対象商品を購入した際のボーナスポイント付与が対象外となっているので、できるだけイオンカード(WAON一体型)や電子マネーWAONで決済する方がお得です。
イオンカード(WAON一体型)のポイント
上述のとおり、イオンカード(WAON一体型)では「ときめきポイント」・「電子マネーWAONポイント」・「WAON POINT」という3つのポイントが貯まります。ただし、これらのポイントを同時に獲得することはできません。
デメリットの章でもお伝えしましたが、イオンカード(WAON一体型)で貯められるポイントが3種類もあるため、特に高齢のユーザーには分かりにくい傾向にあるようです。
そのため、「もう少しポイントを分かりやすくしてほしい」という声も多いのが現状です。そこでこの章では、「ときめきポイント」・「電子マネーWAONポイント」・「WAON POINT」の3つのポイントの特徴や違いを中心に解説していきます。
ときめきポイント・電子マネーWAONポイント・WAON POINTの違い
「ときめきポイント」・「電子マネーWAONポイント」・「WAON POINT」の3つの違いは、次のようになります。
ときめきポイント | カード決済で貯まるポイント |
---|---|
電子マネーWAONポイント | 電子マネーWAONの決済で貯まるポイント |
WAON POINT | イオンカードを提示して現金で支払った場合に貯まるポイント |
ときめきポイントは良しとして、おそらく多くの方が混乱するのは「電子マネーWAONポイント」と「WAON POINT」の違いではないでしょうか? どちらも似た名称のポイントプログラムなので、ユーザーが混乱してしまうのも無理はありません。
上記のように、電子マネーWAONで支払うと「電子マネーWAONポイント」が、イオンカードを提示して現金で支払った場合は「WAON POINT」というポイントが貯まります。
ただし、WAON POINT加盟店で電子マネーWAONを使用した場合は、電子マネーWAONポイントではなくWAON POINTが貯まります。
貯まった電子マネーWAONポイントはチャージに利用
先述のように通常は200円ごとに1ポイントが貯まりますが、電子マネーWAON会員への登録(所有者情報登録)を済ませておけばイオングループで200円ごとに2ポイントを獲得できるようになるため、お得感が高いです。電子マネーWAONポイントは、1ポイント=1円分として電子マネーWAONにチャージができます。
WAON POINTはショッピング充当などにも使える
イオンカードを提示して現金で支払った場合に貯まる「WAON POINT」は、1ポイント=1円でイオングループなどWAON POINT加盟店でのショッピングに充当することができます。
その他、以下のような交換先があります。
- オリジナル商品
- グルメアイテム
- 家計のお助けアイテム
- 極上体験
- 数量限定アイテム
- エムアイポイントとの相互交換
交換先は比較的豊富です。いずれにしても、現金払い主流派の方もイオンカード(WAON一体型)に入会しておいて損はありません。レジでカードを提示して現金で支払いをすることで効率的にポイントを獲得できるようになります。
ときめきポイント・電子マネーWAONポイント・WAON POINTの比較表
もう少し分かりやすくするために、ときめきポイント、電子マネーWAONポイント、WAON POINTそれぞれの貯まり方などを一覧で比較しておきましょう。
カード使用方法 | 支払い方法 | 基本還元率 | イオンでの 還元率 |
お客さま 感謝デー (毎月20・30日) |
お客さま わくわくデー (毎月5・15・25日) |
ありが10デー (毎月10日) |
ボーナスポイント 対象商品購入での ボーナス付与 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
イオンカードとして使用 | クレジット払い | ときめきポイント 還元率0.5% (200円=1ポイント) |
ときめきポイント 還元率1.0% (200円=2ポイント) |
5%OFF | × | ときめきポイント 還元率2.5% (基本還元率の5倍付与) |
ときめきポイント付与 |
カードを提示して 現金・イオンギフトカードなどで支払い |
― | WAON POINT 還元率0.5% (200円=1ポイント) |
5%OFF | WAON POINT 還元率1.0% (基本還元率の2倍) |
WAON POINT 還元率2.5% (基本還元率の5倍) |
× | |
電子マネーWAONとして使用 | 電子マネー払い | 電子マネーWAONポイント 還元率0.5% (200円=1ポイント) |
WAON POINT 還元率0.5% (200円=1ポイント) ※ただし電子マネーWAON会員に登録するとポイント2倍 |
5%OFF | WAON POINT 還元率1.0% (基本還元率の2倍) |
WAON POINT 還元率2.5% (基本還元率の5倍) |
WAON POINT付与 |
イオンカード(WAON一体型)でクレジットカード払いを選択しても電子マネーWAONでの支払いを選択しても、貯まるポイントがときめきポイントかWAON POINTかの違いだけですのでお得感は変わりません。
現金払いの場合はボーナスポイント対象商品を購入してもボーナスポイントが付与されない分だけ損です。ときめきポイントを貯めるか、WAON POINTを貯めるか、好みに応じて使い分けるのがおすすめです。
電子マネーWAONポイントとWAON POINTはまとめて管理OK
ちなみに、電子マネーWAONポイントとWAON POINTは「smart WAONウェブサイト」にてまとめて管理することができます。
つまり、電子マネーWAONの加盟店で貯めた電子マネーWAONポイントと、イオンでの現金払い(WAON支払い含む)で貯めたWAON POINTを一元管理することで、WAON POINTを電子マネーとしてでも利用することができるようになります。
もちろん、従来通りの使い方としてWAON POINTをイオンでのショッピング充当などに使用してもOKですし、好きなアイテムなどに交換することも可能です。
貯まったときめきポイントの使い方
イオンカード(WAON一体型)のクレジット利用で貯めた「ときめきポイント」は、
- 商品への交換
- 電子マネーWAONポイントに交換
- オンラインショップの支払いに充当
以上の交換先から選べます。
ときめきポイントの交換手段は3種類
ときめきポイントは、「PC・スマホ」、「電話」、「郵送」の3種類から交換手段を選べます。もっとも手軽なのはPC・スマホでの申し込みですが、電話でも自動音声なのでマイペースに手続きができます。
※電子マネーWAONポイントへの交換は郵送では受け付けていません。
貯まったポイントはJALマイルにも交換できる
イオンカード(WAON一体型)で貯まったポイントは「2ポイント=1マイル」のレートでJALマイルに移行することもできます(要JMB登録)。移行の際は、1,000ポイントから500ポイント単位での交換が可能です。
一見すると高レートではないように見えますが、1マイルあたりの価値は2円以上にもなります(マイル交換先による)。そのため、2ポイント(2円相当)で1マイルに交換できるのはほぼ等価交換に等しいレベルですし、貯めたマイルの交換先によってはそれ以上の価値を生み出します。
JMB会員の方であれば、余ったときめきポイントをマイルへ移行して有効活用することが可能です。
イオンカード(WAON一体型)と電子マネー
イオンカード(WAON一体型)は電子マネーWAONを搭載しており、かつ「イオンiD」などの電子マネーも利用できます。また、Apple Payに登録すれば「iD」として割り当てられますので、電子マネーとの相性は比較的良いクレジットカードです。
WAONのチャージはときめきポイント付与対象外
先にもご説明しましたが、イオンカード(WAON一体型)からWAONへのチャージ分についてはポイントが貯まりません。せっかくオートチャージという便利な機能がありながらポイントを獲得できないのは非常に残念な点です。
iDは後払い式なのでポイントが貯まる
Apple Payで割り当てられるiDもイオンiDも、後払い式の電子マネーとしてイオンカード(WAON一体型)での決済となるため、利用分はときめきポイントの対象となります。
Suicaチャージなどは還元率0.25%
モバイルSuicaやSMART ICOCAにもチャージすることが可能ですが、その場合は400円ごとに1ポイントの付与となるので還元率は0.25%とかなり低くなります。
ただし、モバイルSuicaやSMART ICOCAのチャージでポイントが付かないクレジットカードも多いので、例え0.25%という低還元率であってもポイント付与の恩恵を受けられるのはメリットです。
イオンカード(WAON一体型)の付帯保険
イオンカード(WAON一体型)には旅行傷害保険などの付帯はありませんが、ショッピングに関する補償が付帯します。
年間50万円までのショッピングセーフティ保険が付帯
付帯するのは「ショッピングセーフティ保険」で、イオンカード(WAON一体型)で購入した商品が、万が一にも偶発的な事故(破損事故・火災事故・盗難事故)によって被害を受けてしまった場合に、年間50万円を限度に補償を受けられます。ただし、補償されるのは1商品5,000円以上であり、かつ購入日から180日以内の被害に限られます。
イオンカード(WAON一体型)の追加カード|家族カードやETCカード
イオンカード(WAON一体型)は、追加カードとして家族カードやETCカードの発行が可能です。家族カードもETCカードも年会費は無料ですし、ETCカードの発行手数料も不要です。
家族カードは3枚まで発行可
家族カードの利用分も本カード会員の口座から一括引き落としとなるので、家計管理もラクラクです。また、貯めたポイントも合算されるので効果的にポイントを貯められるメリットがあります。ただし、家族カードの発行は3枚までという制限がありますので注意してください。
ETCゲート車両損傷お見舞金制度も付帯
イオンカードの追加カードとして発行されるETCカードには、「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」が付帯しています。ETCゲートを通過中、万一開閉バーに衝突した場合でも年1回一律5万円のお見舞い金を受け取れます。
イオンカード(WAON一体型)の締め日と支払日
イオンカード(WAON一体型)の締め日と支払日は、
- 締め日…毎月10日
- 支払日…翌月2日
以上のようになっています。
引き落としができなかった場合の対応
基本的に、クレジットカードの利用料金は引落し日の前日に口座へ準備しておくのが望ましいです。なぜなら、引き落とし先に指定している銀行によって引き落とされるタイミングが異なるからです。金融機関によっては朝一番で入金しても間に合わないケースもあります。
引き落とし日に支払いができなかった場合、引き落とし口座がイオン銀行であれば3日~5日までの間に再引き落としが行われますので、それに間に合わせる形で口座へ入金しておけば問題ありません。イオン銀行以外の口座の場合は、振込による支払いとなります。
【メモ】支払いを遅延したら速やかな対処を
振込先口座はイオンクレジットサービスからの電話で案内がありますが、「暮らしのマネーサイト」や「テレホンアンサー(自動音声応答サービス)」から自分で確認することも可能です。イオンクレジットサービスからの連絡を待つよりは、こちらから速やかに振込をしておくのがベストです。カード会社からの心象悪化を防ぐことができますし、将来的な与信面にも大きく影響する心配がなくなります。
イオンカード(WAON一体型)の紹介まとめ
イオンカード(WAON一体型)についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能に、電子マネーWAON(ワオン)を搭載した便利なクレジットカードです。しかもイオンカード(WAON一体型)の年会費は、本会員&家族カードともに永年無料です。
イオンのユーザーなら必携
イオンカード(WAON一体型)会員には、イオングループ加盟店でお得な優待や特典が用意されており、イオングループ加盟店でのポイントはいつでも2倍、毎月10日には「ときめきWポイントデー」と題してイオン以外でも通常の2倍のポイントが付与されます。
その他、毎月20日・30日には「お客さま感謝デー」で5%の割引が受けられますし、55歳以上を対象とした「G.G感謝デー」でも同じく5%の割引が適用されるなどイオングループ各店でお得に利用できるのが最大の特長で、イオンのユーザーなら必携の1枚です。
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