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マイルの活用法~お得な使い方・損する使い方

更新:2022年2月10日

飛行機と青空

フライトマイルやポイント交換でのマイルなど、様々な貯め方を駆使して航空会社の「マイル」を貯めている方は多いと思いますが、貯めたマイルの「最もお得」な使い道を知らずになんとなく使っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、貯めたマイルを最もお得に使える、損をしない方法を解説します。ぜひ、貯めたマイルをより上手に活用できるようにしていきましょう。

マイルを最もお得に使うなら「特典航空券」がおすすめ!

貯めたマイルを最もお得に使うなら、多くの方が使っているであろう「特典航空券」への交換が最もおすすめです。
マイルを使おうとすると、特典航空券をはじめ座席のアップグレード、航空会社のポイントへの交換、商品交換や他社ポイントへの交換など様々な方法があります。

その中でも、特典航空券への交換は、損をする(あまり有効ではない)使い道と比較すると、多い場合は15倍もお得になることもありますので、ある程度のマイルが貯まったら使わない手はありません。
さらにはっきり言ってしまうと、特典航空券を筆頭に、お得な「航空会社関連のサービス」と交換しないのであれば、他社ポイントが貯まる高還元率カードを使った方が良いケースもありますので、航空会社のサービスに興味がない方は「マイル」自体を貯める・使うメリットが薄いと言えます。

マイルの価値を実際に計算しよう!特典航空券・その他の使い道でどう違う?

マイルの使い道によっては、得にも損にもなるというお話を先にしましたが、では実際に数値化するとどの程度お得度が違うのかを、ざっくりと次のパターンに分けて計算してみましょう。

POINT

  • マイルで特典航空券に交換する場合
  • マイルで航空会社サービス(アップグレード、ポイント)と交換する場合
  • マイルを他社ポイントなどに交換する場合
  • マイルを現金化する場合

1.マイルを特典航空券に交換する場合

マイルを特典航空券に交換するとき、1マイルの価値はおおよそ2円〜15円程度になります。
どの使い方が最もお得かというと、JALマイルでもANAマイルでも「国内線<国際線エコノミークラス<国際線ビジネスクラス<国際線ファーストクラス」という順です。
つまり、元の航空券の値段が高ければ高いほど、結果的にはマイルで交換すると「割安」つまりお得になるということですね。

ちなみに、ANAを例に挙げますと、もちろん行き先にもよりますが、エコノミークラスへの交換は1マイルあたり約2円、ビジネスクラスは約7円、ファーストクラスは約15円です。

ファーストクラスに乗れるほど多くのマイルを集めるのは困難かもしれませんが、もし集められれば、それに応じて「特典」も豪華になるということですね。

ANAマイルで「ロサンゼルス行き・ファーストクラス」なら具体的にどの程度お得?

さて、利用者がJALマイラーよりも多いと言われている「ANAマイル」の場合、ファーストクラスで北米(ロサンゼルス)に行こうと思うと実際にマイルがどの程度の価値を持つのか計算しましょう。

まず、日付は「2018年3月16日東京発、2018年3月19日LA発」としてみると、実際に航空券を購入するとき、運賃は往復1,628,000円です。



https://www.ana.co.jp/asw/index.jsp?type=i&aswcid=1

マイルで同じ時期の特典航空券(ファーストクラス・東京発)と交換しようとすると、3月はご覧の通り「レギュラーシーズン」、つまり通常の交換レートになっています。



https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html

さらに、レギュラーシーズンの北米への往復特典航空券は「150,000マイル」で交換できるとANA公式ページに表記されています。



https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html

このことから、このケースのマイルの価値は1,628,000円÷150,000マイル≒10.85マイルです。
ちなみに、同じ日付、同じ東京・ロサンゼルス間のJALマイルの価値を計算したところ、同様に1マイル=約10円でした。行き先などによってANAとJALのマイルの価値が多少変わることもあるかもしれませんが、基本的にはそれほど差はないと考えても良さそうですね。

2.マイルを航空会社サービス(アップグレード、ポイントなど)と交換する場合

マイルを航空会社のサービスに交換する場合、1マイルあたりの価値はJAL、ANAともに1.5〜2.5円程度になります。

例えば、アップグレード特典を利用しようとすると、1マイルあたりおおよそ2円前後の価値になり、eJALポイントやANAスカイコイン(航空券やサービス、商品購入に1ポイントまたは1コイン=1円の価値で使える)に交換すると1マイル=1.5円前後になります。

この交換先が、特典航空券との交換以外ではおすすめの方法です。
ちなみにですが、JALマイル→eJALポイントへの交換は3,000マイル以上でしか交換できませんが、ANAスカイコインは1マイルから交換できますので、使い勝手はかなり違います。

そういう意味でどちらかというとANAスカイコインの方が小回りはきくので、たくさんポイントを交換しない方はANAマイルの方がいいかもしれませんね。

3.マイルを他社ポイントなどに交換する場合

マイルを他社ポイントや電子マネーなどに交換する場合、ANAマイルもJALマイルも、基本的には1マイル=1円相当のポイントにしか交換できません。

つまり、マイルの価値は1マイル=1円になってしまうので、ここまでくるとわざわざマイルを貯める意味がなくなってしまいます。
交換先にはTポイントや楽天スーパーポイント、dポイントなどの共通ポイントから、電子マネーまで様々ですが、いずれも貯めているマイルの航空会社サービスと交換するよりもお得度は低く、それなら先にご紹介したように、初めからよりお得に他社ポイントが貯まるカード(ドコモ利用者はdカードゴールド 、楽天ユーザーは楽天カードなど)を使った方が良いでしょう。

4.マイルを現金化する場合

マイルを現金化することができるのは、ANAマイル、もしくはJALマイルなら「JALカードSuica」利用者のみです。

ANAマイル→現金はレートが1円以下に下がってしまう

ANAマイルから現金へと直接交換することはできませんが、10,000ANAマイルを10,000Tポイントに交換し、さらにそのTポイントを現金化するというルートでANAマイルから現金へと交換できます。

詳しく書くと、まずはANAマイルとTポイントを1マイル=1ポイントとして登録し、さらにYahoo!ウォレットのメニューで「Tポイント交換(現金)」を選べば、利用者のジャパンネット銀行口座へ振込されるという仕組みです。

注意点としてはジャパンネット銀行の口座とYahoo!ウォレットの登録が必要だということ、最終的に1Tポイント=0.85円として振り込まれるので、実質1マイル=0.85円になることです。

JALマイルを現金交換できるルートは1つだけ

JALマイルを現金交換する前提条件として、使っているクレジットカードが「JALカードSuica」であることが必要です。

JALカードSuicaなら、貯めたマイルを「Suica特典」によって10,000マイル=Suica10,000円相当分チャージと交換し、さらにチャージされたSuicaで手数料220円を支払って「払い戻し」すれば、現金が手に入ります。

ANAマイルを現金化するよりは良いレートですが、現金化は「マイルの有効期限が差し迫った際の最終手段」として考えるのが良いでしょう。

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マイルをお得に使うなら「有効期限」と「最低交換数」に注意

マイルをお得に使いたいと思うなら、注意したいのはその「有効期限」と「最低交換数」です。

有効期限はJALマイル、ANAマイルともに「36か月」となっていますが、JALカードはマイルが直接貯まり、ANAマイルは「ポイント」から交換するという特性上、ANAマイルの方は実質ポイントの有効期限+マイルの有効期限の合算が「有効期限」とも言えますので、ANAカードなら最長5年間の有効期限があることになります。

有効期限は過ぎてしまえばなかったのと同じですから、有効期限が切れてしまう前に自社ポイントや他社ポイント、電子マネーなどに交換しておく必要があります。

また、ANAマイルは「ANAスカイコイン」との交換なら1マイル単位で可能ですが、JALマイルは基本的に1,000マイル以上の交換先しかありません。
JALマイルがあまり貯められない使い方をしていると、交換もできずに有効期限がきてしまう可能性もあるので、マイルカードなどは、まずは「きちんと貯められるか・使えるか」を確認した上で発行するとよいでしょう。

まとめ|マイルの還元率を計算してお得に使いこなそう

特典航空券などの航空会社サービスに交換できる「マイル」は、使い方によっては普通のポイントよりも何倍もお得になりますが、きちんと要点を押さえて利用しなければかえって「損」になってしまうこともあります。

マイルをしっかり貯めて使う場合は、基本的に「航空会社のサービス」に交換することを最優先にして、期限が近く使い切る必要があるなどの理由があれば「電子マネー」や「他社ポイント」などへの交換がおすすめです。

マイルを交換・活用するときは、交換してしまう前に、お得度が高いかをきちんとチェックした上で使い道を選ぶようにしましょう。

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