ウォーターサーバーの容量を比較!容量別のおすすめサーバーも紹介!
ウォーターサーバーを選ぶ際には水の美味しさやデザインだけでなく、ボトルやタンクの容量も重要です。
容量が合っていないボトルのを選んでしまうと交換の頻度が増えたり、交換が大変で負担になってしまいます。
そこで今回の記事では各メーカーのボトル容量を比較しつつ、世帯人数別に最適なボトル容量などについて詳しく解説していきます。
ウォーターサーバーのボトルやタンクの平均容量は?
ウォーターサーバーはたくさんの種類がありますが、各社でボトルやタンクの容量に違いがあります。
容量についてあまり意識をしていないと後々後悔することに繋がるので、まずはボトル容量の平均や最近のボトル事情について紹介していきます。
ボトルの容量は12Lが平均
まずボトルの容量ですが、12Lが平均となっています。
ウォーターサーバーと言えば青いガロンボトルを想像する方も多いと思いますが、最近はペットボトル素材やビニールタイプの水も増えています。
ただボトルの種類に限らず、多くのメーカーでは12Lのタイプを採用していることが多いです。
最近は交換しやすい7L程度の軽量ボトルサーバーも増加
12Lだと女性や高齢者のボトル交換が大変なため、最近は7L程度の小さめサイズのボトルを採用するメーカーも増えています。
ボトルの容量が小さくなれば交換する頻度は多くなってしまいますが、その分軽量なので交換の作業は楽になることから人気です。
12Lのボトルを交換するのは力に自信のない方には大変な作業なので、女性や年配の方にはおすすめです。
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タンクは2~3L程度の機種が多い
ボトル式でなく、Loccaのようなタンク式ウォーターサーバーの場合、容量は2~3Lとなっています。
ウォーターサーバーはボトル式だけでなく、水道水を注いで浄水する「タンク式」のウォーターサーバーも増えています。
タンクの容量は、大きすぎても小さすぎても良くありません。
大きすぎれば冷水・温水の温度を保つために電気代がかかりますし、小さすぎれば水が足りなくなってしまいます。
体重60kgの人が1日に必要な水分量が2Lと言われているので、2~3Lは平均的な水準と言えるでしょう。
主要ウォーターサーバー8社のボトル容量を比較!
ボトルの容量は12Lが一般的ではありますが、メーカー毎に違いがあったり、中にはサイズを選べるメーカーがあります。
主要ウォーターサーバー8社のボトル容量やボトルの種類などを比べてみましょう。
比較項目 | プレミアムウォーター | コスモウォーター | フレシャス | アクアクララ | クリクラ | アルピナウォーター | ワンウェイウォーター | サントリー天然水 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サーバー画像 | ||||||||
ボトル容量 | 7L 12L |
12L | 4.7L 7.2L 9.3L |
12L | 12L | 12L 18.9L |
12L | 7.8L |
水の種類 | 天然水 | 天然水 | 天然水 | RO水 | RO水 | RO水 | RO水 天然水 |
天然水 |
ボトル形式 | ワンウェイボトル | ワンウェイボトル | ワンウェイボトル | リターナブルボトル | リターナブルボトル | リターナブルボトル | ワンウェイボトル | ワンウェイボトル |
月額料金 (※1) |
3,784円 (税込) (※2) |
4,229円(税込) | 4,426円(税込) | 4,383円(税込) | 4,396円 (税込) |
3,485円 (税込) |
3,157円 (税込) |
5,524円(税込) |
※1 月に24L仕様した場合の水代(レンタル料や配送料・電気代を含む、一番安いサーバー・プランを利用した場合)
※2 妊婦~5歳未満の子供がいる家庭が利用出来るPREMIUM WATER MOM CLUB利用時
多くのメーカーが12Lのボトルを採用していますが、フレシャスやサントリー天然水のように12Lサイズのないメーカーもあります。
またアルピナウォーターでは、18.9Lという特大サイズのボトルもあり、交換頻度が高くなりがちな大家族の場合はこちらが便利でしょう。
複数のボトルサイズを用意しているメーカーでは、自分の好みに合わせて選べるのが特徴と言えるでしょう。
重量に問題がなければ交換頻度が低い12Lボトルのサーバーがおすすめ
ボトルの容量は大きいほど交換する頻度が少なくなり便利ですが、その分交換の作業が大変になります。
そのためボトルの重さを目安にして容量を決めるのがおすすめですが、交換作業が負担でなければ12Lのサーバーがおすすめと言えるでしょう。
4人家族の世帯であれば月に48L程度の水を使用するのが一般的なので、12Lであれば週に1回ペースでボトル交換するだけで済みます。
12Lの交換が難しい方は軽量ボトルのサーバーがおすすめ
12Lのボトルでは交換が難しいという方には、フレシャスやプレミアムウォーターのような軽量サイズのボトルを提供しているウォーターサーバーがおすすめです。
12Lボトルの重量は12kgにもなるので、力に自信のない女性や年配の方にとっては、交換の作業が負担になってしまうでしょう。
例えばプレミアムウォーターの7Lであれば重量は7kgと軽く、ボトル交換もしやすいので、12Lボトルを交換する自信がない方にはおすすめです。
水道水浄水型ウォーターサーバー4社のタンク容量を比較!
先ほど主要8社のボトル容量を紹介しましたが、最近は水ボトルを配送するサーバーではなく、水道水をろ過する浄水型のサーバーも人気です。
浄水型サーバーはボトルの代わりに水道水を注ぐタンクがあるので、以下に浄水型サーバーのタンク容量を比べていきましょう。
比較項目 | Locca | エブリィフレシャス | ハミングウォーター | 楽水 |
---|---|---|---|---|
サーバー画像 | ||||
タンク容量 | 冷水:5.95L 温水:1.65L |
冷水:0.8L 温水:0.9L |
冷水:1.5L 温水:1.3L 常温水:1.1L |
冷水:3.0L 温水:1.6L (※2) |
サーバーの種類 | 水道直結型 | 水道補充型 | 水道補充型 | 水道直結型 |
月額料金 (※1) |
4,874円 (税込) |
3,710円 (税込) |
3,775円 (税込) |
4,287円 (税込) |
※1 定額料金+サーバーの電気代
※2 冷水タンク 10L/温水タンク 6Lの大容量タイプのサーバーもあり
浄水型サーバーの中には水道栓から直接給水を行う水道直結型と、水道水をタンクに補充する必要のある水道補充型があります。
それぞれタンクの容量には違いがあるので、使用量に合わせたサーバーを選ぶと良いでしょう。
タンク式サーバーは1日1回の交換で済む容量がおすすめ
浄水型サーバーのようなタンクに水を貯めて利用するタイプのサーバーは、1日1回の交換で済む容量がおすすめと言えます。
上記の表からも分かるように浄水型サーバーのタンクは、配送型サーバーのタンクに比べると小さめです。
特に水道補充型の場合は都度水道水を補充する必要があるので、1日の使用量をカバー出来るぐらいのタンク容量を選ぶと良いでしょう。
例えば二人暮らしであれば1日の水の使用量は0.8L~1.2Lなので、エブリィフレシャスやハミングウォーターがおすすめと言えます。
三人家族の場合は1.2L~1.8Lなので、ハミングウォーターか楽水のサーバーがぴったりです。
更に四人家族の場合は1.6L~2.4Lなので、楽水やLoccaなどの容量の大きいサーバーがおすすめと言えるでしょう。
世帯人数別の水ボトル消費量の目安
ここまで説明してきたようにボトルやタンクの容量は、実際に使用する水の量に合わせて選ぶ必要があります。
実際の使用量と容量が合っていなければ、水が足りなかったり・余ってしまったりとストレスがたまってしまうでしょう。
しかし自分の家庭がどれくらい水を使用しているかは分かりにくいので、一カ月の世帯別の平均的な使用量を紹介していきます。
- 一人暮らし:12~18L
- 二人暮らし:24~36L
- 三人暮らし:36~54L
- 四人暮らし:48~72L
- 五人暮らし:60L~
自分に合った容量のウォーターサーバーを使うのが重要
ウォーターサーバーを飲水として使用する場合、一般的には一人当たり1日400~600mlほどを使用します。
二人暮らしであれば2週間で12Lボトルを交換する計算になるので、無理なく利用できるでしょう。
逆に4人暮らしで7Lの軽量ボトルを使ってしまうと、3~4日に一度の頻度でボトル交換が発生して大変なので、12Lボトル以上のボトルがおすすめとなります。
目的に応じてボトル容量を選ぶのもおすすめ
飲料水として使用するだけでなく、料理やミルク作りなどに使う方は上記の目安よりも使用量が多くなる場合もあるでしょう。
サーバーを検討する際には、実際に水の使用量も考えて検討する事が重要です。
ボトルやタンク容量の大きいウォーターサーバーを使うメリット
水ボトルやタンクは出来るだけ使用量に合ったサイズを選ぶ事が重要ですが、ボトル交換の作業などに支障がなければ大きめサイズの方が良いでしょう。
ここでは大きめサイズを使うメリットについて、見ていきましょう。
ボトル交換の頻度が少ない
大きめサイズを使うメリットの一つが、ボトル交換の頻度が少ない事です。ボトル交換はウォーターサーバーを使ううえで避けては通れない面倒な作業ですが、ボトルの容量が大きいほど交換の頻度は少なくなります。
ボトルが空になってしまって、億劫な気持ちで作業をした経験のある方も多いでしょう。
ボトル交換の作業が面倒だからと言って、安易に小さめボトルを選択すると交換の頻度が増えてしまうので、作業の手間としては増えてしまう場合もあります。
このように多少の重さを感じる程度であれば、大き目サイズのボトルの方が楽になる場合が多いでしょう。
ボトルのゴミが少なくなる
ボトルのゴミが少なくなる事も、メリットです。メーカーにもよりますが、使い終わった後のボトルはプラゴミとして捨てるタイプのボトルも多いです。
元々のボトルは大きいので、空になったとしてもそれなりのゴミの量になってしまいます。
つまり小さめサイズのボトルを選ぶとボトル交換の頻度が増えるので、それだけプラゴミが増える事になります。
リターナルボトルのメーカーでは空になったボトルを回収してくれますが、それまで自宅で空のボトルを保管しておく手間も増えてしまいます。
このようにボトルの容量が大きいほど、ゴミが少なくなったり空のボトルを管理する手間が省略出来るでしょう。
災害時の備蓄水になる
ボトル容量が大きければ大きいほど、災害時の備蓄水となる点もメリットでしょう。
ボトルの水はサーバーにセットしていなくても綺麗ですから、災害時などにはそのまま備蓄水として活用出来ます。
大きめなボトルを利用している家庭であれば、ボトルのストックがそのまま備蓄水へと利用が可能です。
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ボトルやタンク容量の大きいウォーターサーバーを使うデメリット
大きめサイズのボトルを使うメリットもありますが、デメリットもあります。先ほどのメリットに続いて、ここではデメリットについて見ていきましょう。
女性や高齢者だとボトル交換が大変
大きめなボトルを使うデメリットとしては、やはりボトル交換の作業が大変な点があるでしょう。
重たいボトルを持ち上げての作業は大変なので、交換の回数が増えたとしても軽いボトルの方が楽に感じる方も多いです。
特に女性や高齢者であれば重たいボトルの交換は負担に感じがちなので、デメリットに感じてしまいやすいと言えます。
衛生面で不安がある
大きなボトルは衛生面で不安がある事も、デメリットの一つです。水はどうしても外気に触れると菌が入ってしまって劣化してしまうので、出来るだけ新鮮な状態で飲む方が安心です。
しかしボトルの容量が大きいと一つのボトルを使っている期間が長くなってしまうので、水が劣化する可能性が高くなってしまうでしょう。
特に収縮しないタイプのガロンボトルでは、水を使えば使うほどボトルの中に空気が入ってしまいます。
それでも綺麗な水である事に変わりないですが、衛生面を重視する方にとっては気になってしまうでしょう。
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ボトルやタンクの容量別におすすめのウォーターサーバーを紹介!
今回の記事ではここまでボトルやタンクの容量について解説してきましたが、実際の使用量に合わせて容量を選ぶ事が大切です。
ここでは容量別のおすすめサーバーを紹介していくので、ぜひ参考にして下さい。
12Lボトルならコスモウォーター
12Lボトルでおすすめのメーカーは、コスモウォーターです。12Lボトルを採用しているメーカーの中では、水が美味しい事が特徴のウォーターサーバーで、厳選した採水地の天然水を楽しむ事が出来ます。
そのためコスモウォーターの水の美味しさに対する外部の評価も高く、モンドセレクションなど複数の世界的な水の品評会で多数受賞しています。
またサーバーの下部にボトルが設置されているので、12Lのボトルでも比較的交換がしやすい事も、メリットと言えるでしょう。
7Lボトルならプレミアムウォーター
7Lという少し小さめサイズでおすすめなのが、プレミアムウォーターです。
12Lに比べると重量も軽く、小さめボトルで扱いやすい事が特徴です。
7Lと12Lから選ぶ事が出来るので、好みに合わせて選べる事もメリットと言えるでしょう。
またプレミアムウォーターは、サーバーのデザインがお洒落な事も特徴です。
cadoやamadanaと言ったデザイン家具ブランドとのコラボ機種がその特徴で、他社にはないデザインに加えカラーバリエーションも豊富です。
このようにどんなインテリアにも合わせられるようなサーバーラインナップを揃えているので、軽量タイプのボトルを選ぶ女性の方には特におすすめと言えるでしょう。
最軽量の4.7Lならフレシャス
とにかく小さめサイズのボトルが良いという方には、4.7Lサイズのボトルがあるフレシャスがおすすめです。
フレシャスは3種類の天然水から選んで頼める事が特徴で、選ぶ天然水やサーバーの種類によってボトル容量も決まっています。
4.7Lが選べるのは富士の天然水と、卓上型サーバーのdewo miniを選んだ場合です。
またdewo miniはコンパクトなサイズが特徴の機種なので、置き場所を選ばず使えるでしょう。
またdewoはグッドデザイン賞を受賞した見た目のデザインのお洒落さに加えて、省エネ機能やクリーン機能も搭載している機能性も兼ね備えています。
小さな容量に加えて置き場所を選ばない使いやすさも求めている方に、おすすめの機種と言えるでしょう。
タンク式なら容量5.95LのLoccaがおすすめ
タンク式の浄水型サーバーでは、Loccaがおすすめです。LoccaのL型サーバーはタンク容量5.95Lと大きくて使いやすいうえに、水道直結型なので水を補充する必要がありません。
タンク式サーバーの中では容量が一番大きいので、水の使用量が多い家庭や料理に使う方にもぴったりです。
水道水なので味に不安を感じる方もいるかもしれませんが、高性能カートリッジで不純物を15項目も除去するので安心して飲む事が出来るでしょう。
ウォーターサーバーの容量比較まとめ
ボトルやタンクの容量はメーカーによって違いますが、配送型サーバーでは12Lのボトルが平均的です。
ボトル交換に抵抗を感じないのであれば使いやすいサイズですが、女性や高齢の方には小さめサイズのボトルがおすすめです。
ウォーターサーバーを選ぶ際には実際の使用量に合わせたサイズを選ぶのが良いので、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。