麦茶ダイエットは効果あり？太る？デメリットや痩せるための注意点

「麦茶ダイエットは効果的って本当？デメリットや太る噂の真実は？」

私たちにとって身近な飲み物である麦茶は、近年ダイエット効果があるとされていて非常に人気です。

この記事ではそんな麦茶ダイエットの効果・効能を紹介しつつ、デメリットや逆に太るという噂の真実も紹介します。

これから麦茶ダイエットを始めようと思ってる方は、ぜひ参考にして下さい。

麦茶ダイエットは効果あり？

結論から言うと、麦茶ダイエットはかなりのダイエット効果が期待できます。

麦茶ダイエットをすると逆に太るという噂もありますが、麦茶のカロリーは100mlで1キロcal以下と、非常に少ないので飲んだところで太る心配はありません。

麦茶ダイエットで太ったという人は、単に飲みすぎて接種した水分の量だけ一時的にむくんだり、体重が増えているだけでしょう。

効果があると言って飲みすぎるとむくんだり、ミネラル過剰で下痢になるリスクはありますが、適量飲む分には太るどころかむしろ痩せる効果を期待できますので安心して下さい。

麦茶ダイエットで期待できる主な効果

では、具体的に麦茶を飲むことで得られるダイエット効果について紹介していきます。

麦茶には身体に良いミネラルをはじめとしたたくさんの成分が含まれているため、様々なダイエット効果を得ることができます。

ダイエット効果以外にも病気の予防効果なども期待できるので、健康的にダイエットしたい方はぜひチェックしてください。

血行促進効果

まず麦茶ダイエットを続けるメリットとして、血行促進効果を期待できるというものがあります。

人間は血行が悪いと代謝が落ち、結果として太りやすい体質になってしまうので血行を良くすることはダイエットにおいてとても重要です。

麦茶には血液をサラサラにする「アルキルピラジン」や、血圧を下げ血行を良くする「ギャバ(GABA)」が含まれているため、麦茶を飲むだけで血行を促進させることができるでしょう。

また、血行が改善されると、冷え性や不眠症、肩こりなど体の様々な不調の改善も期待できます。

麦茶を飲むとダイエットできるだけでなく、体の不調も改善できるのはうれしい効果と言えます。

むくみ改善効果

麦茶ダイエットを続けることで、身体のむくみを改善する効果も期待できます。

むくみの原因の一つに、塩分(ナトリウム)の摂り過ぎがあります。

麦茶には、この塩分を体の外に排出する作用がある「カリウム」が含まれているので、麦茶を飲むことでむくみの改善が期待できるでしょう。

むくみを解消するだけで体はスッキリして見えますし、体も軽くなってダイエットのモチベーションにも繋がります。

夕方になると靴がきつく感じたり、靴下の跡がなかなか直らなかったりと、体のむくみを感じるという方は普段の飲み物を麦茶に変えてみてはいかがでしょうか。

ただし、麦茶はカリウムが含まれているといっても水分なので、飲みすぎると一時的にむくんでしまい、それを太ったと勘違いしてしまうこともあるので短時間での飲み過ぎには注意が必要です。

便秘改善効果

麦茶ダイエットには、便秘改善の効果も期待できるのもメリットです。

麦茶を飲むことで血行が改善し、新陳代謝が上がると胃腸の動きも活発になるため、老廃物が排出されることによるダイエット効果と便秘解消も期待できるのです。

加えて麦茶をこまめに飲むことで、便秘の原因の一つでもある水分不足も同時に解消することができるのでおすすめです。

ダイエットの大敵である便秘に悩んでいるという方は、ぜひ日常生活に麦茶を取り入れてみることをおすすめします。

コレステロール値・中性脂肪値の低下

麦茶ダイエットには、コレストロールや中性脂肪値の低下が期待できるというメリットもあります。

麦茶に含まれる「β-グルカン」には、コレステロール値や中性脂肪値を低下させる作用があるためです。

コレステロール値や中性脂肪値の数値が高くなると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞の原因になるのですが、麦茶を飲むことで病気の予防効果が期待できるでしょう。

また、食後に血糖値が急上昇すると体に脂肪が蓄積させやすくなりますが、麦茶の「β-グルカン」には血糖値の上昇を抑える作用もあるため、ダイエットをしている方はぜひ取り入れていただきたい成分となっています。

痩せるだけじゃない麦茶ダイエットのメリット

次に、麦茶ダイエットを行うことで得られるメリットを紹介していきます。

これからの麦茶ダイエットのモチベーション維持のためにも、ぜひチェックしてみてください。

抗酸化作用が美容面をサポート

麦茶はダイエットに効果があるだけでなく、抗酸化作用による美容効果も期待できます。

私たちは普段の生活で体に取り込んだ酸素の一部は活性酸素になります。

本来は体に侵入してきたウイルスなどを攻撃し体を守ってくれるのですが、数が増えすぎると健康な細胞までも攻撃し体を酸化させ老化やお肌のシミ、シワ、たるみなどにつながります。

しかし、麦茶にはP-クマル酸やケルセチン、ポリフェノールといった活性酸素を除去する抗酸化作用がある成分が含まれているため、老化を防いで若々しいお肌を保つ効果が期待できるのです。

また、麦茶には美肌ミネラルと呼ばれる亜鉛やケイ素も含まれているので、麦茶を飲むだけで抗酸化作用とミネラル補給のふたつの面で美容面をサポートしてくれます。

ノンカフェインで気軽に飲める

お茶はカフェインが含まれていることが多いですが、麦茶はノンカフェインなため、いつでも気軽に飲むことができるのもメリットでしょう。

カフェインが入っている飲み物は飲む量やタイミングなど何かと気を使いますが、麦茶は常識の範囲内であればいくら飲んでも問題ありませんし、寝る前に飲んでも睡眠を妨げることはありません。

いざ麦茶ダイエットをしようと思っても、好きなタイミングで飲めないようでは長続きもし辛いです。

しかし麦茶はいつでも飲めて子供も一緒に飲めるので、ポットで多めに作っても無駄になることなく家族みんなで飲むことができるのも大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

麦茶ダイエットの効果はいつ頃から出る？

麦茶ダイエットの効果が出るのには個人差がありますが、最低でも3ヶ月を目安に続けた方が良いでしょう。

麦茶は薬ではないので飲んだら即痩せるという代物ではないので、食生活や運動量の改善をしつつ、日々麦茶ダイエットを継続をすることで徐々に効果がで始めます。

一般的には1kgの脂肪を減らすのに7,200キロcalの消費が必要とされているので、麦茶ダイエットを始めて1日2日程度では効果が出ないということを覚えておきましょう。

麦茶ダイエットのデメリットと注意点

次に麦茶ダイエットを行う上でのデメリットと注意点についてご紹介いたします。

ダイエットは継続することが重要なので、挫折することなくダイエットを続けられるように、デメリットや注意点を正しく理解しましょう。

やり方・方法によっては逆効果となる場合もあるので、しっかりチェックしてみてください。

麦茶を飲むだけで痩せるわけではない

上記で麦茶のダイエット効果をご紹介いたしましたが、注意点として麦茶を飲むだけで痩せるというわけではありません。

麦茶はあくまでダイエットの補助であり、痩せるためにはバランスのとれた食事や適度な運動が必要です。

麦茶を飲むことでむくみが改善させたり、血行が良くなることで代謝が上がり運動の効果が高まったりするので、これらの効果を利用しつつ食事と運動で健康的にダイエットするようにしましょう。

冷たい麦茶の飲み過ぎは逆効果になることもある

冷たい麦茶をあまりにたくさん飲むと、内臓が冷えて機能が低下し代謝が落ちてしまうため、麦茶で得られる効果が逆効果となってしまう可能性があります。

そのため、麦茶はキンキンに冷やして飲むというイメージの方も多いと思いますが、ダイエットにおいては冷たい麦茶はおすすめできません。

ダイエットの効果を効果的に得るためには、常温もしくはホットで飲むようにしましょう。

常温以上であれば内臓に負担をかけないだけでなく、体温を上げることにもつながるので、さらに代謝をあげることもできます。

食生活にも気を配る

麦茶はダイエットに効果があるとはいえ、暴飲暴食をしても痩せれるような万能薬ではないので、食生活にも気を配るのを忘れないで下さい。

麦茶ダイエットを始めたからといって食事量を増やしたり、甘いものを食べてしまえばダイエットどころかむしろ太る可能性は低くないでしょう。

そのため、麦茶ダイエットをしつつも食生活も改善することをおすすめします。

野菜を食べる量を増やす、脂質に気をつける、タンパク質の多い食事にするといった一般的なダイエットと並行して麦茶ダイエットを行いましょう。

かといって食事は抜かない

ダイエットをしている方にありがちなのですが、麦茶だけを飲むようにして食事は取らないようにするのはやめて下さい。

確かに摂取カロリーは大きく抑えられますし、一時的には体重を落とすことができるかもしれませんが、後でリバウンドするリスクが大幅に上がります。

また、麦茶だけを飲むようにして栄養が不足すると体調不良になったり、疲れやすくなるといったデメリットもあり、仕事や生活にも悪影響が出てしまうでしょう。

麦茶ダイエットの効果を最大限にする方法

最後に、麦茶ダイエットの効果を最大限にする方法を紹介いたします。

やり方はとても簡単なので、麦茶の効果を最大限引き出すことができるように、確認してから麦茶ダイエットを始めましょう。

普段の飲料を麦茶に切り替える

麦茶のカロリーは100mlあたり1kcal以下しかないため、普段飲んでいる飲料やジュースを麦茶に変えるだけでも糖分やカロリーの摂取が抑えられるので、ダイエットの効果が高まるでしょう。

市販の飲料やジュースは美味しいですが糖分が含まれているため、水分補給のつもりで飲んでしまえばあっという間に太ってしまいます。

しかし普段から飲んでいる飲料を麦茶に変えることで、摂取カロリーを抑えつつ前述した代謝や便秘の改善でダイエット効果を高められるでしょう。

本気で痩せたい方はできるだけ普段の飲み物を麦茶に変えるようにしましょう。

毎日1.0～2.0Lの温かい麦茶を飲むようにする

麦茶を飲む量は、季節や体重にもよりますが毎日1.0～2.0Lを目安にするとよいでしょう。

ただ冷たい麦茶は飲み過ぎると内臓に負担をかけてしまうので、常温やホットでこの量を摂取することをおすすめします。

麦茶はカロリーが少ない上に、ミネラルなどの補給もできるので、運動量が多い日や暑い日は飲む量を増やしても大丈夫です。

ただ2L以上は飲み過ぎとなり、前述した下痢を起こしたり逆効果になってしまうので注意しましょう。

麦茶以外の水分は水にする

毎日飲む水分を全て麦茶にしてしまうと、それはそれで内蔵に負担がかかってしまいますので、前述した1.0～2.0L以外の水分として水を飲むようにしましょう。

水は身体への負担がないだけでなく、麦茶と同様にデトックス効果や代謝の向上、体質改善も期待できますので、並行して摂取することでよりダイエット効果が期待できるでしょう。

水は水道水でもいいのですが、塩素や薬品のせいで美味しいとは言い難いので、ストレスなくダイエットを続けていくなら、市販のミネラルウォーターやウォーターサーバーなどの美味しい水を利用した方が良いでしょう。

美味しく飲める水で麦茶を作る

麦茶ダイエットを無理なく続けるためには、使う水を水道水でなく美味しい天然水に切り替えてみるのもおすすめです。

水道水で麦茶を作ってもダイエットに悪影響が出るわけではないのですが、当たり前ですが美味しい水で作った方が美味しい麦茶が出来上がります、

ただ麦茶ダイエットは毎日継続すると結構な量の麦茶を飲むことになるので、美味しくない水道水で麦茶を作ると、最初は我慢できても飲み続けるのが苦痛になってしまう可能性は十分にあるでしょう。

無理なく、前向きな気持ちで麦茶ダイエットを続けるためにも、美味しい水で作るようにするのはとても大切です。

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麦茶にはダイエット効果やデメリット、注意点まとめ

今回は麦茶のダイエット効果について詳しくご紹介いたしました。

麦茶にはダイエット効果だけでなく、美容や病気予防など様々な効果があるため、健康的にダイエットをしたい方には特におすすめな飲み物と言えるでしょう。

冷やした麦茶の飲み過ぎには注意が必要ですが、スーパーやコンビニでも手軽に買うことができますし自宅で簡単につくることもできますので、ぜひ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

本記事の作成における参照元

• 厚生労働省｜「日本人の食事摂取基準（2015年版）策定検討会」の報告書を取りまとめました
• 厚生労働省｜「健康のため水を飲もう」推進運動