アルピナウォーターの電気代は高い?安い?他社サーバーとも比較!
数あるウォーターサーバーの中でも水代が安い事で人気なのが、アルピナウォーターです。
しかしサーバーを利用する際のコストは水代だけではなく、配送料やレンタル代など様々な費用があります。
その費用の中でも特に大きな割合を占めるのが電気代ですので、今回の記事ではアルピナウォーターの電気代について詳しく解説していきます。
アルピナウォーターの電気代は高い?安い?
結論から言えばアルピナウォーターの電気代は、サーバーの機種によって違います。
一般的なサーバーの機種に比べれば安い機種もあれば、高めの機種もあります。
機種によって電気代が大きく違うので、アルピナウォーターの利用を検討している方は、機種毎の電気代も確認するようにしましょう。
スタンダードサーバーの電気代はやや高い
スタンダードサーバーの電気代は約1,000円/月ですから、平均的なサーバーの電気代と比べると同じかやや高い水準と言えるでしょう。
アルピナウォーターは水代が安い事が特徴のメーカーですが、水代が安くても毎月の電気代が高ければ意味がありません。
そのためアルピナウォーターを利用する方でスタンダードサーバーを検討しているのであれば、電気代まで含めたコストを確認する必要があります。
いくら水代が安くても使用量によっては電気代等のコストが高いと、他社に比べて割高になってしまう場合もある事は注意しましょう。
エコサーバーの電気代はかなり安い
一方でエコサーバーの電気代は、かなり安い水準と言えるでしょう。
エコサーバーの電気代は約470円/月ですから、平均的なサーバーの電気代である1,000円/月と比べると安いです。
エコサーバーという名前の通り省エネ機能を搭載している事が電気代の安さの要因で、スタンダードサーバーに比べると最大42%もの電力を節約出来ます。
このようにエコサーバーは電気代を抑えられるメリットがありますが、電気代を最大限抑えるためにはこまめにエコモードに切り替える必要があります。
都度切り替える手間がかかる事に加えて、エコモード中は温水温度が70℃と通常モードよりも低くなる点には注意しましょう。
アルピナウォーター全機種の電気代を比較
アルピナウォーターの電気代は機種によって大きく違うので、サーバーを利用するにあたってコストを気にする方はサーバー毎の電気代を確認しておく事が重要です。
アルピナウォーターには4種類のサーバーがありますが、それぞれの電気代や消費電力は下記の通りです。
機種 | エコサーバー | スタンダードサーバー | スタンダードサーバー卓上 | 水素水サーバー |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
消費電力 | 冷却:95W 加熱:260W CLEAN(加熱):180W |
冷却:80W 加熱:300W |
冷却:80W 加熱:300W |
冷水:95W+10W (水素水生成時) 温水:330W |
電気代/月 | 470円 通常時1,000円 |
1,000円 | 1,000円 | 1,500円 |
やはり電気代が一番安いのは、エコサーバーです。
他のサーバーに比べると1/2~1/3の水準なので、電気代を抑えたい方にはおすすめの機種と言えるでしょう。
一方電気代が高いのは水素水サーバーで、水素水を生成するためどうしても電力を消費してしまいます。
このようにアルピナウォーターはサーバー毎に電気代の差が大きいので、利用する際にはしっかりと確認するようにしましょう。
アルピナウォーターの月額料金の目安
サーバー毎に電気代の差が大きいのがアルピナウォーターの特徴とも言えますが、実際にアルピナウォーターを利用した場合の費用はどれくらいになるか気になる方も多いでしょう。
費用は水をどれだけ利用するかによっても変わりますが、成人一人が月に利用する平均的な使用量の24Lの場合の費用を見てみましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
水代(24L) | 2,484円(税込) 2,386円(税込) ※18.9Lボトルの場合 |
レンタル代 | 629円~1,729円 |
電気代 | 470円~1,500円 (機種による) |
総額料金 | 3,485円(税込) |
利用する機種によって価格も変わりますが、アルピナウォーターを利用した場合の平均的な費用は3,485円(税込)となっており他社サーバーと比べも安い水準と言えるでしょう。
他社のサーバーでは月に24L使用した場合は4,000円程度が一般的な水準なので、アルピナウォーターの価格競争力が分かります。
水代が安いのが特徴ですが、電気代も安いサーバーを選ぶ事で、費用を抑える事が出来るのもアルピナウォーターのメリットです。
アルピナウォーターと大手他社のウォーターサーバーの電気代を比較
アルピナウォーターで一番電気代が安いのはエコサーバーですが、他社のサーバーと比べた場合はどうでしょうか。
最近では省エネ機能を搭載したモデルは多くのメーカーでラインナップされているので、良く比較検討する事が重要です。
アルピナウォーターのエコサーバーと、電気代が安いと言われる他社のサーバーを比較してみましょう。
サーバー名 | エコサーバー | プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ |
クリクラ 省エネサーバー |
アクアクララ AQUA WITH |
---|---|---|---|---|
サーバー画像 | ||||
電気代 | 470円/月 ※エコモード使用時 1,000円/月 ※通常使用 |
500円/月 ※エコモード時 630円/月 ※通常使用 |
756円/月 ※エコモード時 1,000円/月 ※通常使用 |
350円/月 ※エコモード時 1,000円/月 ※通常使用 |
消費電力 | 冷却:95W 加熱:260W CLEAN(加熱):180W |
冷水85W 温水350W |
冷水90W 温水300W |
冷水105W 温水465W |
エコサーバーの電気代は他社と比較しても安い
上記の表からも分かる通り、アルピナウォーターのエコサーバーの電気代は他社と比較しても安い水準と言えるでしょう。
アクアクララのAQUA WITHにはかないませんが、プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢやクリクラの省エネサーバーを比べると電気代は抑えられています。
スリムサーバーⅢとでは30円/月、省エネサーバーとでは286円/月もの価格差があるので、長く使えば使うほど経済的メリットは大きくなるでしょう。
また、電気代だけでなくアルピナウォーターは水代が安いという特徴もあるので、ウォーターサーバーを利用するにあたってコストを重視する方にはおすすめと言えます。
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アルピナウォーターの電気代以外のメリット
アルピナウォーターはエコサーバーを利用すれば電気代を節約する事が出来ますが、メリットはそれだけではありません。
アルピナウォーターには、電気代以外にも次のようなメリットがあります。
- 水代が安い
- 水ノルマが無い
- 解約金が安い
- キャンペーンが充実している
このようにアルピナウォーターにはたくさんのメリットがあります。
ここではアルピナウォーターのメリットについて、紹介していきます。
水代が安い
アルピナウォーターの一番のメリットとも言えるのが、水代が安い事です。
12Lのボトルは1,242円(税込)と、他社の相場である12Lで2,000円と比べるとかなり安い水準です。
更に18.9Lの特大サイズのボトルを利用すると単価はより安くなるので、水をたくさん使う家庭にはおすすめと言えるでしょう。
水ノルマが無い
水ノルマが無い事も、アルピナウォーターのメリットです。
一般的にウォーターサーバーでは「月〇本以上」のようなノルマがありますが、アルピナウォーターでは一切ありません。
そのため好きな時に好きなだけ注文する事が出来るでしょう。
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解約金が安い
解約金が安い事も、アルピナウォーターのメリットです。解約金は一定の期間内に解約するとかかる費用ですが、一般的には1万円後半から2万円程度のメーカーが多いです。
しかしアルピナウォーターの場合は11,000円と格安な事も、メリットと言えるでしょう。
キャンペーンが充実している
キャンペーンが充実している事も、アルピナウォーターのメリットの一つです。
ウォーターサーバーは顧客獲得競争が激しいので各社が魅力的なキャンペーンを開催していますが、その中でもアルピナウォーターのキャンペーンは充実しています。
上手く活用する事で、お得に利用出来る事もアルピナウォーターのメリットと言えるでしょう。
アルピナウォーターと他家電製品の電気代を比較
アルピナウォーターは他社サーバーと比べても安い電気代で利用出来ますが、冷水や温水を楽しむのであれば他の家電でも可能です。
お湯を飲むのであれば電気ポッドや電気ケトルがありますし、冷水であれば冷蔵庫でも代用出来ます。
ここでは他の家電とアルピナウォーターの電気代を比較してみましょう。
比較項目 | 電気代/月 |
---|---|
エコサーバー | 470円 |
冷蔵庫 (※1) |
約730円 |
電気ポッド (※2) |
約450~600円 |
電気ケトル (※3) |
約120円 |
※1 330Lサイズでの平均料金
※2 3.0Lサイズでの平均料金
※3 1日カップ(140ml)8杯のお湯を沸かした場合
上記のようにエコサーバーであれば冷蔵庫よりも電気代は安く、電気ポッドとほぼ同水準となっています。
電気ケトルだけは約120円とエコサーバーよりも安いですが、概ね他の家電と比べても電気代は安いと言えるでしょう。
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利便性を考えればエコサーバーの電気代はお得
電気代だけを比べるとエコサーバーよりも安い電気ケトルがありますが、利便性を考えるとエコサーバーの電気代は魅力です。
電気ケトルはお湯を利用する都度沸かす必要があるので手間がかかりますが、エコサーバーはいつでも使えます。
また電気ケトルはお湯を沸かすだけで冷水は利用出来ません。
電気ポッドも同様にお湯だけの機能しか無いですし、冷蔵庫にはお湯を沸かす機能はありません。
このようにいつでも冷水も温水も楽しめる利便性を考えると、エコサーバーの電気代はお得と言えるでしょう。
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アルピナウォーターの電気代を節約する方法
アルピナウォーターは機種によっては電気代が安いですが、同じ機種でも使い方によって電気代は変わります。
ここではアルピナウォーターの電気代を節約するための方法を紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
直射日光や温度変化が激しい場所に設置しない
アルピナウォーターの電気代を節約するには、サーバーを温度変化の激しい場所に設置しない事です。
アルピナウォーターのサーバーは、サーバー内部のタンクで冷水と温水を保管しています。
電力を消費して適温に保っているので、サーバー本体の温度変化は避けた方が良いでしょう。
例えば直射日光のあたるような場所に置くとどうしてもサーバー本体の温度が上がってしまうので、冷水の温度を保つために余分な電力を使う事になります。
そうすると電気代も高くなってしまうので、アルピナウォーターのサーバーは温度変化の少ない場所に置くようにしましょう。
節約目的でコンセントを抜かない
節約目的でコンセントを抜かない事も、アルピナウォーターでは電気代を抑える良い方法でしょう。
家電によっては使わない時にはコンセントを抜くことで節電出来る場合もありますが、アルピナウォーターの場合は違います。
アルピナウォーターはタンク内で冷水と温水を溜めているので、コンセントを抜くと常温に戻ってしまいます。
そうすると再度利用する際に冷水と温水を作る必要があるので、余計な電力を使ってしまい電気代は高くなってしまうでしょう。
また、アルピナウォーターのサーバーには背面に温水スイッチがありますが、こちらも切らないように気をつける必要があります。
このようにアルピナウォーターではコンセントを抜かない方が、電気代を抑える事になるでしょう。
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定期的に清掃をする
サーバーを定期的に清掃する事も、電気代の節約になります。
アルピナウォーターのサーバーは背面から空気を取り込む構造になっているので、サーバー背面はどうしても埃がたまりやすいです。
背面にほこりが溜まってしまうと温度を保つ効率が悪くなり、無駄に電力を使用するようになるでしょう。
また埃が溜まってしまうと菌が繁殖しやすくなるので、衛生面でも良くありません。
清掃と言ってもやり方は簡単で、月に1回程度乾いた布で背面を拭き取るだけです。
このように定期的に清掃する事で、アルピナウォーターの電気代を節約出来るでしょう。
家具や壁の間に15cm程度の空間を作る
サーバーを置く際に、15cm程度の空間を作る事も節約の一つです。
サーバーは大きな家電なので、つい限られたスペースに置いてしまう事もありますが、節電の観点では避けた方が良いでしょう。
アルピナウォーターのサーバーは内部の熱を外に放出するので、隙間がないと熱を上手く逃がす事が出来ません。
そうするとサーバー内部に熱が溜まってしまい、作動の効率が悪くなって無駄に電力を使用してしまいます。
また隙間が無いと埃も溜まりやすくなりますし、背面の定期的な清掃も行いにくくなってしまいます。
このように隙間を作ってあげる事は、節電には大きな効果があるでしょう。
スタンダードサーバーでなくエコサーバーを選ぶ
アルピナウォーターで電気代を節約するためには、エコサーバーを選ぶと良いでしょう。
先ほど紹介した通りスタンダードサーバーや水素水サーバーに比べると、エコサーバーの電気代はかなり安い水準です。
他社サーバーのメーカーと比べても安く、電気代を抑えたい方はエコサーバーがおすすめです。
アルピナウォーターより電気代が安いおすすめウォーターサーバー
ここまで説明してきたように、電気代を重視する方であればアルピナウォーターのエコサーバーがおすすめですが、他にも電気代を抑えたサーバーはあります。
電気代を重視する方におすすめなサーバーを紹介していきます。
フレシャスdewo
最初に紹介するおすすめサーバーは、フレシャスのdewoです。
フレシャスdewoの電気代は330円/月とエコサーバーよりも140円も安いです。
その理由は3つの省エネ機能を搭載しており、高い節電能力を持っている事と言えるでしょう。
センサー感知で自動でエコモードに切り替えてくれるSLEEP機能、簡単操作でエコモードに切り替えられるエコボタン、温水タンクと冷水タンクを離して保温効果を高めるデュアルタンクと多彩な省エネ機能を搭載しています。
またdewoはグッドデザイン賞を受賞しており、節電だけでなくデザインを求める方にもおすすめのサーバーです。
コスモウォーターsmartプラスnext
続いて紹介するのは、コスモウォーターのsmartプラスnextです。
smartプラスnextの電気代は256円/月と、アルピナウォーターのエコサーバーよりも214円も安いです。
また電気代の安さだけでなく、多彩な機能を搭載している事もsmartプラスnextの特徴と言えるでしょう。
冷水・温水ともに3段階の調節が出来る温度調節機能や、USB充電機能も他社にはないメリットです。
他にもWクリーン機能による鮮度キープシステムなど、電気代だけでなく使いやすさも特徴のサーバーです。
アクアクララ アクアウィズ
最後に紹介するのが、アクアクララのアクアウィズです。
アクアウィズの電気代は350円/月と、アルピナウォーターのエコサーバーとほぼ同水準となっています。
アクアウィズの最大の特徴が、ネスレのコーヒーマシンを搭載している事で、いつでも美味しいコーヒーを楽しめるでしょう。
またアクアウィズは衛生面への取り組みが高い事も特徴で、防菌性と安全性が高い事の証明であるSIAAマークとSEKマークを取得しています。
防菌加工をしたエアーフィルターによって、いつでも安心して美味しい水が楽しめます。
電気代だけでなく、コーヒーが好きな方や衛生面を気にする方にもおすすめのサーバーと言えるでしょう。
アルピナウォーターの電気代や節約方法まとめ
今回の記事ではアルピナウォーターの電気代について、詳しく解説してきました。
アルピナウォーターの電気代はサーバーの機種によって違いがあり、エコサーバーであればかなり電気代を抑える事が出来るでしょう。
また電気代だけでなく、水代が安い事もアルピナウォーターの特徴なので、コストを重視する方にはおすすめのサーバーと言えるでしょう。