クリクラの電気代は高い？1ヶ月の目安や他社との比較を紹介

ウォーターサーバーを利用する際には様々な費用がかかりますが、その中でも水代に次いで大きな割合を占めるのが電気代です。

今回の記事ではウォーターサーバーの中でも人気の高い、クリクラの電気代について詳しく解説していきます。

クリクラの利用を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。

クリクラの電気代は高い？安い？

今回の記事ではクリクラの電気代について紹介していきますが、結論から言えばクリクラの電気代はサーバーによって大きく違います。

クリクラのサーバーには複数ありますが、電気代が安い機種もあれば高い機種もあります。

ここではクリクラの機種毎の電気代について、紹介していきます。

クリクラサーバーの電気代は高い

クリクラの代表的なサーバーと言えるのがクリクラサーバーですが、電気代は約1,000円と他社サーバーと比べると若干高めの水準と言えるでしょう。

サーバーの電気代はどこのメーカーも機種によって大きく違いますが、900~1,000円程度が一般的です。

そのためクリクラサーバーの電気代は突出して高い訳ではないですが、やや高めの印象です。

クリクラは水代が安い特徴がありますが、選ぶサーバーによっては電気代が高いので注意が必要です。

省エネサーバーであれば電気代は安い

省エネサーバーであれば、電気代は安いです。

省エネサーバーの電気代は756円/月となっており、平均的なサーバーの電気代を下回っていると言えるでしょう。

そのためコストを重視するのであれば、省エネサーバーを利用するのがおすすめです。

クリクラサーバーに比べるとお得な省エネサーバーですが、申し込みの際には初回金7,700円（税込）がかかる点には注意が必要です。

クリクラサーバーは初回金は不要なので、省エネサーバーの初期費用の負担は大きいと言えます。

初期費用の負担を電気代で回収するためには概ね3年以上利用する必要があるので、省エネサーバーがおすすめなのは長く利用する方が前提となるでしょう。

電気代を重視する方はコスモウォーターsmartプラスnextがおすすめ

電気代を抑えたい方には省エネサーバーがおすすめですが、より電気代を抑えたいのであればコスモウォーターsmartプラスnextが良いでしょう。

クリクラ省エネサーバーはクリクラサーバーに比べると電気代は抑えられていますが、電気代は756円/月と他社の省エネサーバーと比べるとそこまで安くはありません。

そのため電気代を重視する方であればクリクラではなく、他社サーバーの方がおすすめです。

中でも一番おすすめと言えるのがコスモウォーターsmartプラスnextで、電気代は256円とクリクラ省エネサーバーよりもかなり安い水準です。

このように他社と比べるとクリクラ省エネサーバーは決して安い水準ではないので、他社も含めてしっかりと比較するようにしましょう。

クリクラ全機種の電気代を比較

クリクラの電気代は機種によって違うので、電気代を気にする方であれば機種毎の電気代を確認して申し込む必要があります。

ここではクリクラの全てのサーバーの電気代と、消費電力を比較してみましょう。

機種	クリクラFit	クリクラサーバー	クリクラ省エネサーバー	クリクラShuwa
画像
消費電力	冷却：95W 加熱：350W	冷却：73W 加熱：350W	冷却：80W 加熱：300W （※2）	冷水：76W 温水：350W
電気代/月	1,107円 （※1）	1,000円	756円	1,000円

※1 再加熱機能付の場合は1,134円（税込）
※2 床置き型のSの場合は、冷却:90W加熱:300W

上記の機種の内、クリクラサーバーと省エネサーバーについては床置き型のLだけでなく卓上型のSもありますが、電気代は同じです。

またクリクラFitにはお湯を90℃まで加熱出来る再加熱機能付きの機種があり、通常タイプに比べると少し電気代は高めとなっています。

一般的なサーバーの電気代は900~1,000円ですから、省エネサーバーであれば平均よりも安価と言えるでしょう。

クリクラの月額料金の目安

表からも分かる通り機種にもよりますが、クリクラサーバーの電気代は756円~1,000円前後の機種が多いです。

そこに一般的な二人暮らしの家庭の水消費量である24L分の料金を加えると、月額料金の目安は3,936円となります。

ウォーターサーバー全体の相場で見ても、3,936円は安い部類に入ります

ただしスタンダードサーバーやクリクラFitなど平均よりも電気代が高い機種の場合は月額料金も高くなるので、コストを重視する方は機種選びは慎重に行う必要があります。

クリクラと大手他社のウォーターサーバーの電気代を比較

サーバーを利用するにあたって電気代を気にする方は多く、そのため他社でも省エネモデルの機種は多くあります。

ウォーターサーバーの電気代はメーカー毎に違うので、検討する際には他社との比較も重要になるでしょう。

ここでは大手メーカーであるプレミアムウォーターのスリムサーバーⅢ、アクアクララのアクアウィズと電気代を比較していきましょう。

サーバー名	クリクラ 省エネサーバー	プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ	アクアクララ AQUA WITH
サーバー画像
電気代	756円/月 ※エコモード時 1,000円/月 ※通常使用	500円/月 ※エコモード時 630円/月 ※通常使用	350円/月 ※エコモード時 1,000円/月 ※通常使用
消費電力	冷水90W 温水300W	冷水85W 温水350W	冷水105W 温水465W

省エネサーバーの電気代は他社の省エネモデルと比較しても高い

上記の表からも分かる通り、クリクラ省エネサーバーの電気代は他社の省エネモデルと比べると高いと言えるでしょう。

省エネサーバーの電気代756円/月に対し、プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢは500円/月と256円/月も違います。

更にアクアクララのアクアウィズは350円/月となっており、省エネサーバーの半分以下の水準です。

アクアウィズとは1ヵ月で約400円もの電気代の差があるので、年間だと約5,000円もの価格差になります。

5,000円あれば水のボトルを2~3本程度注文出来るので、電気代の価格差がいかに大きいかが分かるでしょう。

このようにクリクラ省エネサーバーは一般的なウォーターサーバーよりは電気代が安いものの、他社のエコモードを搭載した機種と比べると高いと言えます。

電気代がやや高くてもクリクラを利用するメリット

ここまで説明してきたように、クリクラは他社に比べると電気代はやや高めの水準です。

しかしクリクラには高い電気代を考えても使うべきメリットが多くあります。

ここでは電気代が高くでも使いたくなる、クリクラのメリットについて見ていきましょう。

水の安全性が非常に高い

クリクラは水の安全性がとても高い事は、大きなメリットの一つです。

クリクラでは56項目にもなる独自の安全基準を設けており、その基準をクリアするために徹底的にろ過を行い一度純水にしています。

そこに良質なミネラルを加えたのがクリクラの水なので、安全性と美味しさを両立していると言えるでしょう。

製造過程ではボトルの入荷から充填・密封までを全てオートメーションで行っているので、細菌などが入る事はありません。

更にボトルの保管は直射日光を避けて行い、品質管理を徹底しています。

出荷前には水・ボトルの汚れの検査を人の目で行うなど、安全性への拘りはとても高いと言えるでしょう。

そのためいつでも安心して水が飲める事が、クリクラのメリットです。

580の産院で使われてるので赤ちゃんも安心

クリクラは580もの産院で使われているので、赤ちゃんにも安心して飲ませてあげられます。

先ほど説明したようにクリクラの水は安全性に徹底的に拘っているので、妊婦さんや赤ちゃんが飲んでも問題ありません。

また後程詳しく説明しますが、専門スタッフによる定期的なメンテナンスを受けられる事も特徴です。

そのためサーバーの衛生面でも安心出来るので、多くの産院から指示されています。

抵抗力のない赤ちゃんに飲ませる水は慎重に選ぶ必要がありますが、580もの産院から選ばれている事を考えれば、クリクラの水に対する評価の高さが分かるでしょう。

このように赤ちゃんでも安心して飲める事も、クリクラのメリットです。

安心サポートパックが優秀すぎる

安心サポートパックの内容が充実している事も、クリクラのメリットです。

クリクラでは安心サポートパックというサービスがあり、下記のような充実したサポートを受けられます。

• 年に1回のサーバーメンテナンス
• 専門スタッフによる対応
• 故障時の無償修理対応
• キャップカバー取付等の子供への安全面の対応
• 快適サービス

特に嬉しいのが年に1回のサーバーメンテナンスで、専門のスタッフが対応してくれます。

水の出るコックや、ボトルの差込口などの汚れやすい部分や、タンクの内部まで徹底的に清掃してくれます。

長く使えば使うほどサーバーに汚れが溜まるので、定期的にメンテナンスしてくれるのは衛生面でも安心出来るでしょう。

また小さいなお子様がいる家庭には、冷水コックのチャイルドロック対応、ドレインキャップカバーの取り付けなども行ってくれます。

このようにとても便利な安心サポートパックがクリクラのメリットですが、サーバー1台につき417円（税込）の費用がかかる点には注意しましょう。

水の値段がリーズナブル

水の値段がリーズナブルな事も、クリクラのメリットです。

クリクラの水代は12Lのボトルで1,590円（税込）となっており、他社メーカーと比べると安い水準と言えるでしょう。

水代はメーカーによっても差がありますが、12Lボトルの場合は概ね2,000円前後が平均的な価格なので、クリクラの水の安さが分かります。

またクリクラには水ノルマは無いですが、ボトルの注文数が3か月で6本未満の場合はサーバーレンタル料1,100円（税込）が必要になります。

そのため、月に24L以上水を使わないと割高になってしまう事もありますが、逆に水を多く使う家庭であれば他社と比べても安価で利用出来るでしょう。

ファミリー層など、水の使用量が多い家庭ほどクリクラはおすすめです。

停電や災害時にも役立つ

クリクラの水は、災害時の備蓄水として利用出来る点もメリットと言えるでしょう。

災害時に備えて物資を備えている家庭も多いと思いますが、クリクラの水があればそのまま備蓄水として災害時に利用出来ます。

特にクリクラの水は先ほども説明したように安全性が高いので、災害時にも安心して使えます。

このようにクリクラがあれば、いざという時の備えになる事もメリットの一つと言えるでしょう。

クリクラと他家電製品の電気代を比較

ウォーターサーバーは冷水と温水がいつでも楽しめる家電ですが、同じ機能を持った家電は他にもあります。

冷蔵庫で水を冷やせば冷水を飲めますし、電気ポッドや電気ケトルがあれば温水が飲めます。

このように他の家電を使った場合の電気代と、クリクラではどちらが安いでしょうか。

クリクラの省エネサーバーと、他の家電のそれぞれの電気代は下記の通りです。

※1 330Lサイズでの平均料金
※2 3.0Lサイズでの平均料金
※3 1日カップ（140ml）8杯のお湯を沸かした場合

利便性を考えれば省エネサーバーの電気代はお得

表からも分かる通り、他の電化製品の電気代に比べると省エネサーバーの電気代は高いですが、利便性を考えればお得と言えるでしょう。

電気ポッドや電気ケトルは電気代が安いですが、冷水機能はありません。

冷蔵庫も同様にお湯は沸かせないので、冷水も温水も楽しめるのは省エネサーバーのみです。

このような利便性も含めて考えると、省エネサーバーの電気代は決して高くはないでしょう。

クリクラの電気代を節約する方法

クリクラの電気代についてはここまで説明してきた通りですが、電気代は使い方によっても大きく変わります。

ここでは電気代を節約出来る使い方を紹介するので、電気代を重視する方はぜひ参考にして下さい。

直射日光や温度変化が激しい場所に設置しない

直射日光があたったり、ストーブやエアコンの近くのような温度変化の激しい場所にサーバーを置かない事で、節電に繋がるでしょう。

クリクラのサーバーは内部のタンクで水を保管し、適温を保つ構造になっています。

そのため、サーバー本体の温度が上がったり下がったりしてしまうと、水の温度を保つために余分に電力を使う必要があります。

このようにサーバーは常に適温に保っておくことが、節電に繋がります。

節約目的でコンセントを抜かない

コンセントを抜かない事も、クリクラでは節電になります。

コンセントを抜いてしまうとサーバー内部の冷水や温水の温度が変わってしまうので、再度電源を入れた時に余分に電力を使用する事になってしまいます。

またクリクラのサーバーには背面に温水スイッチがありますが、こちらも切らない方が節約になるでしょう。

定期的に清掃をする

定期的な清掃も、電気代の節約につながります。

クリクラのサーバーは、背面にある放熱部分でサーバー内部の熱を放出する仕組みになっています。

そのため放熱部分に埃が溜まってしまうと上手く放熱が出来ず、余計な電力を使ってしまう事になるでしょう。

定期的に背面部分の清掃をする事が、電気代の節約になります。

家具や壁の間に15cm程度の空間を作る

クリクラを設置する場所も重要で、家具や壁から15cm程度話す事で節電になります。

これは先ほどの放熱と同じで、少し空間を作る事で熱が逃げやすくなるためです。

また空間があった方が埃も溜まりにくく、更に掃除もしやすくなるでしょう。

このようにサーバーの周囲に少しの空間を作ってあげる事で節電だけでなく、衛生面での効果もあります。

スタンダードサーバーでなく省エネサーバーを選ぶ

クリクラを利用する場合は、スタンダードサーバーではなく省エネサーバーを選ぶ事が、電気代を抑える事になります。

機種毎の電気代で紹介したようにスタンダードサーバーは他社よりもやや高めの電気代ですが、省エネサーバーであれば他社と比べても安価に利用出来ます。

電気代を重視する方は、クリクラ省エネサーバーを利用すると良いでしょう。

クリクラより電気代が安いおすすめウォーターサーバー

クリクラの中では省エネサーバーがおすすめですが、他社にはもっと電気代を抑えた機種もあります。

そのため電気代を重視する方であれば、他社サーバーとも比較する事をおすすめします。

ここでは電気代を重視する方におすすめのサーバーを見ていきましょう。

フレシャスdewo

最初に紹介する節電機能の高いサーバーが、フレシャスのdewoです。

3つのエコ機能を持っているdewoは節電機能が高く、電気代は330円/月とクリクラの省エネサーバーよりも400円以上も安くなっています。

またフレシャスの水は拘った産地の天然水を使っているので、クリクラの水とは違った美味しさがあるでしょう。

コストを重視する方で、更に天然水を飲みたい方におすすめのサーバーです。

コスモウォーターsmartプラスnext

美味しい天然水が飲める事が特徴のコスモウォーターがリリースしている、smartプラスnextもおすすめのサーバーです。

電気代は256円/月と省エネサーバーよりも、500円も安いです。

年間にすると6,000円もの電気代の差になるので、コストを重視する方にはぜひ検討してほしいサーバーと言えるでしょう。

電気代が安いだけでなく、温度調節などの機能も豊富なので、おすすめのサーバーです。

アクアクララ アクアウィズ

フレシャスと同様にRO水が特徴のアクアクララの、アクアウィズも電気代が安いです。

電気代は350円/月と省エネサーバーよりも、400円も安い水準です。

またアクアウィズはネスレのコーヒーマシンを搭載しているので、美味しいコーヒーを楽しみたい方にはおすすめのサーバーと言えるでしょう。

クリクラの電気代や節約方法まとめ

クリクラの電気代は機種によって違いがありますが、省エネサーバーであれば平均よりも安価に利用出来るでしょう。

しかし他社のエコ機能を搭載したサーバーと比べると、安価とは言えません。

そのため電気代を最優先にする方は他社の方が良いですが、クリクラには水の安全性や定期的なメンテナンスなど他社にはないメリットがあります。

クリクラの利用を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。