ウォーターサーバーを契約しようか検討しているものの、具体的にどんなメリットやデメリットがあるのか不安な方も多いのではないでしょうか?
そこで、このページではウォーターサーバーとはどのようなものなのか具体的に紹介しつつ、導入するメリットなども解説していきます。
この記事の監修者
- 株式会社アクアバンク 代表取締役
- 竹原 タカシ
1983年、大阪大学基礎工学部物性物理工学科を卒業後、磁場・環境制御を利用した鮮度保持開発の研究所を設立。87年、事業化に向けてNCAシステムサービス株式会社を設立し、代表取締役に就任。97年、新たに通信事業に参入。株式会社BAJを設立し代表取締役に就任。2011年に健康寿命を延ばすことを目的としたアクアバンクを設立。現在に至る。
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この記事を読むと分かること
- ウォーターサーバーとは
- ウォーターサーバーの選び方
- ウォーターサーバーの3つの種類・タイプ
- ウォーターサーバーのメリットとデメリット
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ウォーターサーバーおすすめランキング15社を徹底比較!
近年ウォーターサーバーはどんどん進化を遂げ、どのサーバーを選べばいいかわからないですよね。このページでは料金の安さやデザイン、赤ちゃん向けや一人暮らし向けなどの視点から、おすすめのウォーターサーバーを徹底比較してランキング形式でご紹介!
ウォーターサーバーとは?
ウォーターサーバーについての知識を深めていくためにも、まずはウォーターサーバーとは何か?という基本的な定義から解説していきます。
ウォーターサーバーというと、ほとんどの人が飲料水を簡単に給水できる大きなボトルの乗った機械をイメージしますよね。
しかし、そもそも多くの人がイメージする「ウォーターサーバー」は本当に正しいイメージなのでしょうか?
「いつでも冷水・温水が出せる機器」のこと
ウォーターサーバーを直訳するとWater(水)Server(提供する側)となり、「水を提供してくれるもの」という意味になります。
基本的には専用の機器に水が入ったボトルを設置することで、好きなタイミングで冷水や温水を出すことができる道具ですが、広義上は飲食店などに設置されているガラスのジャグも、ファミレスのドリンクバーも「ウォーターサーバー」に含まれます。
元々はオフィスや病院などを中心に活用されていましたが、最近では一般家庭にまで普及し、ウォーターサーバーが置いてある家も珍しくはなくなりました。
一般家庭への普及にともなってウォーターサーバー業者の価格競争も激しくなっており、現在はリーズナブルな価格で利用できる画期的なサービスも数多く展開されています。
ウォーターサーバーの歴史
ウォーターサーバーの歴史をたどると、その発祥は1900年代前半にさかのぼり、最初はウォータークーラーという名前で、アメリカの中でも水不足が深刻な地域に向けて作られたとされています。
現在のように多機能なものではありませんが、水をろ過する機能を備えたもので水不足の地域でも安全な水が飲める画期的なアイテムでした。
日本に普及し始めたのは1900年代後半からといわれており、最初は企業に向けたサービスとして広まっていました。
しかし近年になると、水道水の安全性への不安視、健康意識の高まりなどによって、家庭での契約が急激に伸びてきた経緯があります。
ウォーターサーバー主な種類・タイプ3選
ウォーターサーバーには主に3つの種類があり、リターナブル式とワンウェイ式、浄水機能付きのものがあります。
それぞれの大きな違いとしてはボトルの形状と水の種類で、家庭ごとにどのタイプのサーバーが合うかそれぞれ違うでしょう。
ここでは3つの種類のウォーターサーバーについて簡単に解説していくので、ウォーターサーバーの契約を検討中の方はぜひ参考にして自分合うタイプを探してみてくださいね!
ウォーターサーバーの3つの種類
- リターナブル式ウォーターサーバー
- ワンウェイ式ウォーターサーバー
- 浄水機能付きウォーターサーバー
①リターナブル式ウォーターサーバー
リターナブル式のウォーターサーバーとは、使用済みの空ボトルを業者に回収してもらうタイプのサーバーで、回収したボトルを再利用してまた各家庭に届けられます。
主にRO水を取り扱っていることが多く、ボトルも新しく用意する必要がないのでコストも抑えられて、安く利用することができます。
しかしボトルが再利用のため外側が汚れていたり、回収までの期間に空ボトルが部屋のスペースを取って邪魔などの意見もあるのが現状です。
②ワンウェイ式ウォーターサーバー
ワンウェイ式のウォーターサーバーは最近できたタイプのサーバーで、使用後に各家庭でボトルを処分することができ、空ボトルがスペースを取らないという特徴があります。
提供されている水は天然水であることが多く、リターナブル式より若干値段が高くなりますが、その分新しいサーバーも多いため機能性が良くおいしい水を利用することができます。
ワンウェイ式サーバーのデメリットとしては、自分でいつでもボトルを処分できる代わりに、キャップとボトルの分別からゴミ捨てまで、すべて自分で行う必要があることです。
③浄水機能付き(水道水型)ウォーターサーバー
浄水機能付きウォーターサーバーは自宅の水道水を浄水して使用するサーバーで、水道直結型と水補充型の2種類があります。
どちらも水道水を使用するため、定額で水が使い放題なので家族が多い家庭や水の使用量が多い家庭におすすめのウォーターサーバーです。
ボトル交換もないので、特に水道直結型は力の弱い方や高齢者の方におすすめですが、水補充型は都度水をタンクに補充する必要があるため何度も往復するのが大変ですね。
ウォーターサーバーで失敗しないための選び方
ウォーターサーバーをレンタルするとき、そのサーバーが本当に自分のニーズにあったものか見極めなければなりません。
どれだけおしゃれなデザインでも、どれだけランニングコストが安くても自分に合っていなければ意味がないのです。
そこで失敗しないよう、サーバーの選び方をご紹介していきます。
ウォーターサーバーの機能
近年メーカーから生み出されているウォーターサーバーは、おしゃれで機能面に優れたものが多く、どんどん進化してきています。
赤ちゃんのミルクを作るため・コーヒーを飲むため・料理に使うためなど、様々なニーズに対応しているサーバーが開発されています。
ボトル交換口やボトルの形状、温度調節やチャイルドロックなど様々な機能がサーバーによって違うので、自分の求める機能を搭載したサーバーを選ぶようにしましょう!
水の種類とノルマ
ウォーターサーバーごとに天然水・RO水・水道水の浄水など取り扱っている水の種類が違うので、その中から自分に合った水を選ぶようにしましょう。
先ほども少しご紹介しましたが、メーカーの中には水の注文ノルマを設けているところもあり、毎月自分や家族が使いきれる量の水を配送してくれるサーバーでないと、水を余らせてしまうことになってしまうので注意が必要です。
特に一人暮らしの方は、水を飲み切れず余らしてしまうケースが多いので、よく考えてウォーターサーバーをレンタルするようにしましょう。
電気代やサーバー代などの費用
ウォーターサーバーをレンタルするなら、毎月サーバー代・水代・メンテナンス代・電気代といったランニングコストを必ず負担する必要があります。
どんなに自分のニーズに合ったウォーターサーバーでも、毎月の費用を支払うことができなければ、レンタルし続けることができません。
ランニングコストが高いほど、機能性に優れたサーバーを利用することができますが、ご自分の予算を考えてレンタルするようにしましょう。
サーバー本体とボトルの置き場所
ウォーターサーバー本体もある程度の大きさがあるのですが、一番注意してほしいのは予備・空きボトルの置き場所です。
サーバーが来ることは分かっていても、ボトルの置き場所まで考えておらず置き場所に困り、解約するケースも少なくないようです。
ボトル回収制のウォーターサーバーを利用する場合は、空きボトルの置き場所にも注意して利用するようにしましょう。
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ウォーターサーバーの5つのメリット
ウォーターサーバーは、生活をする上で必ずしも必要なものであるとは言えないですし、実際私も最近まで使用したことがありませんでした。
しかし、実際に上記でご紹介した3種類のウォーターサーバーを使用し、初めて気づいたメリットもいくつかありました。
ここではウォーターサーバーのメリット5つをピックアップし、実体験も織り交ぜながら詳しくご紹介していきたいと思います!
ウォーターサーバーの5つのメリット
- いつでもすぐに冷水・温水を使用することができる
- ペットボトルを購入する手間が減る
- 赤ちゃんのミルクや離乳食を作るのが楽
- 安全で美味しい水を飲んだり料理に使用できる
- 浄水機能付きなら水が定額で飲み放題
メリット①:いつでもすぐに冷水・温水を使用することができる
ウォーターサーバーが1台あれば冷水・温水を即座に使用することができ、特に温水はコーヒーを飲んだりカップラーメンを食べる時にも、時短になってとても便利です。
お風呂上がりなどにも適度に冷えた水を飲むことができるので、身体が吸収しやすい温度の冷水を補給することができます。
風邪をひいて身体がだるいときでも、簡単にスープを作ったりして栄養や水分を摂取できるのはうれしいですね!
朝が弱く会社に行くまでいつもバタバタでお湯を沸かす暇もなかったのが、ウォーターサーバーを利用し始めてから、インスタント味噌汁を作って食べることができるようになりました!
メリット②:ペットボトルを購入する手間が減る
「水道水の水は飲めないから、飲み水はペットボトルで購入している」という方も、一定数いらっしゃるのではないでしょうか?
ペットボトルを購入すると、家まで持ち帰るときに手が痛くなってしまったり、飲み切った後のゴミの処理が意外と面倒ですよね。
その点、ウォーターサーバーであればボトルは毎月業者の方が自宅まで運んでくれますし、浄水機能付きのサーバーなら水道水を補充するだけなのでとても便利です!
今ではウォーターサーバーの便利さを実感し、ペットボトルは一切購入していません。重いペットボトルを持ち運びして、筋肉痛になっていた頃の自分に教えてあげたいですね。
メリット③:赤ちゃんのミルクや離乳食を作るのが楽
ウォーターサーバーにはミルクを調乳するのに最適な温度である70~75度の温水を出せるサーバーもあるので、ミルクを作る時間を短縮することができ、お母さんとお父さんの負担も軽減されます。
赤ちゃんにミネラルを多く含む水で作ったミルクを与えてしまうと、体調を壊してしまう可能性がありますが、硬度の低い軟水を提供しているサーバーを選べば、安心してミルクを与えることもできますね。
「赤ちゃんのミルク作りを負担に感じている」という方は、ぜひウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんが生まれたばかりの友人がおり、ミルクの温度調整がかなり大変と聞いたので、ぜひ子育て中のママ・パパにはウォーターサーバーを取り入れていただきたいです!
メリット④:安全で美味しい水を飲んだり料理に使用できる
各ウォーターサーバーメーカーが提供している水は、それぞれにこだわりがあり、とても厳しい基準をクリアした安全で美味しい水です。
日本のウォーターサーバーの水は軟水が多く、軟水は和食に向いている水なので、お米を炊いたり出汁をとったときに、水道水よりも断然美味しい料理が出来上がります。
各メーカーのホームページには、ウォーターサーバーを活用したレシピを掲載している場合もあるので、ぜひチェックしてみてください!
1度ウォーターサーバーの水でお米を炊いてみたところ、いつもよりふっくらしていてお米1粒1粒の味が際立っているように感じて、とても美味しかったです!
メリット⑤:浄水機能付きなら水が定額で飲み放題
浄水機能付きウォーターサーバーは、水道水を利用することからボトル交換をする必要がないので、女性や高齢者の方でも負担なく使用することができます。
また、水ボトルの注文も不要であり、どれだけ使用しても毎月定額で利用できることから、実質水を使い放題という大きなメリットもあります!
さらにアクアバンクなど、サーバー内部まで自分でメンテナンスできるサーバーもあるので、衛生面が気になり頻繁に自分で清掃したい方にもおすすめです。
Mizucool編集部ではオフィスにてウォーターサーバーを利用しているため、定額で使い放題の浄水機能付きサーバーはとてもお得に感じました。家族が多い方や料理に使用したい方は、浄水機能付きサーバーを検討してみてもよいでしょう!
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ウォーターサーバーおすすめランキング15社を徹底比較!
近年ウォーターサーバーはどんどん進化を遂げ、どのサーバーを選べばいいかわからないですよね。このページでは料金の安さやデザイン、赤ちゃん向けや一人暮らし向けなどの視点から、おすすめのウォーターサーバーを徹底比較してランキング形式でご紹介!