給湯器のエラーコード502の意味は?原因と対処方法を解説
給湯器のエラーコード「502」は、湯張りが正常にできない(湯はり不良)時に起こるエラーです。エラーの深刻度や細かい不具合内容は、各給湯器メーカーによって異なります。
軽度であれば電源のオンオフなど簡単な操作だけで直る場合もありますが、直らない場合は部品が故障していることも多いため注意が必要です。
エラーコード「502」が出た際は、自己判断をせずに正しい方法で対処してください。
給湯器のエラーコード「502」の不具合内容
風呂の熱動弁が故障していたり、湯張りが正常にできないとエラーコード「502」が表示され、風呂の追い焚きや自動足し湯ができなくなります。
おおまかには湯張りが出来ない状態
給湯器のエラーコード「502」が表示されると給湯器は使えますが、ふろ側での足し湯や湯張りができません。
不具合の原因は複数考えられ、湯張りの電磁弁の故障、追い焚きの配管の故障、給湯元栓に不具合がある状態などが疑われます。
給湯器のエラーコード「502」の対処方法
自動お湯張りの機能を「切」った後、しばらく待ち給湯器のスイッチを「入」れてからエラーが消えているか確認します。
浴槽内にお湯がない状態でパネル操作して、お湯張りの機能が使えるかどうか試します。
それでも復旧しない場合は、使用している給湯器メーカーや給湯器業者に修理点検を依頼してください。
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給湯器のエラーコード「502」の深刻度
給湯器における不具合としての深刻度は低く、場合によっては給湯器と自動お湯張りのスイッチをオンオフするだけでエラーはすぐに消えます。
ただしエラーが消えない場合には、熱動弁や風呂の配管、アダプターの詰まり等が考えられるので、修理または給湯器の交換が必要です。
リンナイの給湯器エラー「502」原因と対処方法
原因は湯はり不良
リンナイの給湯器エラー「502」は、湯はりができない状態を示しています。給湯器エラー「502」が出ると蛇口からお湯は出ますが、自動足し湯やぬる湯、自動運転はできなくなります。
対処方法・表示内容
運転スイッチを「切」り、運転スイッチを「入」れてエラーが消えているかどうか確認します。その後、湯はり機能が使えるか試します。
エラーが消えず復旧しない場合は、メーカーのリンナイまたは給湯器業者に修理点検を依頼してください。
ノーリツの給湯器エラー「502」原因と対処方法
原因は自動お湯はりの異常
ノーリツの給湯器エラー「502」は、自動お湯はりに異常があることを示しています。循環アダプターの故障も考えられ、追い焚きや足し湯なども使用できません。
対処方法・表示内容
運転スイッチを「切」って、再度運転スイッチを「入」れてエラーが消えているかどうか確認します。エラーが消えていたら、お湯張りの機能が使えるか試してみます。
エラーが消えず復旧しない場合は、メーカーのリンナイまたは給湯器業者に修理点検を依頼してください。
パーパスの給湯器エラー「502」原因と対処方法
原因はふろ熱動弁の異常
パーパスの給湯器エラー「502」は、ふろ熱動弁に異常があることを示しています。
対処方法・表示内容
エラーコード「502」が表示された場合、運転スイッチを「切」ってください。その後、すぐにメーカーのパーパスまたは給湯器業者に修理点検を依頼しましょう。
東京ガスの給湯器エラー「502」原因と対処方法
原因は熱源機器の異常
東京ガスの給湯器エラー「502」は、熱源機器で異常を検知したことを示しています。
対処方法・表示内容
湯はりの機能と給湯器の運転スイッチを「切」って、暫く待ちます。その後、運転スイッチを「入」れてエラーが消えているかどうか確認します。あわせて、湯はり機能が使えるかどうかも試してください。
エラーが直らない場合は、メーカーの東京ガスまたは給湯器業者に修理点検を依頼してください。
大阪ガスの給湯器エラー「502」原因と対処方法
原因はふろ熱動弁の異常
大阪ガスの給湯器エラー「502」は、ふろ熱動弁に異常があり、メーカーへの修理が必要なことを示しています。
対処方法・表示内容
運転スイッチを「切」って、メーカーの大阪ガスまたは給湯器業者に修理点検を依頼してください。
給湯器のエラーコード「502」が直らない場合
各給湯器メーカーの復旧手順で対処をしても、給湯器エラー「502」が消えない場合、熱源機や熱動弁の異常が考えられます。
そのままでは湯はりや足し湯ができませんし、給湯器が故障する原因になってしまいます。
給湯器業者に修理・交換を見積もりするのが無難
給湯器のエラーコード「502」は部品が故障しているケースも多く、エラーが消えても湯はりが出来ないというケースも少なくありません。また、熱動弁が故障している場合は不具合としての深刻度が一気に高くなります。
対処しても給湯器エラー「502」が直らないようなら、できる限りメーカーや給湯器業者に相談・見積もり依頼することをおすすめします。
まとめ
給湯器のエラーコード「502」は、熱動弁の異常など湯張りが正常にできない(湯はり不良)ことが原因で起こるエラーでした。そのままでは、便利な自動お湯はりや足し湯などができない状態になります。
給湯器エラー「502」が消えず改善されない場合、使用している給湯器メーカーまたは給湯器業者に相談するようにしましょう。