給湯器のエラーコード034の意味は?原因と対処方法を解説

給湯器のエラーコード034の意味は?原因と対処方法を解説

給湯器のエラーコード「034」は、誤配管判定などが原因で起こるエラーです。床暖房の温水配管であったり、熱動弁駆動用100V線の接続ミスで、エラーコード「034」が点灯します。

エラーの深刻度は誤検知であれば低く、電源リセットなどの簡単な手順で復旧できますが、部品等が故障している場合には業者への依頼が必要です。

エラーコード「034」が出た時には、自己判断をせずに正しい方法で対処してください。

給湯器のエラーコード「034」の不具合内容

給湯器のエラーコード「034」の不具合内容

給湯器の配管や接続に不具合があり、誤配管を検知すると、給湯器リモコンにエラーコード「034」が表示されます。

おおまかには誤配管を検知した状態

給湯器のエラーコード「034」は、床暖房の温水配管で誤配管があると異常を検知して表示されます。

また、フィルタの詰りや湯はり電磁弁の不具合、熱動弁駆動用100V線で異常を検知した場合などにもエラーコード「034」が表示されます。

メーカーによっては、給気センサーや給気サーミスタの異常を示しており、同じ番号でもメーカーによって若干の違いがあります。

給湯器のエラーコード「034」の対処方法

給湯器エラー「034」の対処方法

全てのお湯の使用を止めて、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ります。しばらく待ってから再度電源を「入」れて、エラーが消えているか確認します。

操作後にエラー表示が消えており、正常に使用できれば、そのまま給湯器を使い続けても問題ありません。

しかし、復旧しなかったり、エラーコードが頻発する場合には給湯器の点検修理を依頼してください。

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給湯器のエラーコード「034」の深刻度

給湯器のエラーコード「034」の深刻度

エラーコード「034」は、給湯器における不具合の深刻度は低く、基本的には誤検知の可能性が高いです。

接続に関する問題であっても、通常であれば電源のオンオフなどでエラーはすぐに解除できます。エラーが消えない場合は、配線、部品の故障などの恐れがあります。

リンナイの給湯器エラー「034」原因と対処方法

原因は誤配管判定

リンナイの給湯器エラー「034」は、誤配管判定を示しています。具体的には、床暖房の温水配管や熱動弁駆動用100V線など、給湯器の基板から出る熱に反応して開閉する弁の不具合や配線接続の異常検知を示しています。

給湯器エラー「34」の場合は、給気サーミスタ異常を示しています。

対処方法・表示内容

お湯の使用を止めて、給湯器リモコンの電源を「切」ります。しばらく待ってから、再度電源を「入」れてエラーコードが消えているか確認します。

エラーコードが消えなかったり症状が頻発する場合には、メーカーのリンナイや給湯器業者に修理点検を依頼してください。

パロマの給湯器エラー「034」原因と対処方法

原因は外気温サーミスタ断線・短絡

パロマの給湯器エラー「034」は、外気温サーミスタの断線や短絡などを示しています。

外気温を検知するものなので、外気温サーミスタが故障してしまうと動作が不安定になったり、温めすぎたり冷やしすぎたりといった不具合が発生します。

対処方法・表示内容

給湯の使用を止めて、給湯器リモコンの電源を「切」ります。しばらく待ってから、再度電源を「入」れてエラーコードが消えているか確認します。

エラーコードが消えなかったり症状が頻発する場合のみに限らず、メーカーのパロマや給湯器業者に修理点検を依頼してください。

給湯器のエラーコード「034」が直らない場合

給湯器メーカーの復旧手順で対処をしても、給湯器エラー「034」が消えない場合には、給湯器の基板や開閉弁、配線の接続に問題が生じている恐れが高いです。

給湯器のエラーコード「034」が直らない場合は、メーカーまたは給湯器業者に対応を依頼してください。

まとめ

給湯器のエラーコード「034」は、給湯器の誤配管判定などが原因で起こるエラーでした。

誤検知であれば、電源のオンオフ操作などの簡単な手順で復旧できるケースも多いです。

エラーコードが消えない場合は、配線などの問題や基板、開閉弁の不具合という可能性もあるので、使用している給湯器メーカーや給湯器業者に相談しましょう。

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