ウォーターサーバーの設置方法や無料の設置サービスがあるメーカー4選
いつでも冷水や温水が楽しめる便利なウォーターサーバーですが、利用を始める際にはサーバーの設置に不安を感じる方も多いでしょう。
今回の記事ではサーバーの設置方法や、無料の設置サービスがあるメーカについて紹介していきます。
サーバーの初期設置に不安のある方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
ウォーターサーバーを自分で設置する方法
ウォーターサーバーを設置すると聞くと、特別な作業や技術が必要なように感じて抵抗のある方も多いかもしれませんが、そうではありません。
ウォーターサーバーの設置は難しくなく、自分でも簡単に行う事が出来ます。
サーバーの設置方法はメーカーによって違いがありますが、まずは参考にコスモウォーターの設置方法を紹介している動画を見てみましょう。
動画からも分かるように、サーバーの設置の仕方は簡単で特別な作業はありません。
しかし初めての方にとっては不安も大きいと思いますので、もう少し詳しく解説していきます。
まずは設置場所を決める
サーバーを設置する第一歩が、置き場所を決める事です。
置き場所はどこでも良い訳ではなく水を汲むのに導線が良い場所と、周囲に15cm程度スペースを空けられる場所にしましょう。
また設置する際には他にも気を付けるべき点があるので、後ほど紹介する注意点をぜひ参考にして下さい。
ウォーターサーバーを開封する
設置場所を決めたらウォーターサーバーを開封します。
ウォーターサーバーを自分で設置するタイプのメーカーは、動画にもあるように段ボールで梱包されています。
ビニールテープをはさみで切って開封を行いますが、この際手を切らないように注意しましょう。
ダンボールの開封を行った後は、少し力作業になりますがサーバーを設置場所まで動かします。
機種にもよりますがサーバ本体は10~20kgと思いので、可能であれば複数名で運ぶと良いでしょう。
ボトルを開封する
続いてボトルも開封します。ボトルもサーバーと同様に段ボールに梱包されて届けられるので開封し、差込口に張られているシールをはがします。
メーカーによってはこのシールを集めるとプレゼントが貰える場合があるので、安易に捨てないようにしましょう。
ボトルサイズはメーカーによって違いがありますが、12Lと重たいものが一般的です。
持ち運ぶのに負担がある場合は、動画のように横に倒して引っ張ると楽に出せるでしょう。
本体にボトルを設置する
サーバーとボトルの開封が終わったら、サーバーにボトルを設置します。
動画のサーバーはボトル下側に設置するタイプでしたが、上部に設置するタイプもあります。
上部に設置するタイプのサーバーは力仕事になるので、自信のない方は下側に設置するタイプを選ぶと良いでしょう。
またメーカーによっては12Lではなく、小さめサイズのボトルに対応しているので、合わせて検討すると良いです。
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コンセントを挿す
サーバーとボトルの設置が終わったら、コンセントを差し込みます。
この際可能であればアース線を使った方が良いですが、この点については後ほど詳しく解説しているのでぜひ参考にして下さい。
またコンセントに差し込む際には、延長コードやタコ足配線は避けるようにしましょう。
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冷水・温水の準備が出来るまで待つ
コンセントを差し込んだら準備は完了で、後は冷水と温水の温度が適温になるまで待ちます。
動画のコスモウォーターのサーバーでは温水で30分・冷水で60分ほどかかりますが、メーカーや機種、室内の温度などによって違いがあります。
無事に冷水・温水が出たら設置完了
無事に冷水・温水が出たら、サーバーの設置は完了です。
一度設置が完了したら、その後はコンセントを抜いたり、温水スイッチなどは切らないようにしましょう。
また今回紹介した設置の流れはコスモウォーターの場合なので、メーカーによっては設置方法に違いがある場合もあります。
詳しくは取り扱い説明書や各社の公式HPなどを確認するようにしましょう。
ウォーターサーバーを自分で設置する時の注意点
サーバーの設置は自分で行うにしても、そこまで難しい作業ではありません。
しかし初めて行う方であれば、不安もあるでしょう。
ここではサーバーを設置する際の注意点について紹介していきますので、自分で設置を行う際の参考にして下さい。
壁や他の家電製品から15cmほど離す
サーバーを設置する際には、周囲を15cm程度離すようにしましょう。
多くのサーバーでは内部に溜まった熱を、背面にある放熱部分で逃しています。
そのためサーバーの作動を効率良くするためには、放熱を無駄なく行えるようにしてあげる事が大切です。
もしサーバーの近くに壁や家電などがあると、放熱効率が悪くなって電気代が高くなってしまいます。
また埃も付着しやすくなりますし、掃除もしにくくなるので、衛生面でも良くありません。
このようにサーバーを設置する際には、周囲15cm程度を離す事が注意点の一つです。
直射日光や温度変化の激しい箇所に設置しない
サーバーを温度変化の激しい場所に置かない事も、注意点の一つです。
ウォーターサーバーは本体の中にあるタンクで、冷水と温水を適温に保っています。
サーバー本体の温度が変化するとタンク内部を適温に保つために、どうしても余分な電力を使ってしまう事になるでしょう。
そうすると電気代が高くなってしまうので、無駄な費用を払う事になってしまいます。
このようにサーバーを設置する際には、直射日光が当たる場所や、エアコンやストーブの近くのような温度変化が激しい場所は避けるようにしましょう。
可能であればアース線を使う
サーバーを設置する際には、出来ればアース線を使った方が良いでしょう。
アース線は万が一漏電した際に、感電しないために電気を外に逃がす役割があります。
そのため水や湿気の多い場所で使う電化製品は、アース線を繋いでおいた方が安全に利用出来ます。
ウォーターサーバーはキッチンなどの湿気の多い場所に置く場合が多いので、安心して使うためにもアース線を使うようにしましょう。
アース線は冷蔵庫や電子レンジなど、他の家電と一緒に利用しても構いません。
もしサーバーの設置場所付近にアース線がない場合は、濡れた手で触らないようにするなど、利用する際に気を付ける必要があります。
水平な箇所に設置する
サーバーは、水平な場所に設置する事も重要です。
水平でない場所に置いてしまうと安定感がなく、地震などの際には倒れてしまう可能性があります。
サーバーには水が12Lも入っているので、転倒に巻き込まれてしまうと危険ですし、水が漏れてしまうと感電の危険性もあるでしょう。
特にボトルをサーバー上部に設置するタイプの機種は、重心が高い位置にあるので転倒しやすい特徴があります。
そのためサーバーの設置場所は水平なところを選びましょう。
畳やカーペットなどは避け、水平なフローリングなどがおすすめです。また卓上型の場合は重量に耐えられる、しっかりとした台のうえに置くのが良いでしょう。
延長コードやタコ足配線は避ける
サーバーを設置する際にはコンセントが必要になりますが、その際に延長コードやタコ足配線は避けるようにしましょう。
他の家電と違ってサーバーは水を貯めている家電なので、コードをひっかけてしまって水が漏れてしまう可能性があります。
そうすると漏電や感電のリスクが高くなるので、とても危険です。
しかしプレミアムウォーターのように、メーカーによっては延長コードに対応している場合もあります。
一方タコ足配線はどこのメーカーでも絶対に禁止としています。
延長コードと違ってタコ足配線は埃も溜まりやすく、過電流によって火災の原因にもなるので、避けるようにしましょう。
臭いが強いものの近くに設置しない
匂いが強いものの近くに設置しない事も、注意点です。
水は無味無臭のため、近くに匂いの強いものがあると付着してしまう可能性があります。
せっかくのサーバーの美味しい水も、匂いが付いてしまっては台無しになってしまうでしょう。
ゴミ箱やタバコを吸う場所などの近くへの設置は、避けた方が良いです。
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ウォーターサーバーの設置にかかる時間は?
サーバーの設置は慣れている方であれば15分、初めての方でも30分もあれば完了するでしょう。
先ほど手順を紹介したように、設置には特別な工事は必要ありません。
基本的には梱包からほどいてボトルを設置するだけなので、それほど時間はかからないでしょう。
ただし実際に水が使えるようになるまでは、コンセントを入れて30分~60分程度の時間がかかります。
冷水・温水が適温になるために必要な時間で、メーカーやサーバーの機種によっても違いがあります。
先ほど手順で紹介したコスモウォーターの場合は温水で30分、冷水で60分となっていますが、取り扱い説明書などで確認するようにしましょう。
ウォーターサーバーを無料で設置してくれるメーカー4選
ウオーターサーバーにはここまで説明したように自分で設置を行うメーカーもあれば、専門スタッフが設置をしてくれるメーカーもあります。
特別な工事が不要とは言え大きな家電なので、最初の設置には不安のある方も多いでしょう。
そのためサーバーの設置を行ってくれるメーカーがおすすめですが、その中でも無料で対応してくれるメーカーを紹介します。
プレミアムウォーター:子どものいる家庭限定
最初に紹介するのが子供のいる家庭限定で設置を行ってくれる、プレミアムウォーターです。
通常プレミアムウォーターのサーバー設置は自分で行いますが、希望の方には有料で設置サービスを行っています。
業者の方がサーバーの設置を行ってくれるサービスですが、費用は8,800円(税込)と安くはありません。
ただしPREMIUM WATER MOM CLUBに加入していれば、初回のみですが有料設置サービスの費用が無料になります。
PREMIUM WATER MOM CLUBに加入するには、申込時に妊娠中の方か5歳以下のお子様がいる事が条件となっています。
そのためプレミアムウォーターでは、小さなお子様のいる家庭であれば無料設置してもらう事が出来るでしょう。
PREMIUM WATER MOM CLUBは水代も安くなるなど、とてもお得なプランです。
しかし3年以内に解約すると契約解除料として20,000円が必要になる事や、サーバーはcado×PREMIUMWATER ウォーターサーバーしか選べない点には注意しましょう。
アクアクララ:無条件で専門スタッフが設置
アクアクララは、無条件で専門スタッフが設置を行ってくれます。
指定の設置場所まで運んで対応してくれるので、設置場所の確保だけしておけば大丈夫です。
また設置にかかる時間は30~40分ほどかかるので、その時間は立ち会えるようにしておきましょう。
設置時にサーバーの利用方法などの説明も行ってくれるので、不明点などを聞く事も出来ます。
このようにアクアクララは無料で設置を行ってくれますが、アクアクララを利用するには安心サポート料という費用が必要です。
金額は機種によって月額1,100~1,650円(税込)と違いますが、初期設置費用の手数料が含まれているとも言えるしょう。
クリクラ:無条件で専門スタッフが設置
クリクラも、無条件で専門スタッフが設置してくれるメーカーです。
アクアクララ同様に指定の設置場所まで運んでくれて、利用時の説明なども行ってくれるでしょう。
クリクラは年に1度サーバーのメンテナンスを行ってくれますが、こちらも専門スタッフが対応してくれます。
無料で初期設置を行ってくれますが、あんしんサポートパック費用として月額料金が必要になる点もアクアクララと同様です。
月額460円(税込)を払う事でサーバーの設置やメンテナンスだけでなく、故障時の対応など様々な対応を専門スタッフが行ってくれるのがクリクラの特徴と言えるでしょう。
マーキュロップ:無条件で専門スタッフが設置
マーキュロップもクリクラとアクアクララ同様に、専門スタッフが設置を行ってくれるメーカーです。
サーバーの設置だけでなく定期メンテナンスも専門スタッフが行ってくれますが、やはりマーキュロップの場合も月額費用が必要になる点には注意しましょう。
マーキュロップの場合は安心サポート料という名目で、713円~1,100円(税込)がかかります。
またクリクラやアクアクララは水代の安いRO水を使っていますが、マーキュロップは富士の天然水が飲める点は特徴と言えるでしょう。
有料でウォーターサーバーを設置してくれるメーカー
ここまでは無料で設置してくれるメーカーを紹介しましたが、メーカーによっては有料で対応してくれる場合もあります。
設置の作業に不安のある方は、有料でも対応してほしいという方もいるでしょう。
ここでは有料で設置を行ってくれるメーカーを紹介します。
プレミアムウォーター:8,800円
先ほど紹介したプレミアムウォーターは小さなお子様がいない場合は、有料での対応になります。
プレミアムウォーターが無料で対応してくれるのはPREMIUM WATER MOM CLUBの会員限定なので、通常であれば8,800円(税込)の費用が必要になります。
有料設置では梱包材の回収なども行ってくれますが、転倒防止ワイヤー、フックの接続、アースの接続は有料設置サービス対象外になります。
スノーアルプス:6,600円
スノーアルプスも、有料で業者が設置を行ってくれます。
サーバー本体の配送から、開梱・設置、ボトルの差し込みまで行ってくれるので、初めての方でも安心して利用出来るでしょう。
ただし対応してくれるのはスノーアルプスの専門スタッフではなく、委託を受けたヤマトホームコンビニエンスのスタッフになります。
そのため細かいサーバーの利用方法などは分からない事がある点には、注意しましょう。
ウォーターサーバーの設置方法まとめ
ウォーターサーバーの利用を始めるには、最初にサーバーの設置を行う必要があります。
今回の記事でも説明したようにサーバーの設置には特別な工事は必要なく、誰でも簡単に行う事が出来ます。
それでも不安のある方は、サーバー設置を専門業者が行ってくれるメーカーを選ぶと良いでしょう。
中には無料で対応してくれる業者もありますので、サーバー設置が不安な方は今回の記事をぜひ参考にして下さい。
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