ウォーターサーバーの月々の電気代は高い?安い?平均や10社を徹底比較
日々の生活を快適にするために、ウォーターサーバーを導入したいと考えている人は決して少なくないでしょう。
しかし「水代以外にも電気代などがかかるし、ある程度経済的にゆとりがないとウォーターサーバーを導入するなんて…」と思っていませんか?
実はウォーターサーバーにかかる電気代は電気ポットなどと比べても謙遜なく、月額500~1,000円程度で利用することができます。
今回は、ウォーターサーバーにかかる月々の電気代について調査し、有名なサーバーメーカー10社ごとの月々の電気代を徹底比較していきます。
この記事を読むと分かること
- 電気ポットの電気代は約500円、電気ケトルなら約100円~
- ウォーターサーバーの電気代は月額500~1,000円が目安
- ウォーターサーバーと電気ポット・ケトルは電気代面での大きな差はない
ウォーターサーバーの電気代は高い?月額でいくら?
結論から言うと、ウォーターサーバーの電気代はその利便性を考えると決して高くはありません。
メーカーや機種によってある程度の電気代はかかりますが、それを補って余りあるほどのメリットがあるので、導入を検討する価値は十分にあるでしょう。
そして月々の電気代ですが、こちらはウォーターサーバーが省エネモード、エコモード搭載か非搭載かで大きく変わってきますので、以下にそれぞれの電気代平均を紹介していきます。
月々の電気代の平均は省エネモード非搭載で1,000円ほど
まず、省エネモードやエコモードを搭載していない旧式のウォーターサーバーの場合、月々の電気代は平均で1,000円程度です。
最近のモデルは標準で省エネモードを搭載しているメーカーが多いですが、旧式のモデルを使い続けているメーカーや料金が格安のメーカーのウォーターサーバーには省エネモードが搭載されていないことが多いです。
水代やレンタル代が安くても、電気代が高いと最終的に発生する月々の支払いは逆に割高になる可能性があるので、注意した方がよいでしょう。
また、ウォーターサーバーメーカーの大半は月々の電気代目安を公表しているのですが、中には情報を特に公開していないメーカーも多く、予想外に高い、ということも少なくありません。
月々の電気代の平均は省エネモード搭載で500円ほど
次に省エネモードやエコモードを搭載しているウォーターサーバーの場合、月々の電気代の平均は500円ほどです。
機種によってはさらに電気代が安く済むこともあり、フレシャスが提供している「デュオ」「スラット」などのウォーターサーバーは1ヶ月380円ほどの電気代で済みます。
省エネモードを搭載していないウォーターサーバーとの電気代の差額は月々620円ほどですが、年間コストで見ると「620円×12ヶ月=7,440円」もの差が生じます。
人によりますが決して馬鹿にできないコストの差かと思いますので、電気代を重視する方は省エネモードやエコモードを搭載した機種を選びましょう。
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ウォーターサーバー10社の電気代を一覧表で比較
以下に大手ウォーターサーバー10社の電気代を一覧表で比較してみました。
各メーカーで一番電気代が安い機種を準拠に記載しており、エコモード搭載型サーバーの平均である500円よりもさらに安いメーカーは分かりやすく赤字にしています。
サーバー名 | 電気代 | 月額料金(24L使用時) | 詳細 |
---|---|---|---|
フレシャス | 380円~ | 5,189円 | |
ワンウェイウォーター | 446円~ | 2,700円 | |
コスモウォーター | 474円~ | 4,104円 | |
アクアクララ | 1,000円~ | 3,908円 | |
アクアセレクト | 750円~ | 3,132円 | |
アルピナウォーター | 600円~ | 3,113円 | |
ウォータースタンド | 859円~ | 3,850円 | |
クリクラ | 756円~ | 3,380円 | |
信濃湧水 | 800円~ | 3,240円 | |
プレミアムウォーター |
527円~ | 4,233円 |
結論から言うと、やはりフレシャスのウォーターサーバーが最も電気代が安いです。
フレシャスは電気代が安いだけでなく水の味やサーバーの性能、アフターフォローも含めて優れたメーカーなのでおすすめです。
次点ではワンウェイウォーターの電気代が安いのですが、その他の性能や水の美味しさを考えると、電気代が30円ほど高くてもコスモウォーターの方がおすすめです。
ウォーターサーバーの電気代は冷蔵庫や家電製品と比較して安い?
結論から言うと、ウォーターサーバーの電気代はその他の水を冷やす、温める家電製品と比べても安いです。
家電製品 | 月々の電気代 |
---|---|
ウォーターサーバー(省エネモデル) | 500円~ |
冷蔵庫 | 800円~ |
電気ポット | 600円~ |
電気ケトル | 100円~ |
流石に電気ケトルよりは月々の電気代が高いものの、冷蔵庫や電気ポットよりは安いです。
ただし、電気ケトルは冷水を作ることができない他、ウォーターサーバーのように保温機能がなく、一度に作れるお湯の量が少ないことを考えると微妙でしょう。
ウォーターサーバーは他の家電製品にないメリットがある
- いつでも冷水が使える
- お湯を沸かさずともいつでも熱湯が出る
- 一度に最高12Lの冷水、お湯を用意できる
- 出てくる冷水、熱湯が天然水やRO水なので美味しい
冷蔵庫や電気ポットはそれぞれ冷水、熱湯のみしか作ることができません。
さらにミネラルウォーターを別途買わない限り水道水を使うことになるので、お世辞にも美味しい水、お湯ではないでしょう。
しかしウォーターサーバーであれば大半は天然水、または不純物を除去したRO水なので、冷蔵庫や電気ポットよりも圧倒的に美味しい水が出ます。
月々の電気代もウォーターサーバーの方が安いことを考えると、ウォーターサーバーは非常に優れた家電製品であると言えるでしょう。
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ウォーターサーバーの電気代を節約する方法
- エコモード搭載のサーバーを選ぶ
- 直射日光が当たらない場所に設置する
- 壁から少し離して設置する
- こまめに清掃する
- 節約目的に電源を切らない
ウォーターサーバーの電気代を節約したい場合、上記の5つを守るようにしましょう。
それぞれについて詳しく紹介していきます。
エコモード搭載のサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーの電気代を節約したいなら、まずエコモードや省エネモードを搭載したサーバーを選ぶようにしましょう。
記事の序盤でも説明しましたが、エコモードや省エネモードを搭載しているウォーターサーバーと搭載していないサーバーでは電気代に雲泥の差があります。
年間コストで見ると数千円の差が出ますので、電気代を節約すrならエコモード搭載のウォーターサーバーを選ぶべきです。
直射日光が当たらない場所に設置する
ウォーターサーバーの電気代を節約したいなら、直射日光の当たらない場所に設置しましょう。
直射日光が当たる場所は温度変化が激しいので、サーバーは内部の冷水、熱湯を規定の温度に保つために余計な電力を消費してしまいます。
壁から少し離して設置する
ウォーターサーバーを壁から少し離して設置するというのも、電気代を節約する上で重要です。
ウォーターサーバーに限った話ではありませんが、壁にぴったりくっつけて設置してしまうと家電製品は自身の熱を逃がすことができません。
そのため、水を規定温度まで冷却するために余計な電力を使ってしまうので、最低でも数cmは壁から離して設置するようにしましょう。
こまめに清掃する
ウォーターサーバーの背面にほこりが溜まってしまうと、それも排熱やエネルギー効率に悪影響が出て電気代が高くなってしまいます。
注ぎ口を掃除する方は多いかもしれませんが、定期的にウォーターサーバーの背面も掃除することで、より高い節約効果が期待できるでしょう。
節約目的に電源を切らない
これがかなり重要なのですが、節約目的でこまめにサーバーの電源を切ったり、コンセントを抜くと節約に逆効果なので絶対にやめましょう。
ウォーターサーバーは電力で冷水、熱湯を一定の温度に保っているので、電源を切ってしまうと再度電源を入れた時に温度を戻すためにかなりの電力を使ってしまいます。
さらに電源を切ってしまうと、サーバーに搭載されている殺菌機能もストップしてしまうので、水の安全面にまで悪影響が出る可能性があります。
そのため、電気代を節約するために電源を切るようなことがないように注意して下さい。
長期の旅行などで電源を切りたい場合は、各メーカーが公開している手順に則って、水抜きをした上で電源を落としましょう。
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ウォーターサーバーの月々の電気代の平均や高さを比較まとめ
今回は、ウォーターサーバーにかかる月々の電気代について調査し、有力なサーバーブランド10社ごとの月々の電気代を徹底比較してきました。
ウォーターサーバーには電気代以外にも月当たりの水の代金や、本体のレンタル代金などもかかることからどうしても高額なイメージがありますが、月当たりのランニングコストとしては2,000円から4,000円までに収めることが可能です。
電気代という観点からのみ比較するとどうしても電気ポットなどの方が安価なように思えますが、機能性の高さといった導入することで得られるメリットも含めるとウォーターサーバーを導入することは一考の価値があると言えるのではないでしょうか?
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