iDとQUICPayの違いは?後払い電子マネーはどっちを選ぶべき?

更新:2022年5月30日

後払い電子マネー iDとQUICPayの違いは?どっちを選ぶべき?
クレジットカードと紐づけて使える「ポストペイ型」電子マネーと言えば、「iD」と「QUICPay(クイックペイ)」の2種類。
iDとQUICPayはどちらも利用方法が似ており、よく比較される電子マネーです。今回は、iDとQUICPayについて、様々な要素で比較してみました。

自分にとってiD搭載のクレジットカードがいいのか、QUICPay搭載のカードが良いのか、迷っている方はぜひ参考にしてください。

iDとQUICPayの違い

ここでは、iDとQUICPayの違いを、下記内容で具体的に比較します。

  • 使えるお店
  • 対応クレジットカード
  • 利用方法(ツール)
  • お得度

使えるお店で比較

利用シーン
公式情報によると、2022年5月時点でiDは全国175万台以上設置。一方、QUICPayは全国173万店舗との表記です。使える店舗数は両社とも非常に多く、iDが店舗数ではやや優勢ですが、実際の使い勝手はさほど変わりません。

そこで、具体的な違いをチェックするため、iD、QUICPayを使える店舗のごく一部を抜粋し、表にしてみました。

iD、QUICPay共通店舗

iDおよびQUICPayの共通店舗の一例は、以下の通りです。

ジャンル 店舗名
コンビニエンスストア アンスリー
くらしハウス
サンコス
スリーエイト
セブン‐イレブン
ファミリーマート
セイコーマート
ミニストップ
ローソン
スーパー イオン
イトーヨーカドー
アピタ
まいばすけっと
KOHYO
平和堂
ヨークフーズ
飲食店 ガスト
バーミヤン
ケンタッキーフライドチキン
ココ壱番屋
すき家
マクドナルド
ロッテリア
ドトール
コメダ珈琲店
ドラッグストア ウェルシア薬局
ドラッグスギヤマ
コクミン
ココカラファイン
スギ薬局
マツモトキヨシ

ジャンルを絞り、ごく一部のみのご紹介ですが、それでも数えきれないほどの対象店舗数。共通店舗も非常に多く、メジャーなチェーン店などはほとんどがiD、QUICPay両方使える環境になっています。

iDのみ利用できる店舗

ここでは、iDのみ利用できる店舗を一部抜粋してみました。

ジャンル 店舗名
コンビニエンスストア なし
スーパー フードセンター
フードウェイ
フレンドマート
やまや
肉のハナマサ
オークワ
飲食店 プロント
カフェソラーレ
ステーキのどん
カフェベローチェ
ミスタードーナツ
ドラッグストア ライフォート
パワードラッグワンズ
日本調剤
ドラッグセガミ

店舗数に大きな違いはなくとも「iDのみ利用できる店舗」は意外と多く、QUICPayが使えない「ミスタードーナツ」などのメジャー店舗でも利用できるのは大きなメリットです。

iDのみが対象店舗となっているお店を使いたいなら、iD機能付きカードを1枚は持っておくと便利です。

QUICPayのみ利用できる店舗

ここでは、QUICPayのみ利用できる店舗を一部抜粋してみました。

ジャンル 店舗名
コンビニエンスストア NewDays
NewDays KIOSK
スーパー アコレ
いちやまマート
オオゼキ
中央スーパー
飲食店 おかげ庵
銀座ルノアール
ナガハマコーヒー
フレッシュネスバーガー
魚べい
ドラッグストア アイセイ薬局グループ
オストジャパン
セイムズ
ヤックスドラッグ

意外にもコンビニ系はQUICPayのほうが対応店舗は多く、ジャンルによって対応店舗数が逆転するということが分かります。
さらに、ジャンルに絞ってQUICPayのみ利用できるお店をチェックしてみると、iDとはまた異なる店舗が多数。iDとQUICPayは共通店舗が多い一方で、どちらかしか使えない店舗も一定数存在することが分かります。

店舗数ではiDがやや優勢

総合すると、どちらか一方しかもっていないと、もう片方のみの対応店舗では使えず不便に感じるケースも。単純な対応店舗数はiDがやや多いものの、使い勝手自体はさほど変わらないと言えるでしょう。

対応クレジットカードで比較

iD・QUICPayのカード選び
iDのサービス提供元はNTTドコモ、QUICPayはJCBです。iDとQUICPayに対応しているクレジットカードは、提供元との提携の有無によってきめられています。

iDはVisa、マスターカード。QUICPayはJCB、アメックス系カードが多い

傾向としてはVisaとマスターカードはiD、JCBとアメックスはQUICPayと紐づけられているケースが多くあります。

そうでないケースももちろんありますが、おおむねカードブランドによってどちらの電子マネーと提携しているかが決まってくるため、このような傾向になっていると言えます。

具体的に、iDとQUICPay、それぞれに対応しているカードブランドを一部挙げてみました。それぞれに対応しているクレジットカードを選ぶ際、ぜひ参考にしてください。

iD対応カード QUICPay対応カード
三井住友カード JCBカード
イオンカード アメリカン・エキスプレス・カード
dカード 三菱UFJニコス
オリコカード オリコカード
セゾンカード セゾンカード
UCカード セディナカード
ライフカード エポスカード
ポケットカード ビューカード
ペルソナカード 楽天カード

利用方法で比較

iDとQUICPayを店頭で利用する方法は同じです。カード型、スマホ型など形態問わず、基本的にはお支払い時に「かざす」だけでOK。決済音が鳴ったら、支払い完了です。

使える形態はQUICPAYの方が豊富

利用時に差が出るのは、形態の多様さ。iDはカード型、もしくはスマホ連携型のみ提供されているのに対し、QUICPayはキーホルダー型なども存在します。具体的に表にまとめると、以下の通りです。

iD提供形態 QUICPay提供形態
・カード型
・スマホ連携型
・スマートウォッチ連携型
・カード型
・スマホ連携型
・スマートウォッチ連携型
・コイン型
・キーホルダー型(ディズニー)
・nanaco一体型
・ANA QUICPay+nanaco(搭乗スキップサービス機能つき)

比べてみると、圧倒的にQUICPayのほうが使える形態が豊富です。キーホルダー型などに興味がある方は、QUICPayが向いていると言えますね。

お得度で比較

iDとQUICPayのお得度は、クレジットカードそのものの還元率によって異なります。よって、電子マネーそのもののお得度に違いはありません。

お得度はクレジットカードの還元率に準じる

一般的なクレジットカードの還元率である「0.5%」がボリュームゾーンで、高還元率なクレジットカードでは「1.0%」となるケースも。高還元率で電子マネーを使いたいのであれば、iDやQUICPayという区分よりも、もとになるカードの還元率で選びましょう。

参考のため、それぞれの電子マネーが使える代表的なクレジットカードの還元率を表にまとめました。還元率の目安としてご覧ください。

iD対応カードの還元率
カード名 還元率
イオンカード 0.5%
dカード 1.0%
三井住友カード 0.5%
ライフカード 0.5%
QUICPay対応カードの還元率
カード名 還元率
JCB CARD W 1.0%
アメリカン・エキスプレス・カード 0.5~1.0%
エポスカード 0.5%
ビュー・スイカカード 0.5%

iD・QUICPayは国内向けサービス。海外利用は不可。

ちなみに、iDやQUICPayは国内向けの決済サービス。海外では利用できません。海外でポストペイ型の電子マネーを使いたいなら、クレジットカードそのものについているタッチ型決済機能(Visaのタッチ決済、マスターカードコンタクトレスなど)が便利です。

iDとQUICPay、選ぶならどっち?

iDとQUICPay、どっちがいい?
ここでは、実際にiDとQUICPayを選ぶならどっちがよいか、向いている条件をまとめました。

iDが向いている人

iDが向いているのは、下記条件に当てはまる方です。

  • なるべく多くのお店で使いたい
  • マスターカード・Visaカードを使いたい
  • ドコモのandroidユーザー(おサイフケータイでiD対応可能)

なるべく多くのお店で使いたい

iDはQUICPayと比較し、2022年時点で対応店舗が2万店舗多くなっています。よって、少しでも多くのお店で使える電子マネーを求めるなら、iDがおすすめ。

大きな使い勝手の違いはないものの、やはり普及率の高さは魅力的です。

マスターカード・Visaカードを使いたい

iDに対応しているクレジットカードは、先述の通りVisaまたはマスターカードが中心です。よって、国際ブランドの中でも「マスターカード」または「Visa」を使いたい方は、iDに向いていると言えるでしょう。

Visaやマスターカードは世界的にも利用可能店舗が多いため、カードとしても電子マネーとしても利用店舗が多い方を選びたいなら、iDは最適です。

ドコモのandroidユーザー(おサイフケータイでiD対応可能)

ドコモユーザー、かつandroid端末を使っている方は「iD」がおサイフケータイで使えるため、便利です。ちなみに、SIMフリー端末ならどこの会社と契約していても、おサイフケータイでiDが使えます。

それ以外のキャリアやSIMロック端末ではiDはおサイフケータイ対応外のため、ご注意ください。iDで高還元率のdカードもドコモユーザーに親和性が高いため、ドコモユーザー、かつandroidスマホ利用者は断然iDが良いでしょう。

ただし、iPhoneの場合はどのキャリアでも関係なく、iD対応カードを登録すればiDとして利用可能。ドコモユーザー以外でiDを使いたければ、iPhoneでご利用ください。

端末とキャリアごとの「iD」利用可否を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。ドコモユーザーならどのパターンでもiDが使えます。

キャリア/マートフォン種類別iDへの対応状況
  android android
(SIMフリー)
iPhone
ドコモ
ソフトバンク ×
au ×
格安SIM ×

iD向けカード「dカードゴールド」

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(初年度)
11,000円(税込) 年会費
(2年目)
11,000円(税込)
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dカードGOLDは、NTTドコモが発行するゴールドカード。
iD搭載で様々なお店で利用可能。常時1.0%以上の還元率でiDが使えます。

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dカードシリーズはiDの提供元から直接発行されているため、iD関連のキャンペーンも積極的に行われており、iDを使っていきたい方には最適と言えます。

QUICPayが向いている人

電子マネー「QUICPay」が向いているのは以下のタイプの方です。

  • JCB・アメックスのカードを使いたい
  • カードもスマホもなしで電子マネーを利用したい
  • 非ドコモユーザーでおサイフケータイを活用したい方

JCB・アメックスのカードを使いたい

QUICPayはJCBから提供されている決済サービスですので、JCB発行のクレジットカード、もしくはJCBと提携しているアメリカン・エキスプレス・カードとの相性抜群です。それぞれのカードでは、QUICPay関係のキャンペーンなども積極的に行われています。

JCBやアメックスのクレジットカードを使っていきたい方は、電子マネーは「QUICPay」をぜひ活用しましょう。

カードもスマホもなしで電子マネーを利用したい

カードやスマホがなくても気軽に電子マネーを利用したいなら、コイン型、キーホルダー型がある「QUICPay」が便利です。
逆に、iDはカード型、もしくはスマホ・スマートウォッチ型でしかサービス提供がないため、スマホやカードレスを求めるなら自然と選択肢は「QUICPay」のみとなります。

非ドコモユーザーでおサイフケータイを活用したい方

ドコモ以外のキャリアでandroid端末を利用している方は、QUICPayが便利です。おサイフケータイでは、基本的にiDは「ドコモユーザー」しか使えませんが、QUICPayならどのキャリアスマホを使っていても登録可能。
決済の選択肢を広げるためにも、非ドコモユーザーはQUICPayの利用を視野に入れてみましょう。

QUICPayがお得「JCB CARD W / W plus L」

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QUICPay提供元であるJCB発行のカードですので、キャンペーン等も活発に行われています。QUICPayをとにかく便利、お得に使いたいなら、おすすめの1枚です。

iDとQUICPayのW搭載型クレジットカードも

カードに直接搭載ではありませんが、今はやりの「スマホ決済」として、おサイフケータイに登録でiD、QUICPay両方使えるのはセゾンカード。
QUICPayならキャリアに関係なく利用でき、さらにドコモユーザーならおサイフケータイで「iD」対応なので、QUICPayとiDの使い分け可能です。

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%〜 発行日数 最短即日発行 


セゾンカードインターナショナルは、大手カード会社「クレディセゾン」から発行されている最もスタンダードな1枚。年会費無料で、おサイフケータイに登録でiD、QUICPay両方使えます。

iDとQUICPayにダブルで対応!シーンによって使い分けできる

ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、iDとQUICPay両方使えるカードは貴重。なおかつ、スマホで決済できるのでおサイフを持たずにショッピング可能です。
どちらの電子マネーも上手に使いたいなら、セゾンカードがおすすめです。

まとめ

iDとQUICPayは、後払い式電子マネーの代表格。使い方はほぼ同じですが、利用形態や対応クレジットカード、加盟店などに違いがあります。

チェーン店などではどちらも使えるケースが多く、最終的にはどのクレジットカードと紐づけた電子マネーを使いたいか、という目線で選ぶのが良いでしょう。
iDとQUICPay、違いを理解したうえで、ぜひ自分とって使いやすい、お得な電子マネーを選んでくださいね。

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