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最近では、数多くのホワイトニング歯磨き粉が販売されています。市販のホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くするホワイトニングの効果があるのか疑問を持っている方も多いと思います。

今回は、ホワイトニング歯磨き粉の効果と、購入する際のポイントについて解説します。

ホワイトニング歯磨き粉とは?

市販のホワイトニング歯磨き粉は、歯の表面の汚れを除去し、白さをキープするという効果が期待できます。歯科医院で行うオフィスホワイトニングや、歯科医院で処方されるホワイトニングの薬剤と、市販の歯磨き粉では、成分が異なります。

そのため、ホワイトニング歯磨き粉を使用してのブラッシングのみでは、歯科医院でのホワイトニングと同様の効果は得られないといわれています。しかし、ホワイトニング歯磨き粉で毎日のブラッシングを行うことは、歯の着色汚れの予防に効果的であるといわれています。

ホームホワイトニングに最適

歯科医院でのホワイトニングでは、専用の薬剤で歯の内側から漂白します。そのため、ホワイトニング後、即時的に歯の白さを実感しやすいといわれています。しかし、歯科医院への通院が必要であったり、比較的高額な費用がかかったりとデメリットも少なからずあります。

ホワイトニング歯磨き粉でのセルフケアは、自宅で気軽にホワイトニングを試してみたい方におすすめです。また、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで白くなった歯をキープするために、ホワイトニング歯磨き粉を使用する場合もあります。

アメリカ・イタリアなど海外で人気

アメリカやイタリアなど海外では、ホワイトニング歯磨き粉が人気です。海外は日本に比べて、歯の美しさに対する意識が高いといわれています。そのため、日本に比べて海外では数多くのホワイトニング商品が販売されています。

また、海外では、日本の場合は歯科医院でのみ処方が許可されている成分を、市販の歯磨き粉にも使用することができます。つまり、海外のホワイトニング歯磨き粉は、日本の市販されている歯磨き粉と比べてホワイトニング効果が高いといえます。

海外製の歯磨き粉の注意点

前述のように、個人差はありますが、海外製のホワイトニング歯磨き粉は、日本の歯磨き粉に比べてホワイトニング効果が高いといわれています。しかし、海外製のホワイトニング歯磨き粉の使用については注意点もあります。

日本人の歯は、欧米人と比べて歯を守る役割のエナメル質が薄いという特徴があります。そのため、場合によっては、刺激の強い海外製の歯磨き粉を使用すると、神経を刺激してしまい、痛みや違和感があらわれるリスクがあります。

参考:ホワイトニングの効果まとめ|歯医者でやるメリット

市販のホワイトニング歯磨き粉に効果はある?

一般に市販されているホワイトニング歯磨き粉に果たして効果はあるのでしょうか。歯科医院でのみ使用が許可されている「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの成分は、市販の歯磨き粉には含まれていません。

そのため、市販のホワイトニング歯磨き粉のみのケアでは、歯科医院でのホワイトニング同様の効果を得ることは難しいでしょう。しかし、市販の歯磨き粉であっても、歯の表面に付着した汚れを落としたり、歯科医院でのホワイトニング後の歯の白さをキープしたりする効果は期待ができるといわれています。

ホワイトニング歯磨きでできるのは汚れ落としまで

ホワイトニング歯磨き粉の効果としては、歯の表面に付着したプラーク(汚れ)を落とすことができるといわれています。歯そのものを漂白して白くすることはできないため、歯科医院で行うホワイトニングの効果と混同しないようにしましょう。

ホワイトニング効果の高い歯磨き粉・製品選びのポイント

毎日行う歯磨きで、歯に付着した汚れを効果的に取り除きたいですよね。次に、ホワイトニング効果の高い歯磨き粉や製品を選ぶ際のポイントを説明します。

ホワイトニング効果のある成分の配合

市販の歯磨き粉に配合することができる成分のうち、表面の汚れを落としてホワイトニング効果が高いといわれている成分があります。主に、「分散ポリリン酸」「ヒドロキシアパタイト」です。

分割ポリリン酸とは

分割ポリリン酸とは、あらゆる生物の体内に存在する分子のひとつです。リン酸が鎖状に結合し、その長さと濃度によってそれぞれ効果が異なります。歯科治療に用いられることが多いですが、育毛や、肌の再生など様々な分野で活用されています。

分割ポリリン酸の効果

分割ポリリン酸は、歯の表面についた汚れを除去する効果が期待できます。また、歯の表面に汚れが付着することの予防にも役立つといわれています。

ヒドロキシアパタイトとは

ヒドロキシアパタイトは、骨や歯を作る主な成分です。歯のホワイトニングに使用するのは、薬用ハイドロキシアパタイトと呼ばれる成分です。ヒドロキシアパタイトと薬用ヒドロキシアパタイトの成分はほぼ同じです。

ヒドロキシアパタイトの効果

歯垢などの汚れを吸着したり、歯の表面の目に見えない傷を埋め修復したりする効果が期待できます。また、初期の虫歯を修復する効果も認められています。

研磨剤なし

研磨剤は、よく歯磨き粉の成分で見かけますが、注意が必要です。研磨剤は歯の表面の汚れを落とすことにおいては有効であるといわれています。しかし、粒子が大きい場合は、歯の表面を削る力が強くなるため、エナメル質を傷つけたり、歯茎にダメージを与えたりすることもあります。そのため、研磨剤を使用していない歯磨き粉をおすすめします。

発泡剤不使用

発泡剤は、歯磨き粉の泡をたくさん発生させる効果があります。歯磨き粉の泡立ち自体はよくなるため、「しっかり磨けているかも」という感覚を得ることができるかもしれません。しかし、発泡剤が含まれている歯磨き粉を使用した場合、すぐに口の中が泡でいっぱいになってしまいます。

泡のせいで、しっかりとブラッシング時間を確保できなくなってしまうのです。そのため、歯の表面に付着した汚れがしっかりと除去しきれていない状態で歯磨きを終わらせてしまうこともあります。しっかりとブラッシングするために、発泡剤が不使用の歯磨き粉を選ぶことをおすすめします。

歯磨きは正しい方法で

毎日の飲食や生活習慣によって、歯が徐々に着色してします。しかし、歯の着色する原因を理解し、正しい方法で歯磨きを行うことで、着色を防いだり、進行を遅らせたりすることができます。

歯の着色の原因

飲食での着色

歯に着色してしまう原因の一つに飲食があげられます。着色する原因のものを食べたり、飲んだりすることで、歯への色素沈着が起こります。赤ワインや紅茶に含まれるタンニン、緑茶のカテキン、カレーのスパイスに含まれるクルクミンなどは着色を起こしやすいといわれています。

これらは、ポリフェノールの一種であり、歯のエナメル質表面に存在するタンパク質と結びつくことで黄ばみや汚れの原因となってしまうためです。

喫煙

煙草のニコチンやタールなどの成分は、歯の表面に付着して褐色に変化するといわれています。歯の表面に付着してから時間が経過し、ニコチンやタールが唾液に含まれるカルシウムと結合してしまうと、取り除くのは難しい状態になります。そのため、こまめに歯磨きを行い、歯の汚れの蓄積を防ぐことがとても重要です。

歯の表面が傷ついている

肉眼では確認することは難しいですが、歯のエナメル質にミクロの小さな傷ができている場合しまうことがあります。歯の表面に傷がついていると、汚れが付着しやすかったり、色素沈着を起こしやすかったりします。

そのため、エナメル質の成分でもあるヒドロキシアパタイトを配合した歯磨き粉を適宜使って、エナメル質の傷を埋めていくことが有効であるといわれています。

歯磨きのポイント

普段、何気なく行っている歯磨き。ポイントを押さえて歯磨きを行えば、ホワイトニング効果が高まります。

毎食後に歯磨きを行いましょう

飲食をすると、歯の表面に何かしらのプラーク(汚れ)が付着します。毎食後に歯磨きを行えば、歯の表面に汚れが付着してから時間が経っていないため、軽い力で汚れを除去することができます。

お仕事など、時間の関係で歯ブラシでのブラッシングが難しい場合は、水で口の中をゆすぐだけであっても効果的であるといわれています。

寝る前の歯磨きは必ず行いましょう

就寝中は、唾液の分泌が少なくなり、口の中の汚れを洗い流す自浄作用が低下するといわれています。そのため、就寝前の歯磨きは、必ず行い、汚れを口の中に残さないようにしましょう。

歯ブラシの毛先を歯の表面に当てましょう

歯ブラシの毛先を歯の表面、歯と歯肉の境目、歯と歯の間にしっかりと当てるように磨きましょう。特に、歯と歯肉の境目、歯と歯の間は汚れが残りやすいといわれています。

軽い力で磨きましょう

汚れをしっかりと落とそうとすると、ついついブラッシングに力が入ってしまう方もいるかもしれません。しかし、歯ブラシの毛先が広がらない程度の弱い力で、5~10mmを目安に小刻みに動かし歯を磨くことが大切です。

歯磨き粉は少量にしましょう

歯ブラシを水で濡らし、歯磨き粉をたっぷりつけることは避けましょう。歯磨き粉を過剰に泡立ててしまうと、口の中が泡でいっぱいになり、丁寧にブラッシングを行うことができません。また、過剰な泡をすぐに吐き出してしまうことになり、有効成分も流れてしまうため、ホワイトニング効果が低下してしまいます。

参考:ホワイトニングの料金相場~歯科とサロンのメリット・デメリット比較

歯磨き粉を使ったホームホワイトニングの効果については歯医者に相談を

ホワイトニング歯磨き粉は、歯科医院で行うホワイトニングと比べて、有効成分や期待できるホワイトニングの効果は異なります。

歯磨き粉を使ったホームホワイトニングでセルフケアを継続的に行うことで、歯への着色を防ぐことができます。歯磨き粉を使用したホームホワイトニングも、有効成分が配合された歯磨き粉を使用し、正しいブラッシングを行うことが大切です。そのため、ホワイトニング歯磨き粉の効果については、歯医者に相談をしておくと安心ですね。