ウォーターサーバーは安全?理由や安全性に優れたサーバー比較3選
「ウォーターサーバーを導入したいけど、安全性が心配」
「水やサーバー内部の衛生面は本当に安全?」
ウォーターサーバーは非常に便利ですが、検討するにあたって多くの方が不安に感じるのが水や本体の安全性・衛生面に問題はないのかというポイントです。
そこで今回の記事では、ウォーターサーバーが安全である理由や、サーバー本体が安全に使える衛生面のシステムについて詳しく解説していきます。
記事の後半では安全性・衛生面に優れたウォーターサーバーも参考として紹介していますので参考にして下さい。
この記事を読むと分かること
- ウォーターサーバーは本当に安全なのか
- ウォーターサーバーが安全に使える理由
- 安全性や衛生面に優れたおすすめのウォーターサーバー
ウォーターサーバーは本当に安全?
結論から言うと、ウォーターサーバーは安全です。
これは、ウォーターサーバーが水質、本体の衛生面の双方で安全基準をクリアしているためです。
ただ安全と言われてもその理由が知りたいはずですので、以下ではウォーターサーバーが安全な理由を水と本体それぞれで紹介していきます。
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ウォーターサーバーの水が安全な理由
まずはウォーターサーバーの水が安全性に優れている理由を紹介していきます。
ウォーターサーバーの水が安全に飲める理由
- 国が定める飲料水の基準をクリアしている
- 追加でメーカー独自の水質管理に取り組んでいる
- 地下水やRO水は元々安全性に優れている
国が定める飲料水の基準をクリアしている
結論から言うと、ウォーターサーバーの水は厚生労働省が定めている飲料水の基準をクリアしているため安全です。
「ウォーターサーバーの水は本当に安全なのか」と不安を抱いている人は、多いのではないでしょうか。
しかし日本で飲料水を販売するには、水銀0.0005mg/L以下、鉛0.05mg/L以下といった厳しい水質基準を突破しなくてはいけません。
基準に達していない飲料水は販売することができないので、ウォーターサーバーにかぎらず現在日本で販売されているすべての水は厳しい水質基準をクリアした安全な商品であると言えます。
追加でメーカー独自の水質管理に取り組んでいる
ウォーターサーバーの水は国が定める厳しい水質基準を突破しているだけでなく、大手メーカーでは追加で独自に設定している水質基準や、検査を設けています。
中には自社での水質検査だけでなく、第三者機関に検査を依頼しているメーカーもあり、いずれも基準を突破しているので安全な身です。
各社の水質管理基準や管理体制については、ホームページで公開されていることが多いので、気になる機種があれば公式サイトを確認してみると良いでしょう。
例えば、食品安全管理制度の国際規格でもある「ISO22000」「FSSC22000」や、厚生労働省の「HACCP」(食品衛生管理システム)を導入しているメーカーもあり、業界全体でも水の安全性に対する意識は高いといえるでしょう。
大手メーカー独自の水質管理の例
- プレミアムウォーター:毎日の水質検査、月1回の放射性物質検査
https://premium-water.net/water/ - クリクラ:HACCP(食品衛生管理システム)認証/FSSC22000(食品安全の認証規格)認証
https://www.crecla.jp/safety/ - フレシャス:FSSC22000(食品安全の認証規格)認証、クリーンルームでボトリング
https://www.frecious.jp/feature/water/index4.php - アルピナウォーター:ISO22000(食品安全マネジメントシステム)
https://www.alpina-water.jp/column/vol38.html
こちらが大手メーカーが行っている水質管理の一例です。
多くのメーカーは極めて優れた安全管理、衛生管理の下で作業が行われていることがわかります。
特にプレミアムウォーターは、毎日の水質検査や放射性物質検査など、水の安全性にかなりのコストをかけていることがわかります。
地下水やRO水は元々安全性に優れている
また、ウォーターサーバーに利用される水の大半を占める地下水とRO水が、そもそも極めて安全な水というのも、ウォーターサーバーの水が安全な理由です。
それぞれの水について、安全な理由と一緒に簡単に説明します。
地下水が安全な理由
地下水は、まだ環境が汚染される前である数十年~数百年前に降った雨水を、自然の力でゆっくりと濾過した水ですので安全です。
また、河川のように地表を流れていないので、動物の糞や細菌に汚染されている心配もありません。
ちなみに地下水とは、要するに天然水、ミネラルウォーターですので、コンビニなどに売っているペットボトルの水にも地下水を原水としているものが多数あります。
原水は同じなので、コンビニの天然水ミネラルウォーターが安全なように、ウォーターサーバーの天然水も安全と言えるでしょう。
RO水が安全な理由
RO水とは、0.0001マイクロメートルという非常に微細なフィルターによって、不純物や雑菌を徹底的に取り除いた水です。
放射性物質すらも除去することが可能とされており、赤ちゃんが飲んでも安心なほど安全性に優れています。
RO水とは
RO水とは採取した水にRO膜処理を施した水のことをいいます。
RO(Reverse Osmosis)膜とは逆浸透膜ともいい0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターです。
このフィルターを通して不純物を除去し製造されたのがRO水です。RO水は間違いなく「きれいな水」ですが、限りなく純水に近い状態になりますので、湯冷ましのような感じで決しておいしいとはいえません。そこで、人工的にミネラル分を添加して販売されることが多いようです。
採水地が特定されておらず、人工的につくることができるため低価格のものが多いのも特徴です。
出典元:アクアセレクト公式サイト
RO水そのものが安全性に極めて優れた水なので、ウォーターサーバーの水が不安な方でも安心して飲むことができるでしょう。
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ウォーターサーバーの内部・本体が安全な理由
ここまではウォーターサーバーの水が安全な理由を紹介してきましたので、次にウォーターサーバー内部・本体が安全な理由について詳しく解説していきます。
本体を安全に保つ機能が備わっているから
ウォーターサーバー各社では、サーバー内部の衛生面を保つために、内部クリーン機能の搭載や無料の定期メンテナンスのサービスなどを行っています。
サーバー内部の衛生面を保つシステムの名称は各社によって異なりますが、最近のウォーターサーバーにはおおよそ搭載されています。
実際に主要なウォーターサーバーに搭載されている、3つの機能とメンテナンスサービスを紹介していきましょう。
サーバー内部を殺菌できる熱水循環機能
一つ目に紹介する衛生機能は、ウォーターサーバーの内部全体を殺菌できる「熱水循環機能」です。
温水タンク内のお湯を冷水タンクやホース内にも定期的に循環させることにより、タンク内を衛生的に保つことができます。
自動で内部を衛生的に保ってくれるため、内部メンテナンスをする手間が無くなるのが多いなメリットと言えるでしょう。
ただし、熱水がサーバー全体を循環するシステムなので作動中は冷温水を給水することはできません。
低コストで水を殺菌できるUV殺菌機能
2つ目の衛生機能は、タンク内に殺菌効果のある紫外線を放射し水の衛生面を保つ「UV殺菌機能」です。
熱水循環機能と比較すると、UV殺菌機能は除菌しきれていない部分の殺菌が行える点や、低コストで電気代が削減できるなどのメリットがありますね。
また、UV殺菌機能は作動中でも冷温水ともに並行して利用可能な点も、大きなメリットであると言えるでしょう。
外気からのチリやホコリを防ぐエアフィルター
3つ目に紹介する衛生機能は、外気からのチリやホコリを防ぐ「エアフィルター」機能です。
水が傷んだり、サーバー内部に汚れが発生してしまう原因のひとつは、外気に混じっているチリやホコリに付着している雑菌です。
抗菌加工を施したフィルターを搭載することによって、サーバー内部の衛生状態を保つという仕組みとなっています。
チリやホコリに混じった外気の雑菌による汚れ・カビを予防するため、長く安全に水を使い続けることができるでしょう。
各メーカーのサーバー定期メンテナンス
ウォーターサーバーのほとんどのメーカーでは、有料・無料で定期メンテナンスのサービスを提供しています。
水代が高いメーカーは月額にメンテナンス料が入っているので無料、水代が安いメーカーは1回のメンテナンスで5,500円ほどかかることが多いです。
以下に各メーカーが実施している主なメンテナンスの内容を紹介していきます。
専門スタッフによる定期メンテナンス・サーバー交換
多くのウォーターサーバーでは、1~2年ごとに専門のスタッフによるメンテナンスが無料で受けられるようになっています。
また、メーカーによってはメンテナンスではなく2年ごとにサーバー本体をまるごと新品に交換してくれるところもありますよ。
ほとんどのウォーターサーバーは、定期的なメンテナンスやウォーターサーバー本体の交換によって衛生的な状態で使用できると言えるでしょう。
フィルター設備の交換対応
ウォーターサーバーは、水のボトルを設置するタイプと水道直結型があり、水道直結型の場合は水を濾過するフィルターの交換を行ってくれます。
交換の頻度はメーカーによって異なりますが、半年から1年ごとに新しい浄水フィルターが自宅に届き、基本的に配送料はかかりません。
浄水の要であるフィルターも定期的に交換してもらえるため、衛生面も心配することなく使い続けることが可能です。