ウォーターサーバーの水抜き方法を解説!水抜きの水は飲める?
「ウォーターサーバーの水抜きの方法は?」
「水抜きした後のウォーターサーバーの水は飲める?」
ウォーターサーバーにはそれぞれの水抜き方法があるため、正しいやり方で行わなければサーバーの故障などのトラブルに繫がります。
そこで今回はウォーターサーバーの正しい水抜き方法や水抜きが必要なケース、水抜き後の水が飲めるのか、活用方法などを解説します。
この記事を読むと分かること
- ウォーターサーバーの水抜き方法・手順を解説
- ウォーターサーバーの水抜きが必要になるケース
- ウォーターサーバーの水抜き後の水は飲めるのか
- ウォーターサーバーの水抜き後の水の活用方法
ウォーターサーバーの水抜き方法・手順を徹底解説!
ウォーターサーバーの水抜き方法でお悩みの方に、ウォーターサーバーの正しい水抜き方法・手順を徹底解説します。
ウォーターサーバーの故障や怪我を防止し、安全に行うための注意点も合わせてご紹介しますので、ぜひ水抜き作業の参考にしてくださいね。
ウォーターサーバー水抜きの正しい手順
- 給水口からボトル内の水を出し切る
- サーバーからボトルを取り外す
- スイッチを切ってコンセントを抜く
- サーバー内に残った水を背面から排水する
- 背面のコックを締めて水抜き完了
給水口からボトル内の水を出し切る
ウォーターサーバーの水抜き作業は、まずボトルの水を全て出し切ることから始めましょう。
サーバー内に水が残った状態だと配送時の水漏れや故障の原因となるため、冷水・温水共ともにコックから水が出なくなるまで丁寧に排水することを意識してください。
温水を出す時には火傷の危険性があるため、特に小さいお子さんがいる家庭では、水抜き作業を行う周りの環境にも注意しながら行いましょう。
サーバーからボトルを取り外す
水道直結型でなくボトル交換式のウォーターサーバーの場合、次に本体からボトルを取り外しましょう。
ボトルを取り出す際は落としたり、水が飛び散らないように注意して下さい。
スイッチを切ってコンセントを抜く
タンクの水を出し切ったら、次に温水スイッチを切ってコンセントを抜くようにしてください。
先ほども注意点としてお伝えしましたが、ウォーターサーバーから出る温水は85~90℃の高温なので、電源を切って冷まさないと排水時に火傷をしてしまいます。
サーバー内の温水が冷めるまでには機種によりますが3~6時間ほどかかるため、作業を予定している6時間以上前には温水スイッチを切り、コンセントを抜いておきましょう。
保温機能に優れたウォーターサーバーであれば、電源を切ってから半日ほど放置するとより安心でしょう。
サーバー内に残った水を背面から排水する
電源を切って6時間ほど経過したら、いよいよ背面などにある「排水キャップ」を外してサーバー内の水も排水しましょう。
排水量はサーバーや使い方によって異なりますが、基本的に3~4Lと想像以上に大量の水が排出されるので、コップでは溢れてしまう可能性が高いです。
そのため、十分に温水が冷めたのを確認した後、お鍋やボウル・バケツなど大きめの器を用意して排水を行うといいでしょう。
また、コックからの水抜きと同様に故障やトラブルを防止するため、最後の一滴まで丁寧に出し切るようにして下さい。
背面のコックを締めて水抜き完了
水が最後の一滴まで出切ったのを確認したら、背面などにある排水キャップを締めて水抜きは完了です。
ただ完全に排水したと思っても中には僅かな水が残っている可能性もあるので、チャイルドロックをかけておくとより安心です。
水抜きが完了したら後はメーカーによる返却や回収を待ったり、処分する準備を進めましょう。
水抜き後にやるべきことについてもこの記事の後半で解説しているので、参考にして下さい。
ウォーターサーバーの水抜きをする際の注意点
機種によっては中々温水が冷めないので注意
機種によっては3時間程度で火傷しない程度に温水が冷めますが、逆に機種によってはコンセントを抜いてから6時間置いても温水が熱いままだったりします。
特に最新の高性能サーバーほど温水が冷めにくい傾向にあるので、背面から水抜きをする前に一度温水を注水してどれくらいの温度になっているか確認すると安心かもしれません。
安全を見るなら半日、あるいは丸一日ほど放置してから温水を出した方が良いです。
排水キャップを抜く時はコップでなく鍋やバケツを用意
先程も少し触れたのですが、上記動画のように排水キャップを抜くとかなり勢いよく水が出る上に、量も数Lと多いのでコップだと簡単に溢れてしまいます。
よくコップを排水口の前に構える方がいるのですが、量も勢いもコップでは到底カバーし切れないので一瞬で溢れて床が水浸しになる可能性が高いです。
そのため、コップでなく最低でも口の広い鍋を、できれば大きめのバケツを用意するようにして下さい。
ウォーターサーバーの水抜きが必要になるケース
ウォーターサーバーの水抜きが必要になるのは、引っ越し以外にどのようなケースがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
基本的には、ウォーターサーバーの電源を切る際に衛生面の問題から水抜きが必要になります。
ここでは、ウォーターサーバーの水抜きが必要となるケースをご紹介します。
水抜きの必要があるシーンとは?
- 引越しするとき
- 1か月以上不在にする場合
- しばらく使わない場合や解約時
引越しするとき
まず、水抜きが必要となる代表的なケースが引っ越しです。
利用中のウォーターサーバーをそのまま転居先で使う場合も、新しいサーバーに交換して転居先で利用するため利用中のサーバーをメーカーに返却する場合も、どちらも水抜きが必要となります。
水抜き作業は温水を冷ますのに時間がかかるため、引っ越しの場合は前日までにあらかじめ水抜きを行っておきましょう。
メーカーによっては配送前に水抜きを行ってくれる場合もありますので、引っ越しの予定がある方は事前の水抜きが必要かどうか確認しておくと安心です。
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1か月以上不在にする場合
ウォーターサーバーの水抜きは、1カ月以上不在にする場合にも行う必要があります。
1カ月以上ウォーターサーバーを利用せずにサーバー内の水をそのままにしておくと、雑菌の繁殖によって徐々に衛生状態が悪化して水が痛む可能性があります。
長期間の外出を予定している方は、忘れずに水抜きを行いましょう。
また、2週間程度であれば水抜きは必要ない場合が多いですが、メーカーによって推奨する対処法が異なるので注意してください。
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しばらく使わない、または解約時
その他には、しばらく利用をしない場合や解約時にも水抜きが必要です。
長期不在時と同様にしばらく使わないときは、サーバー内に水が残った状態が続くと雑菌の繁殖やウォーターサーバーの故障に繫がるため、必ず水抜きを行いましょう。
ただし電源は入れたままにしておいた方が良いです。
解約時はレンタルしているウォーターサーバーを返却する必要があるため、返却前に水抜きし配送可能な状態にしておくことをおすすめします。
また、メーカーによっては専門スタッフが訪問して、水抜きも合わせて行ってもらえる場合もありますので、返却前のお手入れについては解約申し込み時に確認しておくといいでしょう。
ウォーターサーバーの水抜き後の水は飲める?
結論から言うと、ウォーターサーバーから水抜きした水は問題なく飲めます。
ただし、安全に飲むためには水抜きをする際にバケツでなく、清潔な普段の料理で使っている鍋を使うようにしましょう。
園芸や水換えに使っているようなバケツに水抜きした水は当然清潔とは言い難いので、飲むとお腹を壊してしまう可能性があるでしょう。
ただし、機種や季節によっては温水を6時間~半日ほど放置しているので、雑菌が繁殖しているリスクもあります。
そのため、水抜きの水を飲むのであれば温水でなく冷水かつ、清潔な容器に水抜きしたものに限定した方が良いでしょう。
背面キャップから水抜きした水は飲まない方が無難
高温から常温に戻る過程で雑菌が繁殖している可能性のある温水だけでなく、背面から水抜きした水も飲まないほうが無難でしょう。
背面キャップから出た水は本来、口にする水を出す経路ではないので、クリーン機能やメンテナンスが行き届かず衛生面に不安がある可能性があるからです。
次に説明しているように草木の水やりや洗濯の水などに使うと良いでしょう、
ウォーターサーバーで水抜きをした後の水の活用方法
ウォーターサーバーの水抜きを行う前にタンク内の水を最後まで利用できればいいのですが、スムーズに消費できない場合もあるでしょう。
そこで以下ではウォーターサーバーの水抜き後の水を、無駄なく使い切る方法を紹介していきます。
水抜き後の活用方法
- 冷水はそのまま飲む
- 心配なら煮沸させてから飲む
- 植物の水やりに使う
- 洗濯・食器洗いなどの家事に使う
冷水はそのまま飲む
ボトルなどから水抜きした水は、冷水であればそのまま飲んでしまって大丈夫です。
ただボトルの残量によってはとても1日では飲みきれない量の水が出てくると思いますので、鍋やガラス容器に入れて冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。
なおウォーターサーバーの水には塩素が入っていないので、水抜きした水は冷蔵庫とはいえできるだけ早く飲みきった方が安心です。
心配なら煮沸させてから飲む
水抜き後の水を飲みたいけど衛生面が不安という方は、煮沸して飲む方法もおすすめです。
沸騰させることで衛生面への不安もなく飲めるようになるだけでなく、お茶やコーヒー、料理といったさまざまなシーンで利用できるでしょう。
ただし、常温に戻るまで放置した温水や背面から出した水は煮沸させても100%安心とは言い切れません。
飲むにしても自己責任かつ、味や臭いに違和感がないかなど最大限の注意をしましょう。
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植物や花木の水やりに使う
水抜き後の水を捨ててしまうのはもったいない、こんな大量の水は飲めないとお悩みの方は、、水抜きした水を植物の水やりに利用するのもおすすめです。
特に温水や排水キャップから出た水は人間が飲むには少々不安ですが、植物であれば一切問題がないので無駄なく最後まで水を有効活用できます。
また、植物の水やりに利用するのであれば、飲水にする場合と異なり何日かに分けて利用しても問題ありません。
観葉植物を育てている方や、家庭菜園を行っている方におすすめの活用方法でしょう。
洗濯・食器洗いなどの家事に使う
次におすすめの活用方法は、洗濯・食器洗い、風呂といった家事全般に利用する方法です。
洗濯や食器洗いには大量の水が必要ですが、バケツに水抜き後の水を貯めておくことで洗濯や食器のつけ置き洗いに利用できますし、水道代も節約できるでしょう。
植物を育てておらず水やりに活用できないという方は、水抜き後の水を家事に利用する方法がおすすめです。
ウォーターサーバーの水抜き後の手順
サーバーを梱包する準備を進める
ウォーターサーバーの水抜きが終わったら、必要に応じてサーバーを梱包しましょう。
メーカーによっては梱包は専門スタッフが回収時に行ってくれるケースもありますが、大半のメーカーは梱包を自分で行う必要があります。
気になる方は返却する前に一度、梱包は自分で行うのか確認しておきましょう。
梱包方法でベストなのは最初にサーバー本体を受け取った時のダンボールをそのまま使う形になりますが、恐らく大半の方が受け取り時のダンボールを捨てていると思います。
その場合はメーカーに梱包用のダンボールがほしい旨を伝えれば無料で送ってくれるケースが多いので、電話で依頼してみると良いでしょう。
付属品が揃っているか確認する
梱包の準備が完了したら、梱包作業を進めつつ最初に受け取った付属品が全て揃っているか確認しましょう。
付属品の一覧は説明書に書いていますので、抜けているものがないかを確認してから梱包を完了させましょう。
予備のトレーなどの付属品に漏れがあると後日自腹で配送する羽目になったり、場合によっては弁償代を請求されてしまいます。
そのため、全ての付属品が揃っているのを確認してから、梱包作業を完了させるようにして下さい。
梱包したサーバーを玄関まで運んでおく
付属品に漏れがないのを確認して梱包が完了したら、サーバーを玄関に運んで置いておきましょう。
大半のウォーターサーバーメーカーは手間や法律の関係で、回収時に玄関までしか上がってきません。
いざ受け取りに来てから重いサーバー本体を玄関に運ぶとなると大変ですので、必ず事前に玄関まで運んでおきましょう。
ただ一部、家の中までサーバー本体を回収しに来てくれる、梱包もその時にスタッフがやってくれる親切なメーカーもあるので、よく分からなければ回収方法もメーカーに確認しておくと良いでしょう。
返却後もウォーターサーバーを使うなら必ず乗り換えキャンペーンを活用
今のウォーターサーバーに不満があるので、返却後は別のウォーターサーバーを使う予定のある方がいれば、必ず乗り換えキャンペーンを活用して下さい。
乗り換えキャンペーンとは、水抜き後の返却時に発生する解約金・違約金を最大で全額キャッシュバックしてくれる大変お得なキャンペーンです。
知らずに他社サーバーを使うと10,000円以上損をすることも珍しくないので、水抜き後に他のサーバーを使う予定がある方はか必ず活用しましょう。
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【2024年12月】ウォーターサーバー乗り換えキャンペーンを徹底比較
各ウォーターサーバーメーカーで実施しているキャンペーン情報を徹底解説!新規申込み・乗り換え・赤ちゃんの子育て向けのママパパプランなど、お得にウォーターサーバーを利用できる各種キャンペーン情報を徹底比較しています!
以下に水抜き後の乗り換えに最適な、キャッシュバック金額の大きいおすすめウォーターサーバーを紹介しますので参考にして下さい。
水抜き後の乗り換えにお得なウォーターサーバー3選
乗り換えにおすすめのサーバー
- プレミアムウォーター:16,500円キャッシュバック
- LOCCA:16,500円キャッシュバック
- コスモウォーター:5,000円キャッシュバック
プレミアムウォーター:16,500円キャッシュバック
プレミアムウォーターは、コストのかかる非加熱処理により、生の美味しさを残した天然水を提供しているウォーターサーバーです。
現在、期間限定で解約金を最大16,500円キャッシュバックしてくれる乗り換えキャンペーンが行われています。
大半のウォーターサーバーの解約金は10,000円前後なので、水抜き後に解約金を支払うことなく乗り換えることが可能です。
業界最大手なのでサポートも充実しているので、乗り換え先としては非常におすすめです。
LOCCA:16,500円キャッシュバック
LOCCAでは、他社からの乗り換えで最大16,500円の解約金キャッシュバックを受けることができます。
Loccaの特徴は水道水を浄水することで完全定額かつ業界最安値の2,680円で水が飲み放題を実現している点です。
大半のウォーターサーバーの解約金を全額カバーできるので、水抜き後の乗り換え先としてはおすすめでしょう。
乗り換えキャンペーンへの申請も簡単で、LOCCAへお申し込みをした後に送られてくる書類に記載の上、送付するだけで完了です。
コスモウォーター:5,000円キャッシュバック
コスモウォーターでは現金5,000円キャッシュバックを行なう乗り換えキャンペーンを実施しています。
上記2社と比べるとキャッシュバックの金額は落ちますが、サーバーや水の品質が優れていることから高い人気をほこっているメーカーです。
また、解約金が発生しない場合でも5,000円をもらえるので、水抜きをしたサーバーを長く利用していた方には最適でしょう。
そのため、水抜き後の乗り換え先として先程の3社よりはやや順位は落ちるものの、おすすめのメーカーであることは間違いありません。
ウォーターサーバーの水抜き方法や使い道まとめ
今回はウォーターサーバーの水抜き方法や手順、水抜き後の水の活用方法まで幅広くご紹介してきました。
引っ越しや解約、長期不在時には、衛生上ウォーターサーバーの水抜きが必要となりますので、手順を守ってヤケドに注意しながら水抜きを行う必要があります。
水抜き後の水も廃棄せずに有効活用できる方法があるので、本記事を参考にして最後まで無駄なく活用しましょう。