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ETCカードに審査はある?審査なしで持つ方法や発行の流れなどを解説

更新:2020年10月23日

虫眼鏡を持って見ている男性

ETCカードはドライブや旅行で高速道路を利用するときに必須のアイテムですが、いざ持とうと思うと、「審査」の有無や難易度が気になってくる方もいると思います。

今回は、ETCカードには審査があるのか、ETCカードの申し込みから審査、発行までの流れや、「審査なし」で持てるETCカードについて解説します。これからETCカードを持とう、ETCカードについて知っていこうという方は、ぜひ参考にしてください。

ETCカード自体に審査は「ない」というのが正解!

さて、この記事を読んでいる方の最大の関心は「ETCカードに審査はあるのか」ということに尽きると思いますが、結論から言うと、ETCカードに審査はありません。

さらに正確にお伝えしますと、一般的なETCカードは「クレジットカード」の追加カードという形で発行されているものがほとんどですから、「ETCカード」自体には審査はないものの、ETCカードを発行するのに必要な「クレジットカード」にはしっかり審査があるという認識になります。

後に、完全に「審査なし」で持つことができるETCカードについても解説はしますが、そちらは審査がない以外のメリットがない上にデメリットが目立つため、どうしてもETCカードがないとダメ、かつクレジットカードは持てない(持ちたくない)という方にしか向いていないと言えます。

クレジットカードの「審査なし」でETCカードを持つ方法

ここまでETCカードの発行や審査の流れなどを解説した上で、それでも「審査」なしでETCカードを作りたいという方にご紹介できるのは「ETCパーソナルカード」のみです。

ETCパーソナルカードは、クレジットカードとは無関係の、「独立したETCカード」です。クレジットカードとしての機能はもちろんなく、純粋にETCゲートを通過するためだけに発行される、ETC支払い専用のカードです。こちらは、高速道路6会社が共同で発行しており、信用無しでも「デポジット(保証金)」をあらかじめ支払っておくことで使えるというものです。

デポジットは、申込者の平均利用月額の4倍の額を預託する必要があり、月に2万円を高速道路で利用したければ、その4倍の「8万円」を支払う必要があります。また、支払いが済んでいない利用金額の合計がデポジットの80%を超えると、利用が停止されるケースがあるのでご注意ください。

ETCパーソナルカードは「申込書」の郵送で申し込み可能

ETCパーソナルカードの申し込みは、クレジットカードなどとは異なり、オンライン申し込みはできません。申し込みはETCパーソナルカード事務局(TEL 044-870-7333)に電話をして書類を送ってもらうか、SA等のインフォメーションにて入手できます。

申込書に必要事項を記載し、切手を貼ってETCパーソナルカード事務局宛に郵送後、デポジットの振込依頼が届きますので、コンビニや郵便局などで振込完了後、郵送でETCパーソナルカードが送られてきます。

ここまでの説明で気がついた方もいるかもしれませんが、ETCパーソナルカードは「審査無し」というメリットはあるものの、「維持費」、「発行スピード」、「付帯サービス」どれをとってもデメリットしかありません。

デポジットはただの保証金ですから、もちろんそこから料金が充当されるわけではなく、そのお金はあずけたまま、銀行口座から引き落としがされるしくみですので、常にデポジット分のお金は「なくなった状態」も同然です。

信用情報がブラックなど、どうしてもETCパーソナルカードでないといけない事情がない限りはあまりおすすめできません。むしろ、そこまでしてETCカードをもつべきかどうか、一度考えてみるといいでしょう。

ETCカード申し込みから審査・発行までの流れ

すでにクレジットカードを所持しており、さらにETCカード対応のクレジットカードであれば、ほとんどのケースでカード会社のお客様専用ウェブサイトから申し込みが可能です。やり方がわからない場合は、クレジットカード背面に記載してあるカードデスクに問い合わせるといいでしょう。

ここでは、「完全に一からの申し込み」、つまりクレジットカードを保有していない方がETCカードを発行してもらうまでの簡単な流れを解説します。

POINT

クレジットカード・ETCカードを発行してもらうまでの流れ

  • クレジットカードの申し込み
  • クレジットカード審査
  • 審査通過連絡・カード発送(即日発行ならカウンター来店)
  • クレジットカード・ETCカード受け取り

STEP1.クレジットカードの申し込み

ETCETCカードを手に入れるためには、まずは自分の気に入ったクレジットカードを選び、「申し込む」ことからスタートします。ETCカードの発行を望んでいる場合は、申し込みの途中で「追加カード」をどうするかという質問項目がありますから、ETCカードの追加も同時に申し込みします。

ここでは、本人確認書類などが必要となるケースがあるため、手元に用意しながら進めましょう。

店頭受け取りが可能なETCカードに関しては、場合によってはここでETCカードを申し込まず、クレジットカードの受け取り時に「発行申し込み」をして、その場で受け取れるタイプもあります。即日発行できるのは大手ですとセゾンカードに限られてきますが、そういった「即日発行タイプ」のETCカードを選びたい方は申し込み時に少し注意が必要です。

STEP2.クレジットカード審査

申し込みが完了したら、次に「クレジットカード」の審査に移ります。クレジットカードの審査は、一般的に「支払い能力」、「信用情報」、「資産」をチェックされます。

支払い能力は文字通り年収や勤務先、雇用形態、勤続年数、借金の有無などから判断される、「この人はどの程度クレジットカード利用時に返済する能力があるか」という項目です。当然ですが、安定した職業で、収入が多く、勤続年数が長いほどプラス評価です。

資産についても、持ち家の有無や金融資産について聞かれる申し込み項目がある場合もありますが、そういったところから「担保」となるお金や土地(家)などがあるかをチェックされます。こちらは、あくまでもいざというときの「担保」ですから、そこまで重視されない傾向にあります。

クレジットカード審査で最重視されるのは「信用情報」

クレジットカードの審査において、全てのカードで最も重視されるのは「信用情報」といっても過言ではなく、信用情報が悪ければどのクレジットカード審査にも通りません。

信用情報(クレヒス)とは、簡単に言えばカードローンやクレジットなどの信用を担保に行う取引(信用取引)に関する記録のことです。クレジットカードなら、どのカードにいつ申し込んだのか、いつ利用して返済はどうなったかなど詳細に記録されており、どのカード会社も情報を閲覧できます。

そのため、これまでローンを踏み倒した経験が5年以内など直近である方は、確実に「ブラック」扱いとなり審査通過は難しいでしょう。逆に、携帯電話の月賦支払いやちょっとしたショッピングローン、他社のクレジットカードなどを利用してきちんと返済している記録が残っている方にとっては、それほど問題にはなりません。

一般的なクレジットカードレベルなら、ある程度の安定収入と、悪くないクレヒスがあれば審査は問題ないでしょう。

STEP3.審査通過連絡・カード発送(即日発行ならカウンター来店)

審査に無事通過したら、晴れてクレジットカードが発行されます。店頭受け取りの場合は直接来店が必要ですが、そうでない場合は郵送が基本ですから、到着まで待ちましょう。

ふつう、ETCカードよりもクレジットカードの方が先に到着しますから、クレジットカードだけが届いたとしても、焦る必要はありません。きちんとETCカードに申し込んだのであれば、遅れて届けられるはずです。

STEP4.クレジットカード・ETCカード受け取り

店頭や郵送にて、クレジットカード・ETCカードを受け取って完了です。受け取ったクレジットカードやETCカードはすぐに利用できますが、クレジットカードによっては受け取ってから「口座振替」の申し込みをする必要があるため、すみやかに引き落とし口座の登録は済ませておきましょう。

うっかり登録せずに使ってしまい、さらに請求書にも忙しくて気がつかず・・・となると、クレヒスにキズがついてしまい、次にカードを作りたくなってもできなくなってしまいます。

審査が柔軟でETCカード発行しやすいクレジットカード

ETCカードを初めて発行する方、審査が少し不安だけどクレヒスにそこまで問題があるわけじゃない、という方におすすめなのが、即日発行にも対応で柔軟な審査を実施している「セゾンカードインターナショナル」です。

セゾンカードインターナショナル

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%〜 発行日数 最短即日発行 


セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンが発行する最もスタンダードなクレジットカードです。年会費は無料、ETCカードの発行手数料・年会費も無料で維持しやすくなっています。

クレジットカード、ETCカードともに「永久不滅ポイント」が0.5%の還元率でたまる、西友やリヴィンなどの提携先で優待が受けられるなど、作ると様々なメリットがありますが、中でも審査が不安な方にとっては「審査の柔軟さ」が魅力的と言えます。

セゾンカードは、もともとセゾンの関連グループ店のユーザー向けに発行されているクレジットカードですから、主婦や学生といった層でも作りやすいよう、審査難易度はそれほど高く設定されていません。そのため、これまでカード審査を受けたことがなくて不安という方も、ETCカードを作るためのファーストカードとして選ぶのにおすすめです。

まとめ|親カードに審査はあるが、ETCカードに審査は無い

ETCカード発行したい親カードの審査が不安なら柔軟なものを選ぼう

一般的なETCカードは、クレジットカードの「追加カード」として発行されているものがほとんどです。そのためETCカード自体には審査はないものの、元になる親カードには審査があります。

完全に審査が不要な唯一のETCカードとして「ETCマイレージカード」がありますが、ETCマイレージカードは初期コストがかかり、メリットが少ないためあまりおすすめできません。

クレヒスに大きな問題がないのであれば、ETCカードを作るときには流通系カードなどの「審査が柔軟」なクレジットカードに申し込み、ETCカードを作るようにしましょう。

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