ウォーターサーバーの水がまずい原因と対処法！水がおいしいサーバーも紹介

美味しい水が飲めるのがウォーターサーバーの特徴ですが、様々な原因で水がまずいと感じる事があります。

今回の記事ではそんなウォーターサーバーの水がまずい原因と対処法について、詳しく解説していきます。

ウォーターサーバーの水の味がいつもと違う、水がまずいと感じた方は参考にして下さい。

ウォーターサーバーの水がまずいと感じる原因や理由

一般的にウォーターサーバーの水がまずいと感じる場合、下記のような原因があります。

水に臭いが付着している

水がまずくなる原因の一つとして、水に別な物の臭いが付着してしまっている事があります。

水道水がカルキ臭いとまずいと感じてしまうように、水の匂いは美味しさを左右する重要な要素です。

よくあるのが、ウォーターサーバーのメンテナンスを怠ってしまい、サーバー内部のカビや雑菌の臭いが水に付着しているケースです。

他にも近くにタバコや芳香剤といった臭いの強いものがあると、それが水に付着してまずいと感じる場合もあります。

水は本来無臭なので、匂いが付着してしまうと気になってしまいます。

いつもよりウォーターサーバーの水をまずいと感じた際は、水に臭いが付く原因がないか注目してみると良いでしょう。

水垢などの汚れが溜まっている

清掃やメンテナンス不足により、水垢などの汚れが溜まっている事も水がまずいと感じる原因の一つです。

ウォーターサーバーの水がいくら綺麗でも、長く使っていけばどうしてもサーバーに汚れや細菌が付着してしまいます。

定期的な清掃やメーカーメンテナンスで汚れは防げるのですが、怠るとサーバー内部の雑菌や汚れが原因で水の味がまずくなってしまうでしょう。

また、1~2週間以上の長期間サーバーを使用しなかった場合も、コックやチューブなど水の通る部分に細菌などが繁殖して味が変わってしまう場合もあります。

このように汚れなどによって水がまずくなってしまう事も、原因の一つと考えられます。

サーバーの使い方が間違っている

サーバーを正しく使っていない場合も、水がまずくなってしまう原因になります。

例えばサーバーに搭載されている、自動の定期クリーン機能を使っていない場合などが考えられます。

クリーン機能を使っていないと、サーバー内部で雑菌が繁殖して水がまずいと感じるでしょう。

また、使わないからといって夜にウォーターサーバーのコンセントを抜いたりする事も、雑菌が繁殖し水がまずくなる原因になります。

サーバーの使い方が間違っていると、水がまずくなってしまう原因になるでしょう。

賞味期限が切れてしまっている

水の賞味期限が切れていると、水がまずくなってしまう原因になります。

ウォーターサーバーの水は密閉して届けられるので、すぐに痛む事はありませんが、メーカーによって賞味期限が決められています。

賞味期限を過ぎて放置しておくと、水が腐ったりする可能性もあり、水がまずくなってしまうでしょう。

賞味期限が切れている

あとは単純に賞味期限が切れている水も、当たり前ですがまずいと感じることが多いです。

ウォーターサーバーの水の賞味期限は一般的に半年～1年ほどと長いので、そう簡単に賞味期限が切れることはないでしょう。

しかし何らかの理由で賞味期限が切れていた場合は、水をまずいと感じる可能性があります。

そもそも水の味や成分が合わない

そもそも水の味や成分が自分に合っていない場合も、水がまずいと感じる事もあるでしょう。

一口にウォーターサーバーの水と言っても天然水やRO水があったり、水の産地、硬度もメーカーによって違いがあります。

特に水の味を左右するミネラルやマグネシウムなどの含有量はメーカーで大きく違うので、好みに合わないとまずいと感じる原因になります。

水の味が口に合わない場合、何をやってもまずいと感じてしまうので、他社のウォーターサーバーへ乗り換えるしかないでしょう。

ウォーターサーバーの水がまずい場合の対処法

様々な原因で水がまずくなた場合の対処法を紹介していきますので参考にして下さい。

捨て水を行う

サーバーを長期間使用していない、または届いたばかりの水がまずい場合は捨て水を行うようにしましょう。

先ほども説明したように長期間サーバーを利用しなかったり、逆に届いたばかりの新品サーバーの場合、水がまずくなってしまう事があります。

そのため、冷水・温水の両方で目安としてコップ2杯分ぐらいの水を出して捨てましょう。

捨て水は簡単に出来るメンテナンスの一つですが、意外としっかりと行っている方は多くありません。

特にウォーターサーバーを使わない期間がある旅行や帰省の帰りなどは忘れずに捨て水を行う事で、水を美味しく飲む事が出来るでしょう。

サーバーを掃除する

ウォーターサーバーを定期的に清掃していない人は、汚れが原因で水がまずい可能性が高いので一度サーバーを掃除しましょう。

ウォーターサーバーは長く使えば使うほど内部に汚れが溜まるので、本来であれば週1回、最低でも月に1回は簡単な清掃を行う必要があります。

しかし意外と清掃を怠っている人は多いので、心当たりのある人はサーバーの掃除をすると水の味が改善される可能性があるでしょう。

掃除をする場所は水が抽出されるコックの部分や、ボトルの差し込み口など水や空気の触れる部分を重点的に行いましょう。

またサーバー裏面の放熱部分も埃が溜まって不衛生になりやすいので、掃除機で吸うなどして綺麗にすると良いです。

内部の自動メンテナンスが搭載されていない場合は、ボトルの差込口の周辺も掃除をするべきです。

サーバーの水抜きをする

捨て水やサーバーの清掃だけで解決しない場合は、一度水抜きを行ってみるのも効果的でしょう。

水抜きとは名前の通り、サーバー内部の水を抜くことです。

実施することで内部の汚れがリセットされるので、水の味が改善される可能性があります。

水抜きのやり方は簡単で、以下の手順で進めていきます。

1. 冷水と温水をいったん全て出し切る
2. サーバーからボトルを取り外す
   ※水が飛び散りやすいので注意
3. コンセントを抜いて5時間放置
4. 排水キャップを外して内部の水を出し切る
5. 水抜き完了

排水時は3~4L程度の水が出る場合もあるので、バケツのような大き目な容器を準備することをおすすめします。

メーカーに連絡してサーバーを新品に交換してもらう

ウォーターサーバーの清掃や水抜きでも改善しない場合には、メーカーに連絡してサーバーを新品に交換するのも良いでしょう。

サーバーを長く使うと、定期的に清掃をしていたとしても徐々に素人では落とせない汚れが付いてしまうので、水の味に影響が出る場合があります。

クリーン機能を搭載しているサーバーであっても、完全に綺麗にする事は出来ません。

そのため、メーカーによっては有料、または無料でサーバー本体の交換対応をしてくれます。

新品に交換すれば、サーバーが原因の水のまずさは改善しますので、利用しているメーカーの公式HPを確認しましょう。

自動メンテナンスを搭載したサーバーに乗り換える

サーバーを新しいものに切り替える際は、自動メンテナンス機能を搭載した機種にするのも対処法です。

自動メンテナンス機能を搭載しているサーバーは、内部を定期的に自動でクリーニングを行ってくれるので、メンテナンスの手間をかけることなく清潔で美味しい水を飲むことが出来るでしょう。

ただし自動メンテナンス機能付のサーバーであっても、全ての箇所を自動で掃除してくれる訳ではありません。

サーバーの背面や注水口など、空気に触れる箇所は自分で定期的に清掃する事で、水の味がまずくなる事を防げるでしょう。

浄水式ならフィルターを交換する

浄水式のウォーターサーバーであれば、フィルターを交換することも対処法でしょう。

浄水式のサーバーは水道水をろ過するので、フィルターが劣化するとどうしてもろ過能力が落ちて水がまずくなります。

水道水独特のカルキ臭さが消せない場合もあるので、定期的なフィルター交換は大切です。

フィルターの交換は6か月毎に行うのが良いとされていますが、水の使用量が多ければもっと早く劣化してしまう事もあります。

定期交換以外でのフィルター交換は有料となることが多いですが、水の味が気になる人は早めに交換するようにしましょう。

何をやってもまずい場合は美味しい水のサーバーに乗り換えがおすすめ

サーバーの水がまずい時の対処法について紹介しましたが、それでも解決しない場合はサーバーを乗り換えるのが良いでしょう。

汚れや劣化が水が不味い原因であれば紹介した方法を実践すれば、解決出来るでしょう。

しかし、水がまずい原因がメーカーの管理方法や水質にある場合は、乗り換えることでしか改善が望めません。

安全性にこだわった天然水を提供しているメーカーに乗り換える事で、水を美味しく飲めるようになるでしょう。

また乗り換えの際には各社が開催している乗り換えキャンペーンを利用する事で、お得に乗り換え出来るのでおすすめです。

水がまずいと感じる人におすすめのウォーターサーバー

先ほど紹介したようにどうしても水の味が改善しない場合には、メーカーの乗り換えがおすすめです。

ここでは水がまずいと感じた方におすすめのメーカーを紹介していきます。

プレミアムウォーター

まず最初に紹介する水が美味しいおすすめサーバーは、プレミアムウォーターです。

プレミアムウォーターの特徴は厳選した採水地の天然水を、「非加熱処理」で製水している点です。

多くのメーカーでは製水の過程で加熱処理を行っていますが、加熱によって水の美味しさを決める「溶存酸素」が激減している事はあまり知られていないでしょう。

プレミアムウォーターの水は「溶存酸素」をたっぷり含んでいるので、水本来の生の美味しさが味わえます。

このように製水方法に拘った結果、プレミアムウォーターの水はモンドセレクションで最高賞金賞を受賞しています。

弱アルカリ性の軟水なので、多くの日本人の舌に馴染みやすく、美味しい水を求めている方にはおすすめのサーバーと言えるでしょう。

コスモウォーター

次に紹介する水の美味しいおすすめサーバーは、コスモウォ－ターです。

コスモウォーターの水の特徴は、京都・静岡・大分の採水地から汲み上げた水を、ご自宅までスピード配送してくれる点です。

外気の触れない地下深くの水脈から吸い上げた水をスピード密閉して、採水地から直接自宅に届けてくれるので新鮮な水を楽しめるでしょう。

更に出来るだけ外気に触れないワンウェイボトルによって、ずっと鮮度をキープした状態で美味しい水が飲めます。

このように水の鮮度にこだわったコスモウォーターの味に対する評価は高く、International Taste Awards 2021や、Berkeley Springs International Water Tasting2020、モンドセレクション2022といった世界的な水の品評会で最高賞を受賞しています。

このようにコスモウォーターも、水の美味しさに拘りたい方にはおすすめサーバーと言えるでしょう。

フレシャス

続いて紹介する水が美味しいサーバーは、フレシャスです。

フレシャスの水もこれまで紹介した2社と同じように厳選した採水地の天然水を利用していますが、産地を選んで注文出来る事が特徴でしょう。

フレシャスでは富士・朝霞高原・木曽の3種類の天然水から好きな水を注文する事が出来ます。

それぞれの水に味や成分に違いがあるので、自分の好みに合わせた天然水を楽しむ事が出来ます。

またウォーターサーバー専業メーカーとしては初めて、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000の認証を取得しているなど、水質の高さもメリットと言えます。

このように安全で美味しい天然水を選べるので、水の味に拘りたい方にはフレシャスはおすすめと言えるでしょう。

アクアクララ

最後に紹介する水の美味しいサーバーは、アクアクララです。

アクアクララはこれまで紹介してきた3社と違って、天然水ではなくRO水を採用しています。

原水は水道水ですが、1000万分の1mmまでの不純物を除去したピュアウォーターに、ミネラルを調整して作っているのが特徴と言えるでしょう。

良くも悪くも採水地や気候に左右されてしまう天然水と違い、アクアクララの水はどこでもいつでも安定して美味しい事がメリットです。

また水の美味しさを感じると言われているミネラル成分もバランス良く配合されているので、日本人の口に合った軟水に仕上げています。

このようにアクアクララは天然水ではありませんが、高い水質をキープしているおすすめサーバーと言えるでしょう。

ウォーターサーバーの水がまずい原因や対処法まとめ

ウォーターサーバーの水がまずいと感じた場合、必ず何らかの原因がありますので適切な対処法を取って解決しましょう。

しかし、清掃や捨て水などをしても味が改善しない場合は、そもそもメーカーや味の相性に問題がある可能性が高いので、乗り換える事もおすすめの方法です。

今回の記事で紹介しているような水の美味しいサーバーに切り替える事で、水のまずさを解消する事が出来るでしょう。