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虫歯は歯周病と併せて普段から予防しなければならない症状です。普段から自分の口臭に悩んでいる人は少なくありませんが、最近では子どもや若年層の口臭も取り上げられるようになりました。

日本人は欧米人に比べて口臭ケアに関心が低いといわれていますが、口臭は虫歯や歯周病をはじめ多くの病気のサインにもなっています。ここでは、虫歯と関わりの深い口臭について詳しく紹介します。

虫歯が口の臭いを発生させる仕組み

口臭は、口の中に残った食べもののカス、または歯垢が細菌によって分解されて発生する臭気です。卵が腐ったような臭いが特徴ですが、魚や血の臭いも多くみられます。

食べ物の分解による臭いは腐敗臭や生鮮食品のような臭いを放ちますが、虫歯が進行すると歯の奥に通っている神経まで侵食します。歯の神経はタンパク質でできているため、これが腐敗することでさらに強烈な腐敗臭となります。

健康な人の口の中には、700種類程度の細菌が約2000億個存在しています。しかし口腔ケアを怠るとその2倍から3倍にも増殖し、歯肉炎や歯周病、虫歯の原因となります。

口臭が気になる方の8割が口腔内に問題を抱えているといわれていますが、普段からケアをしていれば常在菌が増えすぎる心配はなくなり、口の中のバランスが取れます。

しかしすでに虫歯や歯肉炎を抱えている場合は、そこが臭いの発生源かもしれません。普段から口腔ケアを十分に行い、定期的な歯科検診や虫歯治療を行うことが大切です。

参考:インプラントは虫歯にならないがメンテナンスは必要!粘膜炎・歯周病のリスクがある

口の臭い7つの原因

虫歯以外にも口臭を引き起こす原因はいくつもあります。人間の口は顔や内蔵などと繋がっており、口以外の場所のトラブルが臭いとなって上がってくるケースもあります。

生理的口臭

起床直後は口の中が発酵しているために、口臭のような臭いが出ます。空腹時や緊張時には唾液の分泌量が減ることで口の中の細菌が増え、口臭の原因物質が大量に生産されるため、口の中が臭くなることがあります。

これらの口臭は生理的口臭と呼ばれ、子どもなどの若年層にも一般的にみられる現象です。

食べ物による口臭

口臭と混同しやすいものに、ネギやにんにくなどの食べ物による口臭が挙げられます。ただし食べ物は消化吸収されていくため、口臭も時間とともに消滅します。

口臭が気になるときは臭いの強いものを避けるか、または食後に歯や舌を磨いてうがいも行いましょう。マウススプレーやマウスウォッシュを活用したり、口臭用のタブレットを口にするなど、さまざまな対策方法があります。

舌苔による口臭

舌苔(ぜったい)は、舌の表面につく苔のようなものです。白色や褐色などが一般的で、舌に付着しても痛みを感じることはありません。

しかし舌苔の層が厚くなると舌に違和感を覚える、または味覚が変わるなどの変化や口臭が現れます。舌苔は中高年層に多い症状ですが、口の中が乾いていれば年齢に関わらず、若い人にもみられます。

舌苔は舌専用クリーナーで取り除くことができますが、普段からこまめに歯磨きやうがいをして老廃物が付着しないよう口の中を清潔にし、水分不足にならないよう水などをこまめに飲む習慣をつけることで予防できます。

ドライマウスによる口臭

ドライマウスは口の中が慢性的に乾いている状態のことで、加齢によって慢性的に水分が体内に不足した場合に起こりやすくなります。

他にも、薬の副作用や糖尿病の影響、ストレスや緊張状態によってドライマウスになることがあり、遺伝的体質以外にもさまざまな原因が考えられます。

ドライマウスになると口の中の菌や老廃物、食べカスを洗い流す自浄作用がなくなるため、細菌が繁殖し口臭の原因になります。普段からこまめな水分補給を心掛け、ストレスを減らす工夫を。さらに口腔内専用の潤滑剤やガムを噛む習慣なども有効です。

歯周病による口臭

歯周病は歯の周辺に細菌が増殖する症状ですが、進行するにつれてタンパク質を分解し、メチルメルカプタンと呼ばれる臭い物質を発生させます。この臭い物質が口臭となり、

歯茎から頻繁に出血する方は歯周病の可能性が高く、将来的に歯の土台となる歯肉全体がもろくなってしまうリスクがあります。歯磨きの習慣や口臭ケアだけでなく、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

全身疾患による口臭

いわゆる全身疾患である肺癌や肺腫瘍、胃癌や食道気管などの疾患は、何かが腐ったような臭いになります。また、扁桃炎や咽頭膿瘍、咽頭癌などの耳鼻咽喉系も同様の臭いが口臭となって現れてくるため、虫歯や歯周病の心配がない方は早めに専門医を受診しましょう。

腐敗臭以外にも、咽頭や気管支の感染症については独特な甘い臭いになると言われており、糖尿病はアセトン臭、肝臓の疾患はアンモニア臭となって口臭に現れます。

喫煙習慣による口臭

タバコにはニコチンやタールなどの化学系物質が多量に含まれており、口臭の原因となります。ニコチンは唾液の分泌を抑制するためドライマウスを引き起こすリスクもあります。

タバコのヤニは歯や歯茎に付着するため、そこに細菌が繁殖して歯周病が広がる可能性があります。また、喫煙によって毛細血管の血流が阻害されるため、歯茎への血液循環が滞ってしまいます。

ヘビースモーカーの方は、歯磨きやマウスウォッシュだけでは口臭を改善することができないため、減煙や禁煙を習慣づけることをおすすめします。

参考:虫歯を放置するとどうなる?虫歯の進行と健康リスク

口の臭いは体の異常を知らせるサイン

歯垢や口腔内に残された老廃物による臭いは発酵するにつれて独特の臭いを放ちますが、虫歯の進行による口臭はさらに強い臭いとなります。

小さな虫歯であれば、象牙質のみが侵食された状態なので口臭はほぼ気になりません。しかし虫歯が歯根に到達し、神経が腐ると腐敗臭となって現れるようになります。

口臭は体の異常を知らせるバロメーターとなりますが、虫歯の進行や再発を知らせるサインにもなるため、注意深くチェックするようにしましょう。

虫歯と口の臭いのまとめと対策方法

口臭は自分では分かりづらいもので、周囲からの指摘によって気づくケースが多いです。

口臭専用のチェッカーを用意している歯科医院では、硫化水素やメチルメルカプタンなどの臭い成分をチェックでき、さらに虫歯や歯周病のケアもできるため、定期検診の際に確認してみてください。

体の不調は優先的にケアしよう

胃や肝臓などの内臓機能にトラブルがあると、元の口臭に臭いが重なってさらに強い臭いになるケースもあります。

この場合はトラブルの起きている場所を優先的に治療しましょう。糖尿病などの全身症状が隠れていると、口臭に気を取られて疾患に気づかないこともあり、注意が必要です。

デンタルケアで口臭を予防

こまめな歯磨きやうがいも口臭予防に欠かせないものです。歯と歯茎の境目である歯周ポケットに歯垢が付着すると、細菌が炎症を起こしてメチルメルカプタンなどの臭い成分を発生させます。

食べカスや歯垢が溜まると、歯のすき間にこびりつくなどして細菌の繁殖をうながします。食後のうがいや歯磨きを行い、ドライマウスにならないよう水分不足にも注意が必要です。

口内の細菌は歯周病や虫歯のほか、舌に付着すると舌苔となります。舌苔は細菌の繁殖場であり口臭の原因になるので、こまめなデンタルケアで汚れを取り除くようにしましょう。

虫歯は放置していると象牙質からさらに奥に到達し、神経を蝕んでいきます。口臭が気にならない人でも、虫歯による臭いは独特なので、少しでも臭いに変化があれば歯科医院で検査を受けてください。