辛い二日酔いはポカリ・アクエリアスどっちがおすすめ?二日酔いに効く理由も紹介
「つらい二日酔いの時に、ポカリやアクエリアスを飲むと効果があるらしいけど本当かな…?」
吐くほどつらい二日酔いのときにポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲むと効果があると聞いた方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、つらい二日酔いの翌日にポカリやアクエリアスを飲むとが効果あるのか、詳しくご紹介していきます。
また、そもそも二日酔いになってしまう理由や、スポーツドリンクが二日酔いに効かなかったときに試したい5つの食べ物などもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
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この記事を読むと分かること
- 二日酔いにポカリスエット・アクエリアスが効果的な3つの理由
- 二日酔いになってしまう3つの理由
- スポーツドリンクを飲んで効果がないときに試したい5つの食べ物
ポカリ・アクエリアスが二日酔いに効果がある3つの理由
お酒を飲み過ぎた翌日の二日酔いの時に、ポカリスウェット・アクエリアスなどのスポーツドリンクを飲むことで二日酔いの症状がある程度緩和された方もいらっしゃると思います。
なぜポカリやアクエリアスが二日酔いに効果があるのか、ここではその3つの理由を詳しく見ていきましょう。
ポカリが二日酔いに効果がある3つの理由
- 二日酔いの時に飲むことで脱水症状を防ぐ
- 二日酔いの時に飲むことで低血糖症を防ぐ
- 体内のアルコールを分解し症状が安らぐ
理由①:二日酔いの時に飲むことで脱水症状を防ぐ
お酒を飲み過ぎて吐いたりすると体内の水分が減少しますが、ポカリなどのスポーツドリンクを飲むことで脱水症状を軽減することができます。
二日酔いによる脱水症状が原因となり、体内で生成されたアセトアルデヒドという有害物質が体外に排出されにくくなるので、改善のためには素早く水分を体内に吸収させて有害物質を洗い流さなければなりません。
その対策として、ポカリ・アクエリアスなどを飲むことは二日酔いに非常に効果的と言えるでしょう。
ただし、ポカリは脱水症状や低血糖を起こす二日酔いや熱中症などの場合は効果的ですが、糖分がかなり多いので普段から飲みすぎると高血糖や糖尿病につながる可能性があるので注意してください。
理由②:二日酔いの時に飲むことで低血糖症を防ぐ
肝臓はさまざまな栄養成分の分解・代謝をする臓器ですが、大量のお酒を飲むとアルコールに含まれる毒素を大急ぎで分解しなければならなくなり、その他の栄養素の分解や代謝を後回しにしてしまいます。
また肝臓はブドウ糖を生成する臓器でもあるので、アルコールの分解によってブドウ糖の生成が止まると「アルコール性低血糖」になり、その結果として頭痛や吐き気、だるさ、筋肉痛などの二日酔いの症状が現れます。
ポカリスエットにはブドウ糖が含まれているので、スポーツドリンクを飲むことで二日酔いや熱中症などの脱水症状の改善に役立つと考えられます。
理由③:体内のアルコールを分解し症状が安らぐ
二日酔いの時にポカリを飲むことで、体内のアルコールの分解を促すことができます。
上記でも解説したように、アルコールを過剰に摂取すると肝臓はその分解作業に手いっぱいとなってしまい、結果的にブドウ糖などの成分を生成することができなくなってしまいます。
しかし、ポカリなどのスポーツドリンクはブドウ糖が含まれているので肝臓のサポートにもなりますし、同時に身体に水分も取り入れられるので、アルコール分解を促してくれるでしょう。
また、二日酔いのときにポカリを飲むことで、排尿により失われたミネラル分も同時に補うことができ、非常におすすめです。
二日酔いの時にポカリとアクエリアスはどっちがおすすめ?
結論だけ言ってしまうとポカリとアクエリアスはどちらも二日酔いにはほぼ同様の効果があるので、双方ともおすすめです。
ただ筆者個人としては、二日酔いの時はアクエリアスよりポカリスエットを飲んだ方が体調の改善が早いイメージがあります。
二日酔いがひどい時はよくポカリスエットを飲んでいます。
あくまでも個人的な感想で個人の体質や好みによるところも大きいと思いますが、迷ったらポカリスエットを試してみてもいいかもしれません。
つらい二日酔いを引き起こしてしまう原因とは?
「酒は百薬の長」ということわざがある通り、アルコールを摂取することでストレス解消や食欲増進などの利点がありますが、過度のアルコール摂取は二日酔いの症状を引き起こします。
翌日のつらい二日酔いは最悪で、あまりの辛さに「もうお酒やめる!」と後悔した経験がある方もいるのではないでしょうか?
ここでは、そもそも二日酔いになる人のほとんどに共通している3つの原因をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
二日酔いになる原因その①:脱水症状
アルコールには利尿作用があり、お酒をたくさん飲みすぎるとトイレの回数が増えたり吐く事で多くの水分を失ってしまいます。
そのため、お酒をたくさん飲んだ翌日には水分不足により身体がカラカラになって、脱水症状を起こす方が多いです。
脱水症状になると、以下のような症状が現れます。
脱水症状による症状
- 頭痛
- 吐き気
- だるさ
- 食欲不振
- 腹痛
ビールであれば1L飲むと1.1Lの水分が失われると言われており、お酒を飲むことと水分補給は別なので注意しましょう。
ウォーターサーバーやペットボトルのミネラルウォーターなどで、適切に水分補給をしましょう。
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二日酔いになる原因その②:低血糖症
人間の活動に必要な栄養素や糖(エネルギー)は肝臓や腸によって分解・吸収され、作られた栄養素を各臓器が使いやすい物質に変えて蓄えられます。
また、肝臓はアルコールなど体内に入った物質を分解し、有害なものを排除する解毒作用も持ち合わせています。
しかし、アルコールを摂取すると肝臓は優先的にアルコールを分解しようし、その他の働きが制御され糖分の生成をストップしてしまうので、体内に必要なエネルギーである等の産生量が減少してしまうのです。
そのため体が低血糖に陥りやすくなり、だるさや筋肉痛、食欲不振などが起こりやすくなると言われています。
二日酔いになる原因その③:体内のアルコールが分解できない
お酒を飲むことにより、人間の体は「脱水症状」と「低血糖症」の状態に陥ってしまい、アルコールの分解が十分できなくなってしまいます。
私たちが飲んだお酒は、肝臓でアセトアルデヒドと言う有害物質に分解され、その後無害な酢酸となり体外へ排出されます。
しかし、多量のお酒を飲むことで体内でアセトアルデヒドの分解が追い付かなくなり、血液中にアセトアルデヒドが流れ込んで他の臓器に影響が及んでしまうのです。
さらにお酒を飲む事で胃に強い刺激を与えてしまい、機能を低下させてしまうという事もつらい二日酔いを起こしてしまう原因となります。
スポーツドリンクを飲んで効果がないときに試したい5つの食べ物
ここでは、スポーツドリンクを飲むだけではなかなか二日酔いの症状が治らないという方に、ぜひ試していただきたい5つの食べ物をご紹介します。
二日酔いの時には食欲があまり無いという方も多いと思いますが、胃に優しく二日酔いを解消出来る食べ物を摂取することで、少しでも早く二日酔いの症状を和らげることができるでしょう。
二日酔いのときに試したい5つの食べ物
- しじみのみそ汁
- 柿
- はちみつ
- 梅干し
- コーヒーや緑茶・紅茶
二日酔いに効果がある食品:しじみのみそ汁
ご存知の方も多いかもしれませんが、吐くほどつらい二日酔いの時にはしじみの味噌汁がおすすめです。
しじみの味噌汁は、スポーツドリンクドリンクと同様に水分とミネラルを補給することが出来ますし、アセトアルデヒドの解毒・分解を促進するオルニチンやアラニンというアミノ酸が豊富に含まれています。
また、出汁に使われる昆布や味噌自体にはグルタミン酸というアミノ酸が含まれており、これらの栄養素も体内のアルコール解毒・分解を促してくれる事から、しじみのみそ汁は二日酔いに非常に効果的とされています。
二日酔いに効果がある食品:柿
柿には、アルコールの分解促進効果を期待できる酵素のカタラーゼやポリフェノール化合物のタンニンが含まれています。
カタラーゼは体内でのアルコール分解を促進、タンニンは生成されたアセトアルデヒドに吸着し排出するという風に役立つため、カタラーゼやタンニンが豊富に含まれる柿を食べることは二日酔いの改善に効果的です。
また、果糖が多く含まれている事で低血糖症の対策にもなります。
二日酔いに効果がある食品:はちみつ
はちみつは二日酔いの症状の中でも、頭痛や吐き気などの改善に非常に効果的です。
というのも、はちみつにはブドウ糖や果糖がふんだんに含まれており、アセトアルデヒドの分解促進効果や低血糖防止に期待できると言われています。
はちみつだけを食べるのが苦手な方であれば、スプーン1杯のはちみつを水に溶かしたはちみつ水を飲む、またはちみつを使った料理を食べる事も効果的です。
スポーツドリンクを飲んでも二日酔い改善の効果がなかったという方は、ぜひはちみつを一度試してみてはいかがでしょうか?
二日酔いに効果がある食品:梅干し
梅干しにはピクリン酸という腸や肝機能を高める成分やミネラルが含まれており、疲労回復や胃腸の働きを整える効果があるので、たくさんお酒を飲んだ翌日の二日酔いにおすすめです。
梅干しにはクエン酸が多く含まれているため、水分補給と同時に梅干しを食べることも非常に効果的でしょう。
また、実は梅干しはアルカリ性の食べ物なので、お酒を飲んだことで酸性に傾いてしまった身体を弱アルカリ性に戻すためにも梅干しはおすすめの食品と言えます。
二日酔いで脱水症状を起こしているような場合は、白湯に梅干しを入れた梅湯も効果的です。
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二日酔いに効果がある食品:コーヒーや緑茶・紅茶
頭痛やめまいがある二日酔いの時には、コーヒーや緑茶・紅茶も効果的です。
これらに含まれているカフェインは血管を収縮させる働きがあるので、アルコールによって血管が広がっている頭痛の時に飲むことがおすすめです。
しかし、カフェインには利尿作用があるため、脱水症状を引き起こさないようポカリやアクエリアスなどのスポーツドリンクと併用して飲みましょう。
二日酔いで胃が荒れている時はブラックコーヒーではなく、胃壁を保護するミルクを入れたり糖分を補給する為にも砂糖を入れて飲む事をおすすめします。
二日酔いになりたくない方必見!最強の二日酔い予防方法を解説
二日酔いになってしまった時には、体内の水分補給や糖分の摂取の為にポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクが有効だとお話してきましたが、二日酔い自体を予防する事を目指す事が一番ですよね?
一番有効な二日酔い予防法はお酒を飲み過ぎないようにする事ですが、ついついお酒の量が増えてしまう事も多いはず。
ここからは、お酒を飲む前・飲んでいる最中・飲んだ後という3つのタイミングで出来る二日酔い予防法を解説していきます。
お酒を飲む前に行う二日酔い予防方法
胃の中が空っぽの状態でお酒を飲むと、胃を荒らしてアルコールを吸収するスピードが速くなってしまいますので、まずは胃壁に膜を作って胃を荒らさず吸収スピードを遅らせるようにしましょう。
おすすめの食品はヨーグルトやチーズといった乳製品、ドレッシングを使ったサラダ、植物油脂の豊富なナッツです。
また、アルコールを分解する際に消費されやすいカリウムやビタミンの豊富なバナナも有効ですし、ウコンやヘパリーゼといったドリンク剤や錠剤もお酒を飲む30分程前に服用しておきましょう。
お酒を飲んでいる最中に行う二日酔い予防方法
お酒を飲んでいる最中にはお酒と同量程度のお水を飲む事がおすすめですが、これはアルコールを分解する際に多量の水分が消費されてしまう事に繋がります。
また、お酒を飲むスピードをゆっくりにする事も血中のアルコール濃度を高めず悪酔い防止になり、合間に食べるおつまみにはお酒の摂取量を減らしつつ胃を荒らさない高たんぱく低脂肪のおつまみを選ぶようにしましょう。
おすすめの豆腐や焼き鳥、枝豆に卵焼き・刺身・チーズは定番メニューとして様々な業種のお店にも用意されているものですので、お酒ばかりではなくおつまみにも手を伸ばすようにしてください。
お酒を飲んだ後に行う二日酔い予防方法
お酒を飲む前にも合間にも二日酔い対策をしたから大丈夫だろうと思っていても、意外と翌日二日酔いが起きてしまう事もあります。
お酒を飲んだ後には、消化促進の為に梅干しや大根おろしを食べておくことがおすすめです。
また、体内の水分不足を防ぐために、寝る前と起きた時にはコップ1杯程度の水やポカリ・アクエリアスを飲みましょう。
脱水症状を防止して血中アルコール濃度を高めない為には激しい運動を控えて、入浴は湯船ではなくシャワーで済ませてください。
つらい二日酔いにはポカリ・アクエリアスを飲んで即回復!まとめ
今回は、吐くほどつらい二日酔いの向けにポカリスエットやアクエリアスを飲むと二日酔いに効果があるのかを解説し、スポーツドリンクを飲んで効果がないときに試したい食べ物5つをご紹介しました。
二日酔いの時には、ポカリやアクエリアスなどのスポーツドリンクを飲むことで脱水症状、低血糖症を防ぎ、体内のアルコールを分解し症状を安らげることができます。
つらい二日酔いに悩む事がある方は、ぜひ一度ポカリやアクエリアスなどのスポーツドリンクを試してみてはいかがでしょうか?