赤ちゃんや子育てにおすすめのウォーターサーバー比較ランキング！ママパパ必見

ウォーターサーバーは子育てにおいて非常に便利なため、子どもが出来たのをきっかけにウォーターサーバーを導入する方が増えています。

熱湯機能で赤ちゃんのミルクや離乳食を大幅時短で作れる他、子どもに水分補給の習慣をつけることも可能で便利です。

しかし、ウォーターサーバーは種類が多すぎるので、どのサーバーが「子育て」に合っているのか分かりません。

赤ちゃんの子育てでウォーターサーバーを利用するメリット

赤ちゃんや子育てに非常に役立つウォーターサーバーですが、「そもそもなんで子育てに便利なの？」と考えている方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、子育て中にウォーターサーバーがあればミルク作りの時短を筆頭に以下のようなメリットがあります

すぐにミルクを調乳できて時短になる

ウォーターサーバーはボタンやレバーを押せばすぐにお湯が出るため、お湯を一々沸かすことなく簡単にミルクを作ることができるのは大きなメリットでしょう。

また、サーバーによっては赤ちゃんのミルクに最適な70℃のお湯が出るので、さらに時短につながるでしょう。

特に3時間おきにミルクをあげないといけない新生児の頃などは夜中にミルクをあげる機会も増えるため、寝不足になりがちな両親にとってウォーターサーバーの時短効果は大きいです。

ウォーターサーバーがあると確実に子育ての負担が軽減されるので、睡眠時間を確保することができるでしょう。

赤ちゃんに安全な水を飲ませられる

赤ちゃんや子どもに安全で清潔なお水を飲ませてあげられる、というのもウォーターサーバーを導入するメリットでしょう。

水道水そのものは決して危険な水では無いのですが、水道管や貯水槽が劣化している場合は残念ながら安全とは言い難く、子どもに飲ませるには抵抗がある方も多いです。

ウォーターサーバーの水は各社が厳しい品質検査を行っており、日本の安全基準も満たしているので、水の安全性は非常に高く保たれています。

水の成分表や検査結果などを公表しているメーカーも珍しくありません。

サーバー本体も最近は衛生面に配慮した内部クリーン機能が搭載されていることから、清潔な水を飲めるでしょう。

ミルクだけでなく離乳食作りにも役立つ

赤ちゃんがミルクを卒業した後も、ウォーターサーバーがあれば離乳食作りにも大きく役立ちます。

特に最近の離乳食にはお湯で溶かして作るものや、フリーズドライタイプのものが多くあることから、いつでもお湯が簡単に出るウォーターサーバーがあると非常に便利です。

一からお湯を沸かすことを思えば時短にも繋がり、ミルクを卒業した後も忙しいママを助けてくれるでしょう。

忙しいママパパも水分を補給しやすくなる

子育て中のママパパは赤ちゃんに気を取られるため、ついつい自分の水分補給が後回しになりがちです。

水分不足は便秘や足がつってしまう原因にもなるので、こまめに水分補給をすることが望ましいでしょう。

赤ちゃんのためだけでなくママパパの健康管理という面においても、新鮮でおいしい水がすぐに飲めるウォーターサーバーが大きく役立ちます！

重いお水を買いに行く手間が省ける

ウォーターサーバーは自宅まで水を定期配送してくれるため、わざわざ重い水を買いに行ったり、運んで帰ってくるといった手間がなくなります。

子育て中は本人が思っている以上に負担がかかっているので、重い荷物を運ぶというタスクが減らせるだけでも大きなメリットになるでしょう。

ウォーターサーバーを導入すれば確実に家事や買い物の手間が減ります。

冷蔵庫のスペースが空く

ウォーターサーバーを導入することで、ペットボトルに専有されていた冷蔵庫のスペースが空くのもメリットです。

ペットボトルは2Lともなればそれなりに大きいので、複数本常備しているような家庭だと思った以上にスペースが取られてしまいます。

しかし、ウォーターサーバーがあれば冷蔵庫にペットボトルを入れなくても、いつでも冷たくて美味しい水が飲めます。

また、副次効果として冷蔵効率も上がることから、結果的に電気代の節約にも繋がるというメリットがあります。

備蓄水になるので災害時に役立つ

ウォーターサーバーは定期的にボトルが2～3本ほど送られてくるので、本体にセットしていないボトルを災害時の備蓄水とすることができるのもメリットです。

首相官邸の公式情報によると、災害時の備蓄として1人1日3リットルの水を3日分用意しておくことが推奨されていますが、ウォーターサーバーの水は1本9～12Lなので、子どもを含めた3人分の水を確保できます。

参考：首相官邸「災害に対するご家庭での備え」

また、4人家族であれば36リットルのペットボトルを備蓄するとなるとかなりのスペースを取りますが、ウォーターサーバーであれば1箱～2箱で済みます。

注文した水を順番に消費していけば、備蓄水をローリングストックで回せるので賞味期限切れの心配もありません。

赤ちゃんや子育てにウォーターサーバーを利用するデメリット

子育てにウォーターサーバーを利用することで沢山のメリットを得ることが出来ますが、デメリットがあることもまた事実です。

利用を初めてから後悔することのないよう、デメリットについても事前に把握しておきましょう。

ここでは、ウォーターサーバーを利用する前に知っておきたい2つのデメリットをご紹介します。

部屋のスペースが取られる

ウォーターサーバーは様々なメリットがありますが、家電製品なので設置するとサーバー本体や予備の水ボトルなどで部屋のスペースが取られてしまうのはデメリットです。

特に返却式の「リターナブルボトル」を採用しているサーバーの場合、飲み終わったあとのボトルを返却するまで保管する場所も確保しなければいけません。

とはいえウォーターサーバー各社の努力によって年々サーバーの小型化は進んでいるので、A4用紙1枚分くらいのスペースがあれば設置できる機種が増えています。

もしウォーターサーバーを設置するスペースがあまりないという方は、コンパクトな卓上タイプのウォーターサーバーをもおすすめなのでチェックしてみてください！

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水道水よりもコストがかかる

いつでも新鮮な水やお湯が使えるウォーターサーバーですが、コスト面ではどうしても水道水より割高になってしまいます。

500ml辺りの値段で見ると40円～80円ほどのメーカーが多く、水道水より高くコンビニで水を買うより安いといった値段感です。

また、水の料金だけではなく電気代も毎月300円～かかってしまうため、総合的なコストも高くなってしまうでしょう。

毎月のコストを抑えたい方は費用がサーバーレンタル代しか掛からない水道浄水型ウォーターサーバーがおすすめなのであわせてチェックしてみましょう。

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解約金がかかることがある

ウォーターサーバーには最低利用期間が設定されており、それ以下で解約をすると解約金が発生することがあるのはデメリットです。

最低利用期間はメーカーによりますが、半年～2年で設定されていることが多いです。

要するに「半年利用するって約束したから半年間は使ってね」という話なので、普通に利用する分には特に気にする必要はないでしょう。

最低利用期間は公式サイトや契約書に記載されていますので、必ず確認をしておくようにしましょう。

一部メーカーでは解約金や最低利用期間を設定していないので、心配な方は解約金なしのウォーターサーバーを使っても良いかもしれません。

実際に赤ちゃんや子育てにウォーターサーバーを導入した方の口コミ・評判

写真付きの口コミ評判

フレシャス Slat

口コミ投稿者情報
おところ	香川県高松市
ニックネーム	渚
使用者層	女性/30代
世帯人数	3人
設置場所	キッチン
5段階評価	★★★★☆

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赤ちゃんが成長してからもフル活用！

デザインが凄くおしゃれな所と、ボトル交換が楽に出来る事が重宝してます。水ボトル交換が足元で出来るので早くて楽です。赤ちゃんのミルク作りにも本当に助けられましたが、その後離乳食を作ったり、1歳の子に取り分けたおかずの味を薄めるのにと本当にフルに使い倒しています！(笑)　水道水より質の高い水なので子供が大きくなってからも安心して飲ませられるのも良いと思います。

ハミングウォーター

口コミ投稿者情報
おところ	兵庫県宝塚市
ニックネーム	Rena
使用者層	女性/20代
世帯人数	3人
設置場所	キッチン
5段階評価	★★★★★

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好きなだけ水が使える所が気に入っています。

ママ友からハミングウォーターがミルク作りにいいよ～って妊娠中におすすめされたのがきっかけです。常温水が出せて、すぐに赤ちゃんが飲める温度のミルクが作れるのは本当に良かったと思います。温水は哺乳瓶を熱湯消毒するのにも使えるのでオススメです！好きなだけ水が使えるウォーターサーバーという所も魅力的ですね。水受けのトレーに鍋が置けるので、料理に使えるのも嬉しいです。

コスモウォーター Smartプラス

口コミ投稿者情報
おところ	三重県伊勢市
ニックネーム	なーちゃん
使用者層	女性/30代
世帯人数	3人
設置場所	ダイニング
5段階評価	★★★☆☆

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欲しい時に水を届けてもらえるし、メンテナンスも自動でやってくれる

水道水に不安があって、赤ちゃんが産まれたばかりの頃はミルク作りにミネラルウォーターを使っていました。でも、重たい水を何本も買って帰ってくる生活に早々にギブアップして、サーバーレンタル代が無料のコスモウォーターを契約しました。欲しい時に届けてもらえるので本当に助かってます！注文ノルマも特にないから使いやすいと思います。水の交換も足元だから楽だし、メンテナンスもサーバーが自動でやってくれるので、散らかり放題の家を見られないのも助かります(笑)

プレミアムウォーター cado×PREMIUM WATER

口コミ投稿者情報
おところ	東京都足立区
ニックネーム	リリー
使用者層	女性/30代
世帯人数	5人以上
設置場所	リビング
5段階評価	★★★★☆

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時短になります。

使いやすくてとても満足してます！他の会社のウォーターサーバーも色々見てみたんですが、赤ちゃんがいる家庭向けのマムクラブがある事が決め手になってプレミアムウォーターにしました。ミルクが凄く作りやすくなって時短になったので本当に置いて良かったって思います！私が使っている機種はウォーターサーバーの下の方に水の容器を入れるので、水の補充もとても楽に出来る所もお気に入りです。容器を返却しなくていいのも手間が掛からないし再利用された容器じゃないから清潔感もありますよね♪気になる所としては、音が大きくて子供が起きることがあるので静音化して貰えるともっと嬉しいです。

クリクラ クリクラFit

口コミ投稿者情報
おところ	福岡県糸島市
ニックネーム	mocha*
使用者層	女性/20代
世帯人数	3人
設置場所	リビング
5段階評価	★★★★☆

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置き配してくれて助かってます

子どもが産まれたのを機に、お試しをしてから導入しました。デザインがすっきりしてて部屋に馴染んでいる所が好きです。赤ちゃんがいるとインターホンの音にも神経を使いますが、クリクラはドア前に置いて行ってくれるので助かってます。うちは月2本ぐらい頼んでいて、ボトルは返却袋に入れる形なので家の中にゴミを置いておかなくて良いところも助かります。

サントリー天然水 ウォーターサーバー

口コミ投稿者情報
おところ	神奈川県横須賀市
ニックネーム	ナナコ
使用者層	女性/30代
世帯人数	3人
設置場所	リビング
5段階評価	★★★☆☆

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外でも同じ味の水が飲ませられて良いです！

赤ちゃんの育児中に、サントリーなら安心して飲めるし、外でも同じ味の水を飲ませられるのがいいなと思って導入しました。1か月のノルマは7リットルのタンク3つ分ですが、子供と夫婦2人で普通に使い切る量なのであまり気にした事はありません。音が静かなので子供を起こさない所も良いと思います。

アクアクララ アクアファブ

口コミ投稿者情報
おところ	山形県山形市
ニックネーム	まぐ
使用者層	女性/30代
世帯人数	4人
設置場所	キッチン
5段階評価	★★★★☆

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小学生でも楽々ボトル交換♪

上の子の時はケトルで沸かしたお湯を使っていましたが、下の子の出産に合わせて契約しました。ミルクの調乳も比べ物にならない程楽になりました。本当に上の子の時に契約しておけば良かったと思います。ミルクもすぐに出来て赤ちゃんを待たせることがないので、夜泣きした時にわざわざお湯を沸かす手間がいらないのが本当に有難いです。ボトル交換は小学生でも出来るほど持ちやすく楽に出来るので、本人も喜んでやってくれていて助かります。

アルピナウォーター エコサーバー

口コミ投稿者情報
おところ	東京都葛飾区
ニックネーム	NAOYA
使用者層	男性/20代
世帯人数	3人
設置場所	リビング
5段階評価	★★★★★

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水の配送日だけ注意

アルピナウォーターを使用中です。赤ちゃんが産まれたら清潔な水を飲ませたいと思っていましたが、水の量が増える事を思い、値段が安い所を条件にしていました。実際、ミルク作りにも役立っていて、特に夜中に起きた時には本当に助けられました。水の配送は決まった曜日にしかされないので、数日余裕を持って注文する所に気を付けないといけないと思います。

SNSでの口コミ評判

次にSNSで見つけた、実際にウォーターサーバーを子育てに利用している方の口コミ評判を紹介していきます。

悪い口コミ評判

節約編。
乳幼児期の子育て中、拝み倒すほど便利だったウォーターサーバー。
最近見た動画の『平民は蛇口でも咥えてろ！』の言葉に感銘を受け解約。

先日のアマゾンセールでケトル買って、麦茶生活始めたら完全ストレスフリー状態だった☀️

— ウーミン(ランモバ　イリス城) (@o6tKdwHdy63jGJQ) July 16, 2022

ウォターサーバー昔やっていたけど高いよね😅
ミルク作るの楽だったな！お湯すぐ出るし(*´ω｀*)

— ♥𝓮𝓻𝓲𝓴𝓪♥ (@ririansuuuki) June 7, 2022

２ヶ月無料だからって半ば無理やりクリクラのウォーターサーバーがうちに設置されたが便利だこれ…
いつでも蛇口ひねれば80℃のお湯が出てくる！
今までミルク作るのにお湯を沸かしてた苦労は何だったのかって感じ。子育て中は契約してもいいかも？
高いのに目をつぶれば😞

— キヨイ (@Kiyoil) September 30, 2019

悪い口コミとしては、赤ちゃんの子育て中は便利だったけど、子供がある程度成長すると使わないという方がいるようでした。

また、子育てに便利だけど料金が高いというのを挙げている方もいました。

良い口コミ評判

なら食洗機は離乳食が始まる時ぐらいに買ってもらいましょう！！(笑)
ドラム洗濯機もめっちゃ便利で有難いですが、これから子育てするならお湯が出るウォーターサーバーも良いと思います！
夜中授乳の時にお湯沸かして～とか大変だったので😅

— あんみつまめ (@rabunatsu) August 18, 2022

家で毎日1リットルくらい、外で買ったペットボトルで1リットルくらい飲んでてウォーターサーバー置いてます！便利だけど電気代も考えるとちょっと割高かも……子育てしてる友人や妹はミルク作るのにウォーターサーバーあると手放せないと言っとります！

— ける☀️エオコン当落9/8 (@kelu_jk) August 4, 2022

ウォーターサーバーは本当に便利です。
ミルクの場合真夜中でも簡単に作れるし、温度調整も楽ちん。
うちはありがたいことにほぼほぼ完全母乳でしたが、母乳育児だと喉が渇くし、そして子育てで色々忙しい時に、手頃に温度も調整して水分補給できるのは本当にありがたかったです。

— ぽんぬ (@merumirainko) July 12, 2022

子育て世代にはウォーターサーバーいいですね！お湯が用意されてるのは強い…！パパも簡単にできるのが最高ですね(o^^o)

— まひる@sky (@OHOL201811) March 13, 2019

おはようございます。

ウォーターサーバーあるじゃん。お湯と冷水が出るやつ。あれさ、乳児のミルク作るとき便利だよ。固形ミルクをすぐ溶かしてさ、ちょうど良い温度にさ、すぐできる。そういうの使えばちょっと子育てラクになるよね。

— がち｜テキトー人間 (@kogacche) November 8, 2021

念願のウォーターサーバー契約🥺🥺

子育て世帯安くて最高かよ🥺

— かっか®2y5m＆10m (@kaeshun0729) August 4, 2020

実際に子育てをしている方のウォーターサーバーの良い口コミは、やはりミルク作りで便利、一度使うと手放せないというものが多くありました。

とにかく時間と忙しさに追われる子育てにおいて、ミルクをさっと作れてママパパの水分補給もできるウォーターサーバーはかなり役立つようでした。

赤ちゃんや子育てのウォーターサーバーで失敗しない選び方

ウォーターサーバーは沢山のメーカーからさまざまな機種が提供されていますが、ここでは赤ちゃんや子育てにぴったりのサーバーを選ぶ際に失敗しないためのポイントに絞って解説していきます。

以下のポイントのうち複数を満たしている機種であれば、赤ちゃんや子育てに安心して利用することが出来るでしょう。

ひとつずつ詳しく解説していきますので、ぜひサーバー選びの参考にしてみてくださいね！

ミネラルが少ない軟水のサーバーを選ぶ

赤ちゃんや子どもは内蔵機能が発達していないため、ミネラル分の少ない「軟水」のウォーターサーバーを選びましょう。

逆に硬水はミネラル分を多く含むため、大人は健康効果が期待できますが子どもが飲むとお腹を壊したり、下痢になってしまうおそれがあります。

「軟水」とは、カルシウム・マグネシウムなどのミネラル量が少ない水のことで、日本では大半の水道水が軟水に分類されています。

赤ちゃんの粉ミルクにはミネラルなど赤ちゃんに必要な栄養素があらかじめ含まれているものが多いので、同じ軟水でも硬度が100mgに近いものよりは、ある程度低いものの方が良いでしょう。

粉ミルクメーカーの公式サイトでも軟水でミルクを作ることを推奨しているので、軟水かつ硬度が低めのウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。

不純物を取り除いたRO水もおすすめ

赤ちゃんや子どもにはミネラルの少ない軟水が適していますが、その中でも不純物や有害物質を極限まで取り除いた「RO水」は特におすすめです。

RO水とは、高性能な微細フィルターでミネラルや雑菌、塩素などの成分をろ過した水のことで「ピュアウォーター」や「純水」とも呼ばれています。

育児専門店などで販売されているミルク調乳用の水のほとんどがRO水を使っていることからも、赤ちゃんのためにRO水が飲めるウォーターサーバーを選べばより安心でしょう！

チャイルドロック機能があるサーバーを選ぶ

赤ちゃんや子どものいる家庭でウォーターサーバーを導入するなら、必ずチャイルドロック機能が搭載されたサーバーを選びましょう。

ウォーターサーバーはボタンを押すだけで手軽に水やお湯を簡単に出せるため、便利な反面赤ちゃんや小さい子供が誤ってやけど事故を起こしてしまう危険性もあります。

そこで近年のウォーターサーバーは赤ちゃんや小さい子供を守るための対策として「チャイルドロック機能」が搭載されています。

実際にウォーターサーバーの利用でもっとも起こりうるのがやけど事故であることから、ウォーターサーバー各社も注意喚起しています。

チャイルドロック機能はボタン式がおすすめ

チャイルドロック機能にはつまみ式、レバー式など色々ありますが、一番おすすめなのはボタン式です。

つまみ式は小さな子どもの手で開錠されてしまうことがあるので、やけど事故対策にならない場合もあります。

レバー式はレバーとボタンの同時操作が必要なので事故対策としては適していますが、大人も片手で水が出せないため普段遣いでは不便な点があるでしょう。

一方でボタン式は主にボタンを長押ししてロック解除するタイプのチャイルドロックなので、子どもでは解除が難しく片手でロック解除や給水ができることから利便性も高いです。

ロックボタンも赤ちゃんの手が届きにくいサーバー上部に配置されている機種が多いため、やけど事故対策にはボタン式チャイルドロック機能がおすすめです。

サーバー周辺にガードを置けばさらに安全

赤ちゃんがウォーターサーバーに触れないように、周囲をガードなどの柵で囲んで対策をするとより安心して利用することが出来ます。

ガードはベビーゲートやベビーフェンスとも呼ばれており、ベビー用品店などで購入すると5,000～10,000円程の費用がかかりますが、ワイヤーネットなどでDIYした場合は3,000円程度に費用を抑えることも可能です。

高さの目安としては低くても赤ちゃんの背丈以上、赤ちゃんの手が蛇口やボタンに届かないように設置すれば安心です。

大人であればフェンスを動かさずに使用できるので、サーバーも使いやすいでしょう。

ミルクに適した70度のお湯が出るサーバーを選ぶ

赤ちゃんの粉ミルクを調乳するためのお湯は約70℃くらいが適温とされているので、70℃前後のお湯が出るサーバーを選ぶのも大切です。

参考：WHO「乳児用の安全な調乳ガイドライン」

お湯を沸かして冷ます時間が短縮できるのでママパパの負担を減らせるほか、赤ちゃんが夜泣きした時もすぐにミルクをあげられるます。

ウォーターサーバの中にはお湯の温度設定ができるものもあるため、上手く活用すれば非常に便利です。

片手で操作できるサーバーを選ぶ

子育て中は赤ちゃんを抱っこして「常に片手がふさがっている状態」になりやすいので、片手で操作できるウォーターサーバーを選ぶと便利です。

ウォーターサーバーには「片手で給水が可能なサーバー」と、「給水に両手が必要なサーバー」の2種類があります。

「給水に両手が必要なサーバー」は、右手でコップを持って左手でチャイルドロックを解除するなどの両手の操作が必要ですので、子育て中は面倒に感じてしまうでしょう。

赤ちゃんを抱っこしながら家事をする状況も多い子育て中は、片手で水やお湯を注げる機種を選ぶことが大切です。

水ボトルの交換が簡単にできるサーバーを選ぶ

ボトルの容量が少なく軽い、本体下部搭載で交換がしやすいなど。ボトルの交換が負担にならないサーバーを選ぶのも大切です。

一般的なウォーターサーバーは水ボトル1本あたり12リットルあり、サーバー上部まで持ち上げて交換する機種が多いので交換でかなり負担がかかります。

しかし7L、9Lの軽量ボトルやサーバー下部にボトルをセットする機種を選べば、重いボトルを持ち上げる必要がないので子育てで疲れた体の負担を経験できるでしょう。

内部クリーン機能などが搭載されたサーバーを選ぶ

毎日のように掃除をしなくても常に清潔な水が飲める、内部クリーン機能が搭載されたウォーターサーバーを選ぶのもおすすめです。

近年のウォーターサーバーには、掃除やメンテナンスの頻度を減らすべく「内部クリーン機能」「自動清掃機能」などが搭載されています。

生後間もない赤ちゃんは免疫力が弱いため、ミルクや飲み水から雑菌を取り込まないためにも、衛生面の対策がされているウォーターサーバーを選ぶと良いでしょう。

内部クリーン機能とは

「内部クリーン機能」とは、サーバー内部に熱湯を循環させたり、消毒効果のあるライトを照射するなどして、自動的にサーバー内を殺菌して衛生面を保つ機能のことです。

従来のウォーターサーバーでは、メンテナンスを怠ると本体内部にカビや雑菌が繁殖したり、水に汚れが浮いているような事態が発生していました。

しかし内部クリーン機能を搭載したことで、簡単なメンテナンスをしていれば常に清潔で安全な水を飲むことが可能です。

まだ免疫力が強くない赤ちゃんに安全にミルクや水を飲んでもらうためにも、衛生面の対策がされたウォーターサーバーを選ぶことが重要でしょう。

圧縮式ボトルとは

「圧縮式ボトル」は、使用した水の量に応じて空気圧縮されるタイプの水ボトルです。

ウォーターサーバーの水は水道水のように塩素で消毒されていないため、外部からの空気が入ると雑菌が繁殖しやすくなっています。

しかし、圧縮式ボトルは水を使用してボトル内の容量が減っても常に内部が真空状態になるため、外部から空気が侵入せず雑菌も繁殖しないというメリットがあります。

月額料金で選ぶ

導入後に思ったより費用負担が重くて後悔をしないために、月額料金でウォーターサーバーを選ぶのも重要です。

料金はメーカーによって大きく異なりますが、1つの基準としてRO水であれば総額3,000円～4,000円、天然水であれば4,000円～5,000円ほどになることが多いでしょう。

※1か月の水の使用量を平均的な24Lとした場合

ただしこれはあくまでも目安であり、天然水の品質にこだわっていたり、サーバー本体が高性能な場合は上記を超える金額になることもあります。

また、自宅の水道水を浄水する「水道水ウォーターサーバー」であれば、月額3,300円の定額で水が使い放題になります。

赤ちゃんや子育て向けウォーターサーバーの料金・費用の目安

ここでは赤ちゃんや子育て向けのウォーターサーバーの料金について、もう少し詳しく掘り下げていきます。

安価にウォーターサーバーを使いたい方はRO水がおすすめ

料金面を重視する場合、最も安価に利用できるのがRO水のウォーターサーバーがおすすめです。

基本となる水代が安価なので、総額料金はその他のウォーターサーバーと比較して抑えられており、水自体も高性能フィルターで雑菌や有害物質を除去しているので、赤ちゃんに飲ませても安心です。

天然水は美味しさではRO水を上回っていますが、料金はやや高いのでお水にこだわる方向けでしょう。

水を大量に使う家庭は水道水浄水がおすすめ

水道水は一見するとRO水より料金が高いのですが、水道水を原水としている関係で水代は非常に安価なので、家庭の人数が多いなどで水の消費量が増えると非常にお得になります。

例えば5人家族で1ヶ月で水を72L消費する場合、RO水ですら水代だけで8,100円かかります。

しかし水道水浄水サーバーであれば水代は約15円なので、レンタル代を加味しても総額ではRO水より安価なので、消費量の多い家庭におすすめです。

赤ちゃん向けウォーターサーバーに関するよくある質問

最後に、赤ちゃんや子育てのためにウォーターサーバーを利用したいという方からよくある質問をまとめています。

赤ちゃんに適している水などの疑問に一つずつお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

質問①：赤ちゃんはいつから水をそのまま飲めるの？

赤ちゃんがいつから水を飲めるかといった期間に明確な定義はありません。

内臓が未発達な赤ちゃんには出来るだけ硬度の低い軟水を、高くても硬度100mg/L以下であれば下痢になったりお腹を壊すおそれも少ないです。

ただし生後6か月までの赤ちゃんはミルクから栄養・水分を摂るため、無理に水をあげる必要はありません。

離乳食が始まる生後6か月後からはミルクの量が減ることで水分不足にならないよう、スプーンなどで少しずつ体温に近い水を与えて慣れさせていくとよいでしょう。

質問②：赤ちゃんにはRO水と天然水どっちがいい？

どちらでも問題ありませんが、不純物を取り除いたRO水であればより安心できるでしょう。

RO水・天然水どちらの場合でも、水に含まれるミネラル分が多い硬水は赤ちゃんの内臓にストレスを与えるおそれがあります。

硬度が高い水はお腹を壊したり下痢になってしまう可能性もあるため、赤ちゃんにあげる水の硬度には特に気を付けましょう。

また、RO水と天然水の違いについては下記の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

質問③：ベビーガードを置かずに使えるサーバーはある？

基本的にチャイルドロックが付属しているサーバーであれば利用できますが、サーバー上部に操作部が配置されているウォーターサーバーであればより安全です。

赤ちゃんの手が届かない位置に操作部があれば、ベビーガードを設置しなくても赤ちゃんのやけど事故やイタズラを防いでくれる上に大人も快適に使うことができるでしょう。

また、卓上型のウォーターサーバーを手が届かない位置に設置することでも、赤ちゃんの事故やイタズラ対策になります。

質問④：赤ちゃん子育て期間にしか利用しないけど、問題はない？

問題なく利用できますが、最低利用期間と解約金には注意が必要です。

メーカーやサーバーによって最低利用期間や解約金などの規定が異なるので、もし不安がある場合は先に確認しておきましょう。

最低利用期間が短く設定されているウォーターサーバーを選べば、最低利用期間が過ぎたときの状況次第で継続利用するかどうかを検討できるので安心です。

質問⑤：出産前と出産後、契約する時期はいつがいい？

出産前に母子手帳を貰った後がおすすめです。

申込みから利用開始までの期間はメーカーによって開きがあり、出産間際になってから申し込むと一番バタバタする時期にウォーターサーバーの配送が重なる可能性もあるため、余裕を持って申込んだ方が良いでしょう。

しかし、子育て応援プランの利用には母子手帳の提示が必要なことも多いため、母子手帳を貰ったら早めに申込みをしておくとスムーズに赤ちゃんを迎える準備が整います。

質問⑥：ウォーターサーバーは赤ちゃんがぶつかっても転倒しない？

転倒する心配はほぼありません。

ウォーターサーバーには背面に転倒防止ワイヤーが付属しているサーバーも多く、足元にボトル設置するタイプのサーバーであればより安心して使うことができます。

もし赤ちゃんがぶつかったら…と心配な方は、足元にボトルを設置するサーバーを選んでみてはいかがでしょうか。

質問⑦：ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルクを作る時の作り方は？

粉ミルクを入れた哺乳瓶に温水で出したお湯を入れてから冷まして作ります。

ウォーターサーバーでのミルクの作り方は主にお湯を沸かす部分だけの違いとなりますので、粉ミルクのパッケージの作り方に沿って作れば問題ないでしょう。

赤ちゃんの子育てにおすすめのウォーターサーバーまとめ

今回は赤ちゃんの子育てにおすすめのウォーターサーバーについて解説しました。

ウォーターサーバーは子育てに必ずしも必要なものではありませんが、ウォーターサーバーがあると育児・家事の時短になり、忙しいママパパの助けになることは間違いありません。

ご紹介した内容を参考にしていただき、ぜひ家事・子育ての時短を叶える1台を見つけましょう。

>>赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバー比較9選をもう一度確認する