給湯器の種類を仕組みと機能で理解!タイプごとの特徴も紹介

給湯器の種類を仕組みと機能で理解!タイプごとの特徴も紹介

一口に給湯器といってもさまざまな種類があることはご存知でしたか?給湯器というとガス給湯器を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、それ以外にも石油給湯器、電気給湯器もあります。さらに、ガス給湯器も機能の違いによって大きく分けて4種類がありライフスタイルごとにおすすめの給湯器は違ってくるので注意してください。

本記事では、給湯器の仕組み、機能から選び方の基本について詳しく解説しましょう。

給湯器の種類は主に3タイプある

給湯器の種類はまず何を動力源とし、どのような仕組みでお湯を供給しているのかの違いによって次の3タイプに分けられます。

ガス給湯器

プロパンガスまたは都市ガスを燃料として、水を流したパイプをバナーで加熱してお湯を作るのがガス給湯器です。

バナーの火力の上げ下げと水量の調整で温度を調整しますが、温度調整能力に優れているというメリットがあります。コントロールパネルであらかじめ設定しておいた温度のお湯がいつでも出てくるので大変便利です。

ただし、冬場は水道水の温度も低くなるため、夏と比較して火力も必要になります。厳冬地帯に住んでいる場合、単身世帯用ではなく二人世帯用というように、目安よりもワンランク上の給湯器を選ぶように注意してください。

石油給湯器

燃料となる灯油をタンクに貯めておき、それを燃やすことでお湯を沸かす給湯器です。配管内を流れる水を加熱してお湯にする瞬間式、熱交換器を使って水をお湯に変える貯湯式の2タイプがあります。

水道圧そのままを保ったシャワーを利用できるのはメリットですが、標準的な石油給湯器はお湯張りを止めるのが手動という点が使いにくいかもしれません。もちろん、お湯張り、追い焚き、保温、たし湯まですべて全自動のフルオートタイプもありますが値段も高くなります。

電気給湯器

電熱ヒーターまたは熱交換器で水を温めてお湯にします。電気料金が安い夜間にお湯を作って置いて日中の給湯に利用できるため、電気代を節約できるのはメリットです。

基本的にお湯の作り置きをする貯水型になるため、電気給湯器を選ぶ際にはまず1日に何Lぐらいお湯を使うのか正確に把握しておく必要があります。その際、平均ではなく最大でどれぐらい使用する可能性があるのかを基準にしないと、タンク容量不足になるので注意しましょう。

ガス給湯器は機能別で4種類

給湯器の中でももっともポピュラーなのがガス給湯器です。実際、ガス給湯器の導入を考えている人も多いのではないでしょうか。ガス給湯器は機能ごとに次の4種類に分類されます。

ガス風呂給湯器

1台でお風呂、キッチンなどのお湯をまかなう給湯器です。通常、自動湯張り機能、追い焚き機能なども備えています。ガスふ風呂給湯器はさらに次の3種類に分類されます。

設置フリータイプ

給湯器から離れた浴槽にポンプでお湯を循環させて自動でお湯張り、追い焚きなどをします。マンション、アパート等の集合住宅への設置も容易です。

浴室隣接設置タイプ

浴室に隣接して設置する給湯器です。一般的に戸建住宅ではこのタイプになります。浴槽には2つの穴がありお湯を循環させてお風呂を沸かします。

壁貫通タイプ

浴室の壁から給湯器本体が突き出すように設置するタイプになります。バランス釜という昭和時代の給湯器でも壁貫通タイプの場合は交換可能です。

ガス給湯専用機

1台でお風呂、キッチンなどに給湯しますが追い焚き機能はありません。単身世帯マンション、アパートなどは多くの場合こちらのタイプです。

ガス給湯器(高温水供給式タイプ)

追い焚き機能はありませんが、約80℃の高温水を供給することでお風呂の温度を温かく保ちます。こちらも単身世帯マンション、アパートなどによく設置されているタイプです。

ガス給湯暖房用熱源機

ポンプでお湯を循環させながら自動湯張り、追い焚きを行うだけではなく、温水暖房機能もあり専用端末を設置すれば床暖房などを利用可能です。さらに浴槽暖房乾燥機、ミストサウナなども使用できます。

ガス給湯器4タイプの機能を一覧で比較

ガス給湯器の4タイプ、ガス風呂給湯器、ガス給湯専用機、ガス給湯器(高温水供給式タイプ)、ガス給湯暖房用熱源機の4種類の給湯器について各機能の有無をまとめました。ライフスタイルに応じて本当に必要な機能はどれなのか考える際の参考にしてください。

給湯器の種類 給湯 追い焚き 暖房
ガス風呂給湯器
ガス給湯専用機
ガス給湯器(高温水供給式タイプ)
ガス給湯暖房用熱源機

エコ給湯器の種類ごとの特徴

最近、ますます注目されているエコ給湯器。電気、ガス、石油などを利用しながら、従来型にない工夫をしてさらに効率良くお湯を沸かしているのが特徴です。エコ給湯器にはエコキュート、エコジョーズ、エコフィールなどがありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

エコキュート

オール電化の家庭によく設置されている、電気料金の安い深夜にお湯を作るエコ給湯器です。設置時には約40万円〜75万円も必要ですが、他のエコ給湯器と比較して最もランニングコストがかかりません。ただし、貯湯タンクを設置するための畳一畳分のスペースが必要になる点に注意してください。

エコジョーズ

ガスを利用したエコ給湯器のエコキュートは、排熱も利用してお湯を作るため従来型のガス給湯器と比較してガス代を大幅に節約できます。瞬間式のため貯湯タンクも必要なく、初期費用も約25万円〜40万円とエコ給湯器の中ではリーズナブルです。

エコフィール

灯油を燃料としているエコ給湯器です。瞬間式で貯湯タンクは不要、石油臭さもありません。ただし、灯油タンクを設置し定期的に灯油を補充する手間がかかります。ドレン管が必要なので初期費用も余計にかかりますし、灯油価格によってランニングコストも変動しがちです。

給湯器の種類の選び方

以上のように給湯器にはさまざまな種類があります。実際に選ぶ際には次のような点に注意してください。

追い焚き有無・家族人数・暖房対応で絞り込むのがシンプル

ファミリーなら追い焚き機能は必要ですが、一人暮らしの場合はなくてもかまわないでしょう。家族が多ければそれだけたくさん給湯できる能力も必要です。貯湯型の場合、2〜4人で300L、3〜5人で370L、4〜7人で460L、5〜8人で550Lが目安になります。

いくつかの給湯器に絞り込めたら、あとは暖房機能がついているかどうかで給湯器を選択してみてはいかがでしょうか。欲しい給湯器が決まっても、業者ごとに結構値段が違う点に注意してください。見積もりは必ず複数社に依頼するようにしましょう。

物件・地域により使えるタイプが決まってくることも

やはり、マンションやアパートでは設置スペースも限られているのでガス給湯専用機、ガス給湯器(高温水供給式タイプ)などがふさわしいでしょう。一方、戸建ての場合は4タイプのどの給湯器でもとくに問題ありません。

ただし、エコキュートの場合は外気を取り込んでお湯にするため、外気温が-10℃以下になるようば場所では効率良くお湯を沸かせないなどの問題があります。各エリアごとに向いている給湯器があるので、地元の業者に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

給湯器にはさまざまな種類があります。種類ごとに動力、機能も異なるので、じっくりと選択するようにしてください。ファミリーなのか単身者なのか、集合住宅なのか戸建てなのか、寒冷地なのか温暖地なのか等、条件によっておすすめの給湯器も違ってきます。

地元の業者に相談し、なおかつ複数社に見積もりを依頼して、適切な種類の給湯器をできるだけリーズナブルに手に入れましょう。

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